
たけの
@haruna15151515
2026年5月1日
自炊者になるための26週
三浦哲哉
読み終わった
感動>面倒になれる日は来るのか?
私の家には包丁がない。なぜなら自炊をしないから。ただし、食べることは大好きで、自他共に認める食いしん坊である。食いしん坊は年々加速していて、セブンイレブンでありものを食べるだけでは満足しなくなっている今日この頃。いや、嘘。セブンイレブンには毎日感動してるわ。うーん、なんやろう。なんていうか、創意工夫を持って、より選んで吟味してこだわって、「食」に挑んだ時の嬉しさみたいなものを手に入れたい気持ち?が強くなっている。それを究極の食いしん坊と呼んでいる感じですかね。
自炊って、食いしん坊を満たす究極の方法では?と薄々気づき始めた時に見かけたのがこの本。
本書に書かれてる通りに出汁をとって、味噌汁を作ってみた。カタクチイワシと昆布を入れて30分、弱火で沸騰させて濾す。具材を入れて、火を止めたら味噌を溶き入れる。思ってるより、簡単で、飲んでみたらしみじみとまろやかで美味しかった。そして、「確かに出汁って海なんや!」と悟った。魚を海藻の中を泳がせているような気持ちでとった出汁は、入れた具材も含めて、懐の大きな海で包まれてるような大らかな風味がするような気がする。
奈良県海なし県で育ったから、海とは縁が遠いと思ってたけども、自分の中に海が深く根付くことに感動した。これが島国日本の心、そして風味なんやな。感動。4周目までは包丁がなくても進められるところも素敵。良著でした!
