正欲(新潮文庫)

124件の記録
しゃけ茶漬け@hy_01202026年5月1日読み終わったある事件に関わる複数人からの視点で描かれた欲の正しさについてのお話し。 多数派の価値観が一般的と呼ばれる社会のあり方に疑問をもてた。 他者から理解されることを諦めた性的指向の少数派同士が「つながり」を感じているのに対し、自分の正しさに自信をもつ検事の家族関係が冷えていき、つながりが希薄になる描写が印象的だった。 解説が秀逸で、物語のテーマをわかった気にさせてくれました。再読したい。




てるふぉん@ANKAKEYAKISOBA2026年4月17日読み終わった私は、なんだかみんな個々では、本当にそうなのか、を探りあっているのが人間、みたいな 望遠のマーチのように、みんな集まって 全員ひとりぼっちのような、そういう存在であることを伝えたかったのかなと読了して思いました。 その同じ、本当の理解を対話で深めれることができる存在がいたら、離れないし、居なくならないでと願うんじゃないかなと。 心の奥の奥の実はこう思ってて、の部分をオープンにするのは必ずできるわけではなく難易度の高いものだけれども、 その人らしさを守るためにも自分が相手にどう立ち回るべきか、私は今から誰か相手とのやり取りが変わってくる一冊だと思いました。
ヤマ@ymdknn2026年4月16日読み終わった私にも不登校の息子がいるので寺井の気持ちは大いにわかる。が、マイノリティ属性も持ち合わせているので他の登場人物の気持ちもわかる気がするし。 気持ちが行ったり来たりした。

はま@takato07242026年4月15日かつて読んだ多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。時に吐き気を催し、時に目を瞑りたくなるほど、自分にとって都合の悪いものがすぐ傍で呼吸していることを思い知らされる言葉のはずだ。
nica@nica2026年3月25日読み終わったKindle古本屋(a) 読み終えた後に多様性と言う言葉の意味を こんなにもじっくり頭の中で考えたのは 今が初めて それとアマプラでも見てみた まぁ 新垣結衣と稲垣吾郎の役が良かった

- 和三盆@GyokuroMatcha2026年3月7日読み終わった多様性を理解しているつもりでも、思いもよらない多様性が存在する可能性があり、つまり多様性という言葉を発する人間自体の想像の範疇の多様性にしか収まらないわけで、ある人間が多様性という言葉で何かを表現しようとした時点でそれはもう多様性ではない。 正しい性、で正欲か。 人間って、ずっとセックスの話してるよね。でくそわろた。たしかに。 2026/3/2〜3/7


低温調理@tyori_41412026年1月12日読み終わった意図せず人を傷つけたことがある私にとって、とっても考えさせられる物語だった。 何が正しいか、何を持って正しいとするのか、正しくないとされていても正しくないもの同士で繋がっていたら、それは愛なのではないか。 「いなくならない、と伝えてください」に全て詰まってるなと感じた。 朝井リョウ先生の作品を初めて読んでみたが、どんどん読んでしまった。読んでよかった。

- 🪩@mn092025年11月5日読み終わった▼ややネタバレあり▼ 結構読むのがしんどかった。 水、のようなマイノリティでは無いけど、大多数側ではない自覚が大いにあって悩んだり苦しんだりしたこともあり理解できる感覚があるので、悩む人たちを読み進めていくのが苦しかった。オチも分かっていることも相まって。 「躊躇なく川に飛び込めない」、自分の立ち位置を常に確認し続ける感覚。 そのなかで夏月と佐々木がお互いの輪郭を強くするために、繋がっていくのは良かった。 物語の終盤では、私は八重子が無理で最後の方は流し読みしてしまった。諸星にわずかな光を与えられたのは良いとして、彼女がやっていることはそれこそある種ストーキング行為であって、私はその生々しい欲と正しくはある意見の温度差に「いやいや」と思ってしまった。そういう構図として描いているのかなとは思ったけど。 多様性や理解というのは重要だと思うけど、人は誰しも直感的に本能的に不快に思ってしまうポイントがどうしてもある。読みながらそうも思った。 話は逸れるけど、そもそも最近多様性=人から外れてても良いんだよみたいな肯定のベクトルが、個性的なファッションやメイクであったり、世の中に迎合せず思ったことややりたいことをやっていい文化みたいになって来ているのがあまり好きじゃない。 そうじゃ無い人はつまらない、個性がないみたいなラベリングがされていき、結局「正解の側」を押し付ける風潮になっていると感じる。 それゆえ複数の登場人物や客観的視点からマジョリティの人間とはどうなのか捉えていく感じは面白かった。 自分たちが大多数側だと思っている人たちもセックスのことの「正解」がわからないから確かめ合うという辺りとか。 ポインティが「猥談の面白さって、性欲とか性体験って人によって千差万別なのに、表面上では絶対分からないし隠されてるからこそ面白い」 的な話をしていたのを思い出した。


かつのいぬお@Wendy08132025年6月29日読み終わった『正欲』読了。 多様性という言葉を本当に必要としている人間こそ多様性という言葉、それを扱う多数派の人間に苦しめられている。 多数派の人間を羨み、馬鹿にしている登場人物も結局のところ少数派なりに繋がりを求めて多数派と同じ尺度で生きようと求めるのは人間の性であると感じました。
いぬを@_____on7222025年4月16日読み終わった@ 電車共感を求めて他人と繋がりたいひと、共感を受け入れてもらえないからと繋がりを断ちたいひと、それぞれの立場がある。 読む前の自分に戻れない、とはまさにこのこと。 他人との接し方を考えさせられました。







- まいまい@puri_tabetai2025年3月23日読んでる@ 本の読める店fuzkue 下北沢初フヅクエ、静かで超落ち着く、どんどん読める 包丁のトントンいう音とか、コーヒー淹れるシューって音とか、ずっとこういう空間にいたい



t@tm_10332025年3月22日読み終わったもっとはやく読めばよかったと思った。 理解してもらいたい・受け入れてもらいたいと願う気持ちと、なぜ他者から承認を得る必要があるんだろうという気持ちが同時に存在している。 私は私のままここに生きているだけなのに。


〽︎@ld_8i2025年3月19日読んでる電車移動の時ちまちま読んでる。映画でちょい役だったキャラが原作ではそんなことなくでビビった。メディア化作品は原作と映画アニメなどどっちを先に見る方がいいのか……
離乳食@munimuni2025年3月14日かつて読んだ前に朝井リョウがラジオで「性欲ってコントロールできないからエロいって思うんじゃないかな」みたいなことを言ってて、その熟考の果てにできた作品なのかも、と思ったり思わんかったり


- なの@nagae-n1900年1月1日読み終わった後味はよくないが、考えさせられる内容で面白かった。人は常にどうやってマジョリティに入ろうかと考える生き物だと思うし、生きてる限りその呪縛からは逃れられない。でも歳をとるにつれてその感覚を鈍らせることは、できる。図々しくなるというか、開き直るというか。あるカテゴリで3分の2に入って、別のカテゴリでも3分の2であろうとしても、確率は9分の4。マジョリティである率は下がっていくのだから無意味ではある、と。誰だってどこかしらマイノリティなんだよね。
























































































