
つつじ
@m_tsutsuji0815
2026年5月3日
帝都東京を中国革命で歩く
譚璐美,
譚路美
読み終わった
タイトルを見た瞬間に面白いとわかる
嘉納治五郎先生がものすごく正気だったり魯迅の東京生活が楽しすぎだったり蒋介石には坊っちゃんかいと言いたくなる
"彼(蒋介石)は幼いときから頑強な体つきをして、無鉄砲なうえに人一倍我が強かった"




つつじ
@m_tsutsuji0815
"自分(嘉納治五郎)の見るところ、世界の知識を輸入して近代的な教育を普及させ、世界の強国と肩を並べるだけの国力を備えたいと熱望しているのは、実は「某大臣、某総督、某志士、某学者というがごとき僅々の人士」だけであって、地方全体ではそんな雰囲気はない。そのために、せっかく海外留学して帰国しても、憂国の心情に駆られて急激な主張を唱えれば、大多数の頑迷な人々から拒絶され、海外留学は有害だとまで言われてしまう。
「その心情まことに憐れむべきものあり」"
"(嘉納は)また「法学を学ぶ者には道徳教育の必要がある」とも言った。法学を学ぶには節度をもって「権利義務」を正しく学ぶ必要があり、そのためには道徳教育が大切だから、「中国の改革は急進的にではなく、平和的で漸進的に行うのが良い」というのが、嘉納の考え方であった"
脳筋だと思っててすいませんでした

つつじ
@m_tsutsuji0815
"(魯迅の)家は二階建てで、左手には風呂と台所、その奥に十一畳の居間とトイレ。二階には八畳間と四畳間がある。確かに学生の身分で住むには贅沢すぎる感じがする。一階にはガラス戸のはまった廊下があり、樹木の生い茂る庭が眺められた。その庭先に、魯迅と許寿裳は様々な花の種をまいたが、心を奪われたのは朝顔だった"
"朝顔は、種を撒くとほどなく小さな芽を吹いた。見る間に弦が伸びて大きな葉を茂らせ、赤や青の大輪の花をつけた。朝露の残る早朝、開いたばかりの朝顔は瑞々しく、夕方になるとあっけなく萎んだ。萎んだ花をいくら摘みとっても、明日にはまた新たな花芽が咲きほこる。可憐ではかない日本の風情だ。ふたりは陶然として朝顔に見入り、幸福なときをかみしめた。中国では見たことのない花だった"