益田 "消滅世界 (河出文庫)" 2026年5月2日

益田
益田
@msd
2026年5月2日
消滅世界 (河出文庫)
まずこの世界は嫌だなと思った 物語としては社会の構造の歪さとその歪さに翻弄されるSFという話は好きです 私は合理システムだとしても人間は非合理的で共通の倫理と共同体とともにその非合理的な部分を救いに、反逆して生きることがそれが人間たらしめると思うから絶対こんな家族という最小の共同体を解体して内面すら徹底的に個性を奪い合理化された世界は嫌だねと思いながら読んだ 作者が異性愛規範を否定し、恋愛や性愛・性欲は娯楽である同様に作者は現社会における推し活も性欲であるという思想は面白い(interest)だと思った 私も雨音のように「呪い」や非道徳的なものを継承したいという感情を強く持っているのでずっと呪いをふりまきつづけたい 私は今の社会だと非道徳的であるとされる煙草や喫煙の楽しさと良さを教えるジジイババアにカッコ良さをうっすらずっと感じつづけているから
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