
OSOBA
@manya02
2026年5月2日
あとはおいしいご飯があれば
柊サナカ
読み終わった
鰹節の出汁のように、心と胃袋にじわっと沁みる13編の短編集。
「なぜ彼らはその料理を選んだのか」という日常ミステリーのような謎解きを、一話完結のテンポ良い展開で楽しめます。
特にお気に入りは『秘密のお昼』と『雨の日のカタツムリ』。
どんなに寂しくても、おいしいご飯さえあれば、今日という日は自分の手で良くしていける。大人になっても、あの味を通じて大切な記憶と繋がっていられる。
悲しいことがあっても、温かいものを食べて明日を迎えようと思える。そんなお守りのような物語です。