
余白
@ruisui
2026年5月2日

イラクサ姫と骨の犬 (ハヤカワ文庫FT)
Tキングフィッシャー,
原島文世
読み終わった
面白い設定のファンタジーでした。
主人公が姉を助けるために、不可能を可能に、傷つきながら苦しみながら道を開いていく話でした。
あとがきで、作者はこう触れています
——
児童書作家として、ある編集者に『えんどうまめの上のお姫さま』を改作した話を書けないかと訊かれましたができませんでした。昔からあの話は…そう…苦手だったからです。なぜ王子はそんなに敏感な肌の花嫁を望むのでしょう?
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私もあの物語ちょっと意味わからなくて、作者の思いに共感しました。
この作品のヒロインは、王女であるのに冒頭から痛みの感覚を失うほど傷だらけになっています。
満身創痍になりながら、姉を助けたいという思いで、自分自身と戦う姿は、美しかったです。



