

益田
@msd
頑張って読んでます メモも兼ねて引用してます
- 2026年5月7日
花ざかりの森・憂国三島由紀夫借りてきた - 2026年5月7日
- 2026年5月2日
消滅世界 (河出文庫)村田沙耶香読み終わったまずこの世界は嫌だなと思った 物語としては社会の構造の歪さとその歪さに翻弄されるSFという話は好きです 私は合理システムだとしても人間は非合理的で共通の倫理と共同体とともにその非合理的な部分を救いに、反逆して生きることがそれが人間たらしめると思うから絶対こんな家族という最小の共同体を解体して内面すら徹底的に個性を奪い合理化された世界は嫌だねと思いながら読んだ 作者が異性愛規範を否定し、恋愛や性愛・性欲は娯楽である同様に作者は現社会における推し活も性欲であるという思想は面白い(interest)だと思った 私も雨音のように「呪い」や非道徳的なものを継承したいという感情を強く持っているのでずっと呪いをふりまきつづけたい 私は今の社会だと非道徳的であるとされる煙草や喫煙の楽しさと良さを教えるジジイババアにカッコ良さをうっすらずっと感じつづけているから - 2026年4月30日
地下室の手記ドストエフスキー読み終わったgptに似ているキャラクターは?と聞いたら地下室の手記の男と言われたので積読していたのを読んだ 最初から合理主義や理性への過信に対するぼやきが綴られていて難しいと思いつつも共感できる部分が朧気にあり読み進めた ぼた雪からの話は笑えるところもありつつ「私もこんなことあったよな」と若干冷や汗書くような描写がありつつで楽しく読めた うだうだととぐろをまいたような自閉的思考と焦燥がとても他人事とは思えず支離滅裂さと反合理が今もカウンターになりうるのか考えた - 2026年4月26日
読み終わった宇野重規の新書2冊とも面白かったのでこちらの本も読んだ ルソーの一般意志やそもそも社会契約論ってあるけど全くわからない状態だったため、平易にコンパクトにまとめられていたおかげで理解することができた 二律背反に苦しみ引き裂かれそうになる感覚という話を見た時、フェミニズムに触れた母親がどうフェミニズムと家に折り合いをつけるのかというポストを思い出した これ以外にもどちらかに傾倒するのではなくその狭間にいる人は沢山いるだろうし(私もそう)共同体という紐帯や共通の道徳理念の課題・責任というものは常々問われている気がする(もちろんその社会性というものが共通であるからこそ異物を排除する問題にも繋がるという懸念はあるはず) 批判される点はもちろんあるけどルソーは再評価されるのじゃないかなと思った 超利己主義者や怠惰と極端な演繹による諦念が渦巻く世界だからこそリベラル的でありつつも共同体やイエという保守的な傾向も求められているような気がする - 2026年4月16日
アレント入門中山元読み終わった『全体主義の起源』と『人間の条件』が気になっていたので流れでまとめられていて手応えがありつつも読みやすかった(前に読んでた本と地続きだったおかげがあるかもしれない) 3章からの悪の凡庸さからはじまる道徳の話がかなり面白かった 他人の立場の思考や文脈を考えることが肝である人間が思考や想像力をやめることが凡庸的な悪になり全体主義に陥るというのは他人事じゃないと思うし自分がそうなってない確証があるのかも分からないのがゾッとした 道徳の話はフロムのナルシズムの批判を思い出した 利己的で他人の差異を優劣だと判断することがSNSから飛び出して現代の実生活で蔓延っている今、他者を思い共同体の倫理の共有しつつの批判的思考の重要性を改めて感じた - 2026年4月15日
ルバイヤートオマル・ハイヤーム,小川亮作読み終わった最初から最後まで楽しく読めた というかどの文章も美しく虚しい 諦念がまじる享楽 どんなに享楽にふけても執着してもいずれ朽ちるんだよなあという感覚がある(気がする)自分としてはかなり好きな詩が集まっていた お酒って嗜好の極みだなと改めて思った - 2026年4月15日
死者の奢り・飼育大江健三郎読み終わった『死者の奢り』と『他人の足』と『人間の羊』が好みだった 沈殿されたコーヒーの原液並に苦い雰囲気が常にまとわりついてる作品たちでこの年齢でこんな文章を書けるのかと感嘆した 閉塞感ある世界における異質なものと剥き出しの人間の醜さが描かれていて重く常に気味の悪い感じを体験できた こんなに気味悪いのに読む手が止まらないのが作家の文章の上手さを改めて実感させられる… - 2026年4月3日
レイシズムルース・ベネディクト読み終わったレイシズムは世迷言であると断言して文化人類学的視点や歴史的根拠から批判している本 目に見える差異や対立は人種(他の属性でもいい)を見るのではなく対立そのものがなにであるかを突き止める必要があるという文章は以前どこかで見た「目の前の対立してる相手ではなく大きな社会構造や権力を批判して対立相手と手に取る」という言葉と繋がり個人的にかなりピンときた 第6章から今と繋がってることを実感して自分ごとのように思えてきて怒涛の勢いで最後まで読めた 1940年に書かれた本だけど今でも通じる内容だと思う ただ、国という拡大された内集団は次第に倫理を共有しない超利己的個人主義者が増えた今だからこそ対話や利他というワードが注目されているのかもと思った - 2026年4月1日
滅ぼす 上ミシェル・ウエルベック,木内尭,野崎歓,齋藤可津子読み始めた - 2026年4月1日
アレント入門中山元読み始めた - 2026年3月31日
肉は美しアグスティナ・バステリカ,宮崎真紀読み終わった屠殺に近い職業に従事していたのもあり実際の屠殺に近いなという印象を受けた ここまで淡々としていながらも食肉という快楽の残酷さのスパイスが効いたディストピアを書いてるのは食肉文化批判側の作者だろうと思ったらヴィーガンの方で納得 快楽重視の世界だからこそ搾取的描写や社会構造で下層の人間が肉になっているのも妙にリアイリティがあった 倫理観なかったり強烈な差別的感情あったりって出てないだけで内包してる人は当然いるなってぼんやり思った 合理的判断で恐ろしかったし人の肝だと思った 道徳かつ倫理的に食肉を批判するヴィーガンの作者だからこそ描き出す徹底した差別的(道徳的ではない)な人間の描写の仕方で唸った - 2026年3月31日
肉は美しアグスティナ・バステリカ,宮崎真紀読んでる(以下めちゃくちゃ序盤までしか読んでない人間の感想です)初っ端から現社会の畜産に関する問題提起をしているのがわかる ただ、私はその問題提起に関しては仕事で直に経験しているから既に取り込んだ価値観と考えのためスラスラ読んでるけど、いきなりこれ読む人が嫌悪感や気づきによる自覚があるのかもしれないなーと思った - 2026年3月30日
肉は美しアグスティナ・バステリカ,宮崎真紀読み始めた - 2026年3月28日
民主主義とは何か宇野重規読み終わった古代ギリシアから始まる歴史をかなり簡潔でありつつも丁寧に民主主義の歴史を進めていく本 なぜ政治思想史/哲学史を読む必要があるのかということを理解させてくれた また、各人物の著作や思想を端的にまとめているおかげで次の本に進む道標としてとても良かった! 宇野が「公共性/共同体」と「参加すること=責任を伴うこと」を重視している姿勢が本の最後の方になるにつれ節々に出ていたし、それはまだまだ不確定な民主主義を考えて行く上で大事な杖になるなと思った 作者の言う大きな危機に今直面していると私は思っているがこの危機を乗り越えて批判され新しくまた民主主義は(各々が思う)定義や姿が変わっていくのだろうとぼんやり思った - 2026年3月11日
14歳から考えたい 優生学フィリッパ・レヴィン,Philippa Levine,斉藤隆央借りてきた読み終わった優生学ってナチスのやつでしょ?くらいの知識で読み始めた。ナチスの政策は優生学におけるごく一部の事例だったことが驚愕!人種・障害を迫害するという認識であったけど多岐に渡ることを学べた!国をあげての政策は非難されても個人で選好した結果、特定のマイノリティが排除される可能性もある以上、どこまでが思想でどこまでが個人の思想への介入になるのか気になった。障害者に対する差別偏見だけに留まらず人の容姿をこき下ろすことを是とする世論が増えただけに留まらず「旧優生保護法が正しかった」と宣ってるに近い極論を言う人間が増えている今、他者/社会と自分の断絶が増えてきているからこうなっているのかもしれないとぼんやり思った - 2026年3月11日
民主主義とは何か宇野重規読み始めた - 2026年3月11日
- 2026年3月5日
ユリイカ 2024年12月号 特集=お笑いと批評つやちゃん,人間横丁,山本浩貴,鈴木亘ざっと読んだリハビリもかねて読んだ ※以下論理や文の繋ぎが変な話が長々とかかれています 久しぶりに西の芸人が優勝して大盛り上がり&今まで賞レースは漫才中心にまあまあ見る程度の超茶の間だった私が劇場に通い始めたので図書館で(申し訳ないけど!)飛ばし読みもありつつもできる限り読んだ 「誰も傷つかない漫才」と謳われることがあるけど、(その是非は一度置いておいて)どういう意味で使われるのかと考えたかったので、この本は参考になる話や本が紹介されていて良かった 個人のカテゴライズが笑いの対象となり笑いの主体は社会 だから社会と個人の線引きの行為でもある この笑いの対象にされ、社会から疎外された人たち(なんかヘーゲルにこんな話ありましたね)が本質をみられることなく抽象化された!=迫害されたと感じた時に、笑いは失敗して炎上するのかもしれないと思った 迫害された!と感じない漫才はなんなんだろうって思うと、構造の歪さや論理のズレ(要はツッコミ)が活かされた漫才やヨネダやトム・ブラウン (今回だとイチゴもそうかな?)賞レースの規範破壊型が傷つかない漫才と謳われるのかも でも最近の爆発したメンバーを見るとニンが強い漫才が今一番強い気がする じゃあ優勝したたくろうは歪さはあってもツッコミはない(これは塙さんがYouTubeで言ってます)でもニンが強烈 そしてそのニンが実際にいる誰かの居場所を与えるようなものが重要?赤木さんはラジオで人見知りだと自称する人から感謝されることがあるって話をしてた 想像から抜き出してモノ化された漫才はネタ作成者のパーソナリティを突き詰められたものでありつつも観客と共有できることが「傷つかない漫才」の正体なのかもなーとか思った - 2026年1月11日
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