
余白
@ruisui
- 2026年8月13日
- 2026年8月12日
罪と罰 中 (岩波文庫)ドストエフスキー,江川卓読み終わった妹ドゥーニャの婚約が解消されてホッとしました。 婚約者ルージン氏は思った以上に傲慢で、「女性を支配しよう」という最低な人間でした。 上巻ではテンションが高くて鬱陶しいなぁと感じていたラズミーヒンが、今回はめちゃくちゃ頼もしく感じました。 病んでるラスコーリニコフに変わり、母妹を支えてくれる人になりそうです。 そしてなぜか、赤の他人が「自首」して来ました。下巻では、ラスコーリニコフの所業が暴かれるんですよね? 夏休みの間に読み終えれるように、下巻に進みます。 - 2026年8月10日
夜のフロストR.D.ウィングフィールド,芹沢恵読み終わった流感が署内で大流行し、人員不足の中、行方不明の新聞配達少女の失踪、また別の少女の自殺、老女連続殺人…事件てんこ盛り。 今回の相棒は新人の部長刑事として、栄転して来た若造。 いつも相棒は最初こそ心底フロストを嫌っていて、でも、振り回されてるうちにだんだんとフロストの良さに気づいていくんですが、今回の相棒は、最後までフロストに対して冷たくてなんか…モヤモヤしました。 連続老女殺人の犯人が死んで終わりなのも悲しい。 でも、フロストシリーズはやっぱり良い。 ちょっと下品だけど、ユーモアと皮肉に富んだ会話も素敵。 - 2026年8月10日
罪と罰 上ドストエフスキー,F.M.,江川卓読み終わった学生時代に読んだのですが、全然理解ができていなくて。読み直したいと思っていました。 江川訳がいいと聞いたので、今回は江川訳にしました。 金貸しのおばあさん姉妹を殺害するシーンは、追体験しているような感覚に囚われます。 その後の不安定さも。 上巻で印象に残ったのは お母さんからの手紙とマルメラードフ(ソーニャ父)の語りです。 お母さん、「便箋2枚にびっしり書いちゃったわ」とか言ってますが、その手紙の長さは模造紙2枚だったのではと思える長さです。お母さんが手紙で語っている、妹の婚約者の考え方(自分より貧乏な女性を嫁にもらいたい、夫が妻に負い目を感じるようなことがあるのはよくないし、妻が夫を自分の恩人と見ている方がいいから)も印象的でした。なんちゅう思想やねん。 - 2026年8月9日
読み終わった法医昆虫学捜査官シリーズ4 山の中、ガードレールの下にバラバラ死体が発見される。 またここから誰が誰になぜ殺されたのか?を推理していく話でした。 今回の殺害理由は鳥肌が立ちました。 へぇ…人間も香水の材料になれるのかぁ…… 今回は山岳救助隊出身の牛久さんが相棒。最初、ハエやウジに対して恐怖感が強くすぐに嘔吐されてましたが、岩楯さんと一緒に赤堀先生に振り回されているうちに、めちゃくちゃ耐性ができていたのが、人間って成長するんだなと思いました。 最初の死体描写がそんなにエグくなかったので、安心していたら、途中でウジの大雨が降って来て、ゾワっとしました。髪の毛の中を這い回ったり、ワイシャツの首元から中に入ったりしてました…コワイヨー - 2026年8月5日
読み終わった図書館で借りた本 法医昆虫学捜査官シリーズを楽しく読んでいるので、興味を持ってしまい借りたけど…。そうだよね、実際は、無邪気でド天然で空気読めない昆虫学者が捜査官をしているわけじゃないよね。となりました。 日本の法昆虫学第一人者と呼ばれている三枝先生の日々のお仕事の様子やウジの成長や人の死体のどこに虫が食いつきやすいかなどについて、エッセイ風に淡々と(本当に淡々と)語ってくれています。 非常に勉強になりました。 昆虫学から見た、死後の経過時間を計算する式まで披露してくださってます。 短い本なのですぐに読めますが、これも食事中などは絶対に読めない本です。 内容も虫についてですし、図解も多いですから。 - 2026年8月4日
- 2026年8月3日
役者廃業・三婆有吉佐和子読み終わった有吉佐和子さんの短編が7つ入ってました。 有吉さんの本に登場する人は、やたらと生活感があるように感じます。 どの話も面白かったですが、特に 「なま酔い」 「三婆」 が気に入りました。 解説も、素晴らしかったです。 - 2026年8月2日
斜陽館殺人事件P・J・フィッツシモンズ,中山宥読み終わったライトミステリでした。 アンティ・ブジュレーが友達の館で起こった不可解な殺人事件を解決する話です。 それなりに楽しめました。 この本はすでに11作目まで出ているのだとか。 そして2作目がめっちゃ楽しみ。 訳者あとがきにこう説明が。 —— 次なる舞台は、クリスマスの雪深い田舎町。アンティが叔母のカントリーハウスを訪れたところ、いきなり「メリークリスマス!ツリーの下に死体があるわよ」と言われます。 —— …2作目の翻訳が出るのが今からワクワクです - 2026年8月1日
水底の棘 法医昆虫学捜査官川瀬七緒読み終わった荒川の中州で見つかった男性の腐乱死体。 所持品は割柄ドライバーのみ。 当初は絞殺体だと思われていたが、その後の調査で溺死体であることが判明。 そして虫たちはこの死体が海から流れてきたことを教えてくれる。 法医昆虫学捜査官シリーズ3 主人公、岩楯警部補の相棒にはシリーズ1のワニさんが復活。 今回は、海洋虫が出てきました。あとシャコ。気持ち悪いのに読むのを止めれない…。 毎回腐乱死体なので、まず「誰か?」から始まります。 刺青から被害者を解明していくのですが、その時の刺青についての知識なども勉強になりました。 無邪気な昆虫学者が、安定の無邪気さで頼もしいです。 法医学の権威にキッパリ相対して意見する姿勢も素晴らしいです。 —— 虫は人間がいなくても生きていけるけど、人間は虫がいなければ生きられないんですよ。彼らが担っている役割は、わたしたちの生に直結している。法医昆虫学が(法医学の)蚊帳の外に置かれているとすれば、それは人が万能だという驕りの表れです - 2026年8月1日
額田女王井上靖読み終わったあかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る —— 先日『配達あかずきん』を読んだ際、中の短編の一つに引用されていた、額田女王について知りたいと思い手に取りました。 皇子兄弟二人から愛されるも「心だけは渡さない」と自身に言い聞かせながら流されるしかない額田女王が痛いです。 そして、大海人皇子との間に生まれた十市皇女との母娘関係もヒリヒリ痛いです。 この本を読むまでは、「モテモテの人」みたいなイメージだったのですが、時代に流され男性に翻弄されるしかなかった時代の精一杯のなにかを感じました。 - 2026年8月1日
警視庁公安部喫茶課陽向悠里読み終わった「ハム屋」という名前の喫茶店を経営する元公安部捜査官の稲さんという主人のお話。 前半は、ご近所さんのお悩み相談を解決。途中からは官民協力しての諜報活動、途中で戦線離脱を言い渡されてからは、一人での活動(もちろんバレてる)、からの大団円。 作者ご本人が、元公安部捜査官ということで、この本が出た時に話題になって興味持っていました。結果、あまり好みではありませんでした。残念。 それよりも、警察組織を出た人間が、こうやって退職後も官から指示を受けて諜報活動することがあるのかと思うと、「怖すぎる」という感想の方が適切かも。 この本がおとぎ話でありますように。 - 2026年7月31日
水面の弔花アン・クリーヴス,玉木亨読み終わった浴室内に沈む少年の死体。その周りにはたくさんの花々が散りばめられていて…。 二日後には同じようにたくさんの花々が周囲に散りばめられた絞殺体が近くの浅瀬で発見される。 この二つの事件を追う、ヴェラ警部(と彼女が率いるチーム)の話です。 ドラマが有名みたいです(ちょっと興味あり)。 作家のアン・クリーヴスさん、何冊も翻訳されてるようですが、わたしは初読み作家さんでした。 容貌を気にせず、いつもサンダルを履いて、白いツバ付きの帽子をかぶっていて、大柄で、中年のワーカーホリック気味の女性警部ヴェラが主人公です。 人にも自分自身にも仕事に対して厳しく、事件を追う執着がすごいです。 作家が違いますが、フロスト警部から、下品さと臭さを抜いて、性格のキツさを足したような、魅力的(?)な人です。と、言うことで、坊や役のジョーが可哀想。。このシリーズはずっとジョーが相棒なんですかね?それともフロストシリーズみたいに相棒変わるのかな? これがシリーズ1作目の翻訳みたいなので、続きの翻訳が楽しみです。 展開、犯行理由などどれも好みの落とし所でした。 『水面の弔花』(みなものちょうか)というタイトルも詩的で素敵です。 - 2026年7月30日
犯罪者 上太田愛読み終わったアマプラでドラマ化されてるようですね。 広告を見て、久しぶりに再読しました。 修司、相馬、鑓水の3人のこのシリーズは大好きだけど、特に好きなのはこの1作目の『犯罪者』。 ちょっと人が死に過ぎる感があるけど… 修司の命が狙われている理由と、企業が隠蔽しようとしていることがわかってきたので折り返し。 どうやって明るみに出していくかになります。 結構前に読んだ本だったので、再読でも新鮮です。 もともとドラマ脚本されてた方が書かれた本なので、ドラマ化されるの遅かったなぁくらいの感覚。アマプラドラマも気になるところです。 - 2026年7月29日
- 2026年7月29日
読み終わった法医昆虫学捜査官シリーズ 2 シリーズ1作目が面白くて、続けて読みました。 レンタルトランクルームから発見された中年女性の腐乱死体。 死体は誰なのか? 今回も虫を辿って、死体となった人物、犯人、動機を解明していくお話。 ドナー提供者の家族、ドナー提供を受けれずに家族を無くした人。そしてドナー提供の順番を操作した人間。それによって利益を受けたドナー待ち患者とその家族。 なかなか闇深い話でした。 この作者さんは、本を書くにあたって参考にした資料を明記してくれています。 海外では、すでに昆虫学が捜査に利用されてるようなので、参考資料なども読んでみたいと思いました。 シリーズ3 『水底の棘』に進みます - 2026年7月28日
法医昆虫学捜査官川瀬七緒読み終わった火災現場で見つかった女性の遺体を法医学教室で解剖してもらったところ、食道と胃が見つからない。 さらには大量のウジ虫が球体となってその遺体から出てきて… 法医昆虫学捜査官シリーズ1作目。 わたしは食事をしながら本(ミステリ含む)を読むのだけど、この本は流石に読めなかった。 最初の解剖シーンは、本から匂いが漏れ、虫がわいてきそうでリアル。 ただ、死体についた虫や虫の死骸から、その死亡時刻や、犯人、さらには動機まで解明していく話は面白い。(この作者さんの、古着から謎解きするシリーズも知識すごいなと思う) これもシリーズものなので、2作目へ。 - 2026年7月28日
菊池寛アンド・カンパニー鹿島茂読み終わった文藝春秋創刊100周年を記念して書かれた本 このタイトルには 「菊池寛とその仲間たち」 「菊池寛株式会社(つまりは文藝春秋社)」のダブルミーニングが含まれてる。 先日、北村薫さんの「六の宮の姫君」を読んで、菊池寛という人に興味を持ち読みました。すごいボリュームでした。 無邪気で奔放で義に厚い。人として魅力的な人だったんだろうなと思います。 可能性の塊みたいな人だったみたいで、「もしもこの時……していたら」みたいな話もてんこ盛り。 菊池寛の大きさを感じれる本でした。 - 2026年7月26日
- 2026年7月25日
ハートに火をつけないでジャナ・デリオン,島村浩子読み終わったワニ町シリーズ 4 こちらもフロストシリーズ同様時間の進みが遅すぎる。フォーチュンがシンフルに来て1ヶ月くらいしか経っていない!(何かで知ったけど、シリーズ9でもシンフルに来て50日目くらいらしい…) その短時間でこれだけ事件をてんこ盛りにさせるのがすごい。 カーターがひたすらカッコいい。 が、それ以上にフォーチュンとそのお仲間が、可愛くてカッコよくて素敵。 シンフル(ワニ町舞台)か、デントン(フロスト舞台)どっちに住みたいかと言われると迷わずシンフルを選ぶなぁ。美味しそうだから。 『どこまでも食いついて』に進みます
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