イラクサ姫と骨の犬 (ハヤカワ文庫FT)

8件の記録
余白@ruisui2026年5月2日読み終わった面白い設定のファンタジーでした。 主人公が姉を助けるために、不可能を可能に、傷つきながら苦しみながら道を開いていく話でした。 あとがきで、作者はこう触れています —— 児童書作家として、ある編集者に『えんどうまめの上のお姫さま』を改作した話を書けないかと訊かれましたができませんでした。昔からあの話は…そう…苦手だったからです。なぜ王子はそんなに敏感な肌の花嫁を望むのでしょう? —— 私もあの物語ちょっと意味わからなくて、作者の思いに共感しました。 この作品のヒロインは、王女であるのに冒頭から痛みの感覚を失うほど傷だらけになっています。 満身創痍になりながら、姉を助けたいという思いで、自分自身と戦う姿は、美しかったです。



- 木登りヤギ@kinoboriyagi2026年4月19日読み終わった面白かったー! 三姉妹の末っ子で修道院に押し込まれたお姫さま(30代)が主人公。 快哉を叫ぶような派手な展開はほとんどなく、頼りになる? なるの? ほんとに? 大丈夫かなあ~? と心配になる仲間たちとわたわた旅をする。 邪悪で巨大な力を持つ、善良で朗らかな老婆(!?)が良すぎる。 分かりやすい派手さはなく、それでいて噛めば噛むほど奥深い味のする、大人向けの物語だった。

- まど@madokas602026年4月5日読み終わった本のラスト3分の1は、先が気になってノンストップで読み終えました。 しっかりと現実を忘れさせてくれる素晴らしいファンタジー小説。 姫と王子、騎士、フェアリーゴッドマザー、などのおとぎ話モチーフやゴブリン市場、亡霊、そして背中合わせで眠る両片想い良い歳した男女など、想像をかき立てる要素盛りだくさん! この作者の書いた「パン焼き魔法のモーナ、街を救う」も読んでみたい。







