
余白
@ruisui
- 2026年9月13日
風の万里 黎明の空(上) 十二国記小野不由美,山田章博読み終わった十二国記 エピソード4の上巻 父(王)を斃された芳国元公主の祥瓊、蓬莱から海客として流されてきて、才国で下働きしている鈴、玉座についたものの王の道がわからない陽子の3人が描かれます。 私はこの巻好きです。 甘えた自分を殴られる(叱咤激励の意味で)ような気がします。 今日久々読んで、周囲に甘え、すぐに自分可哀想みたいになりがちな自分自身を叱られたような気がしました。 名言がいっぱいなので、電子を買ったらいっぱい線を引くつもりです(紙本に線引けない性格)。 女子たち、みんな悩んでます。逆に楽俊と清秀(鈴と一緒に慶国目指す男の子)はなんか考え方がしっかりしてます。ちゃんとそれを伝えてくるところもエラすぎる。けど耳が痛い…。 祥瓊と鈴と陽子は上巻ではまだ出会っていません。 下巻に進みまーす - 2026年9月13日
東の海神 西の滄海 十二国記小野不由美読み終わった十二国記 エピソード3です。 延麒(六太)と延王(尚隆)の出会いと、斡由の乱(尚隆が玉座についてから20年後に起こった雁国内での内乱)を描いています。 延王尚隆は臣から、愚王だの昏王だの文句を言われてるが、実は全く愚かでも昏くもなくてしたたかというか、しなやかというか、民を大事にする熱い漢です。 誤解されやすい言動は繰り返していますが、王のなんたるかを知っている名君です。日本で民衆を守りきれなかった経験が余計に尚隆をそうさせるのかも。 次巻は陽子の話に戻りますー —— 民のいない王に何の意味がある。国を頼むと民から託されているからこそ、俺は王でいられるのだぞ! その民が国など滅んでいいと言う。 では俺は何のためにここにおるのだ! - 2026年9月12日
風の海 迷宮の岸 十二国記小野不由美読み終わった新刊のための復習 十二国記 2です。 泰麒が王を選ぶ話。 王気がわからず苦しむ泰麒がめっちゃ可哀想です。 使令を折伏するシーンはかっこいいと思いました。 使令折伏の際に後に王となる驍宗は泰麒に対して畏怖の思いを持ちます。 それは泰麒が驍宗に対しずっと持っている思いです。 この主従の二人はこれからもそういう関係なんだろうなと思わせます。 戴極国はこれからまだまだ大変なのを知っているけど、とりあえず、王を選べて良かった泰麒! 次は「東の海神 西の滄海」です。 十二国記はタイトル難しくて、私の中でタイトルと中身が一致するものが少ないです笑 - 2026年9月11日
月の影 影の海(下) 十二国記小野不由美読み終わった新刊に向けての復習です。 楽俊どの出会いで、大きく転換します。 ツラい経験も陽子を学ばせてくれたけど、楽俊も陽子にいろんなことを学ばせてくれるすごく大事な存在。 楽俊と共に行動する中で、葛藤し成長していく陽子に感銘を受けます。 自身が慶国の景王だということを知り、加勢してくれた延王たちと共に景麒を助け出した陽子。 いろんな経験をしたとはいえ、一介の女子高生だった陽子が王としてどのように振る舞うか?それは今後のお楽しみです。 次巻は泰麒が泰王を選ぶ話です。 - 2026年9月10日
竹取物語森見登美彦読み終わった読み比べ、最後は森見登美彦さんの「竹取物語」です。 森見節は控えめ。だけど少しはあります。うごうごとか。 星新一さん、川端康成さんの本に比べると一番かぐや姫が清楚に感じました。あまり憎たらしくありません。 『美女と竹林』という本の中で、竹林を伐採していて、もしかぐや姫に出会うことがあれば、あわよくば求婚しようと目論んでいた森見さんは、やはり黒髪の乙女に憧れが強いのだろうと思いました。 3人の中で一番クセのない『竹取物語』でした。すごく読みやすかったです。 - 2026年9月10日
月の影 影の海(上) 十二国記小野不由美読み終わった新刊のための復習です。 「魔性の子」がエピソード0なので、ここから1とカウントしていきます。 優等生として、親とか同級生とかみんなの顔色を伺いつつ学生生活を送る陽子が連続する悪夢に悩まされている、そんな時学校に金髪のちょっと偉そうなオニイサン(ケイキ)が迎えに来て、妖魔に襲われつつ訳もわからず十二国の世界に連れてこられて…でも、途中でケイキとはぐれて、ひたすら人に裏切られたり妖魔に襲われたりしながらケイキ探してて、もう精も根も尽きたところで上巻終わります。 上巻はとにかくツラいばかりで初めて読んだ時ショック受けました。 初読ではない今は、この旅路も陽子の成長のために必要なのだとわかるけど、それでもツラい。 陽子がツラい思いを繰り返して、成長していく姿(人間不信になっていく姿)に何かをえぐられそうになります。 下巻にはホッとする良い出会いもあるのでこのまま下巻へ。 - 2026年9月9日
- 2026年9月9日
魔性の子 十二国記小野不由美読み終わった新刊出る前に復習をと思いました。 (読み切らないうちに新刊が届きそう…) 人間界に戻ってしまい記憶も失っている泰麒が、泰麒だと思い出すまでの話。 自分自身が「故国喪失者」だなんて思ったことはないのだけど、広瀬に感情移入してしまいます。最後置いていかれる感とかめっちゃわかる。 それに高里家(泰麒の人間界での家庭)の話は切ない>_< 続いて慶王 陽子の話に進みます。こっちも、めっちゃ辛い話ですよね…(でも大好き)。 - 2026年9月8日
竹取物語星新一読み終わった以前に増してファストフード店の「月見商戦」が激化している気がします。 電子で森見登美彦さんの『竹取物語』を入手したので、読み比べしてみようと思いました(かぐや姫は十五夜に月に還る)。 まずは星新一さんのから読みます。 星新一さんらしく、えらくサッパリしてます。 時々星さんのつぶやきが挟まれてて面白いです。そしてSF読んでる感があります。(帝をミカドと表記するだけで、なんか雰囲気変わりますね) 星新一さんのは坂口靖子さんで映画化された原作本だったような記憶があります。高校の図書館に置いてた本は表紙が十二単を纏った沢口靖子さんだった気が。 私の持ってるのはメルヘンな絵が表紙の角川文庫。 電子でなく紙なのは、原文が載ってるからです。 星新一さんバージョンは紙がオススメです。 - 2026年9月8日
刑事マルティン・ベックロセアンナ (角川文庫)ペール・ヴァールー,マイ・シューヴァル読み終わった北欧ミステリの古典。 1964年の作品らしいです。携帯もメールもない時代。 それなのに古さをあまり感じさせない気がしました。 スウェーデンにある運河の閘門で女性の絞殺死体が見つかる。 彼女は誰なのか?まず身元判明までに数ヶ月かかります(結局旅行中のアメリカ人女性だった)。 そこから誰に?なぜ?になり捜査は進みます。 最後は囮捜査までして犯人を挙げます。 「刑事マルティン・ベック」シリーズとなっていますが、警察組織で犯人を追いつめていく話でした。 なかなか面白かったです。主人公とかがめっちゃ名推理働かせるわけじゃなくて、淡々と解決していくところが。 このシリーズは「笑う警官」が有名みたいですね。 私はそっちを先に入手してしまい、それがシリーズ4作目だと知り、1作目を入手し直しました。 今から2作目入手に取り掛かります。 - 2026年9月7日
ボッコちゃん(新潮文庫)星新一読み終わった昨日は星新一さんの生誕100年だったんですね。 昨日ここで知りました。 と、いうことで初期短編集を読みなおしました。 この短編は私が中学生の時から何度か読んでいますが何度読んでも面白いです。 あ〜あっていう感じのも、 ギョッとする未来を予想させて終わるのも、本当に面白いですよね。 - 2026年9月6日
謎の香りはパン屋から土屋うさぎ読み終わった以前から図書館で借りて読んだことがある本を再読。 再読のきっかけは、退職を機に職場の後輩からこの本をプレゼントしてもらったこと。 本のプレゼントなんて初めてで本当に嬉しかった!! 内容はパン屋のスタッフとお客様にまつわる日常の謎。 パン食べたくなるし、マルーン色の阪急電車に乗りたくなる。 せっかくなので2巻目は自分で購入して紙本で揃えようと思う。 —— 「—涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない」 「え?」 「詩人ゲーテの言葉だ。挑戦することは大変だ。だが人生には、困難に立ち向かい、泣いた経験のある者だけが、知ることのできる“味”がある」 —— さぁ、転職活動めげずに頑張ろう。 - 2026年9月5日
飛ぶ教室エーリヒ・ケストナー,池田香代子読み終わった話の導入が面白い。ケストナー自身の話から始まってそのまま自然と物語に入っていく感じ。 世間話しているうちに落語の本編に入るような感じに似てる?かもしれない。 『飛ぶ教室』は主人公たち(5人の男の子)が学校で披露する劇のタイトル、この劇の内容は簡単にしか触れられていなくて、内容はあまり教室とは関係がない。 クリスマス目前の学校生活を描いた物語。子どもたちの話も良かったけど、素晴らしい先生(正義さん)と、主人公たちの友だちにして、先生のかつての親友(禁煙さん)のお話もよかった。 —— ただ、ごまかさないでほしい、そして、ごまかされないでほしいのだ。不運はしっかり目をひらきて見つめることを、学んでほしい。うまくいかないことがあっても、おたおたしないでほしい。しくじっても、しゅんとならないでほしい。へこたらないでくれ!くじけない心をもってくれ! —— ケストナーおじさんの子どもたちへの熱い応援を感じれる良本。 - 2026年9月4日
シェイクスピア全集 1 ハムレットウィリアム・シェイクスピア,松岡和子読み終わった叔父に父親を殺され、母も取られ(お母さん、叔父さんと再婚)、王という位も取られたハムレットの復讐劇。 初めて読みました。 こんなにバッタバッタ人が死んでしまう話だとは知りませんでした。 オフィーリアって絵画有名ですが、この作品の登場人物だったことも初めて知りました。オフィーリアが狂ってしまう様はかわいそうです。 ハムレットが殺された王(お父さん)の亡霊と会い、「殺されたから復讐してくれ」って言われるんですが…子どもの未来を思うなら、そんなこと託しちゃダメですよね。 松岡さん訳よかったのですが、河合さん訳も電子で買ってしまったので読み比べしたいと思います。 - 2026年9月2日
さあ、気ちがいになりなさいフレドリック・ブラウン,星新一読み終わったSF短編集 タイトルだけで購入しました笑 内容はかなり好みでした。少し意味が分かりにくいものもあったけど、どれも面白かったです。 星新一さんが翻訳。 「まるで星新一を読んだみたいだなぁ」って話も数個ありました。 - 2026年8月31日
台湾漫遊鉄道のふたり楊双子読み終わったずいぶん前にKindleで購入していたが、最初の方で止まっていた本。 この方の別の本も購入しているので、この辺で読もうと思いました。 無知と、無意識は怖い。 青山千鶴子は本当に良い人なんだけど、無知と無意識で人を傷つけてしまう。 王千鶴も言いあぐねているのか言う気がないのか、最初から諦めているのか、顔に仮面を貼り付けて、千鶴子の言動から身を守りづける。 精一杯詰んでからの美島さんグッジョブ。 青山千鶴子は美島に教えてもらわなければ、生涯眼を開くことができなかったと思う。 私自身も、台湾には何度か旅行に行ったけど、知らないことばかりで、本当に恥ずかしく、また勉強になった。 それでも王千鶴に言いたい 「大事なことは言葉にして何度でも言ったほうがいい」って。 …でもこの思いもやっぱり、傲慢なのかもしれないなぁ。 私は王千鶴の視点に一度も立てなかった。立ちたくても、立てなかったです。。。ううう。 - 2026年8月27日
大いなる眠りレーモンド・チャンドラー,村上春樹読み終わったなんとなく不思議で複雑で面白い本でした。 資産家の将軍から依頼を受けますが、しょっぱなからこの将軍の娘二人がそれぞれメンドクサイです。 こちらがマーロウ1作目みたいですね。そしてチャンドラーのデビュー作だとか。 「わからんけどなんとなく面白かった」んですが、多分数年後また読んだらより面白さを味わえそうな気がします。 - 2026年8月26日
シャーロック・ホームズは引退しました (創元推理文庫)ホリー・ヘップバーン,廣瀬麻微読み終わったベイカー街221Bを含む場所に建っている金融組合には、その昔、ホームズ宛の手紙が届いていたそうで、その手紙に返事を書く担当の役職がありました。 その役職は、金融組合が引越すまで数十年続いたと言う嘘のような話。 今回はもちろん物語だけど、その実話の設定を活かして描かれたミステリ。 上司の怒りを買い、ホームズ宛の手紙の返事を書く職務に異動になった主人公は「姉がメイドとして仕えている屋敷で、窃盗の疑いをかけられてその上行方不明になった」という、相談事を“ホームズの秘書”になりきり解決しようとする話。 翻訳物とは思えないくらいリーダビリティが良くて、その上面白かったです。 時代が1930年代なので、女性がまだ抑圧されているんですが、その中でなにかと踏ん張る主人公にも共感。 解説まで読むと、この作品が本国ではすでに3作目まで出ていて、来年には4作目も出るとか。 これは先が楽しみな本を見つけてしまいました。 だってクソ上司をまだやり返してない。クソ上司への密告者もまだ不明。できればそこは次巻でとっとと解決して欲しいと思います - 2026年8月25日
謎とき『罪と罰』江川卓読み終わった先日江川訳で『罪と罰』を読んだのには、この本を読みたいと言う理由もありました。 が、なにこれめっちゃ難しい(°_°) 帯に「ドストエフスキー入門書」とありますが、私が本編を読む前にこの本を読んでいたなら、絶対「罪と罰」は読んでいなかったと思える難しさでした。 ドストエフスキーは、それぞれの登場人物の名前にいろんな意味を加えていた話、地図(距離)の数字(4.7.13)の話、などなど。 私は「多声性」について勉強したかったのですが、そこはあまり(全然?」説明なく終わりました。 いろんな含意を知ったので、もう一度「罪と罰」本編を読もうかな?とは思います。 - 2026年8月24日
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