不眠屋框 "ブラム・ストーカー『ドラキュ..." 2026年2月28日

ブラム・ストーカー『ドラキュラ』10月
『ドラキュラ』の存在を知りながら本としては何となく敬遠していた私にとって、さまざまな要素が静かに刺さる解説書だった。 解説を読んで印象として残ったのは、『ドラキュラ』が全体として孤独な物語であり、それは作者ブラム・ストーカーのもつ多層的なアイデンティティに由来していると言えることである。 誰にも明かしはしないが、心の中に確かにある疎外感や他者への負の感情、未知への漠然とした恐れを、化け物という対象を登場させることで具体化させる物語なのだと感じた。 いつか作品として読まなければいけない気がする。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved