n "日本語の書き言葉はどう変わっ..." 2026年5月4日

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@blue_27
2026年5月4日
日本語の書き言葉はどう変わってきたか
日本はほとんどを「無文字」で過ごしてきた。 渡来人により漢文が伝えられて、漢字が流入。 そのため、日本語と中国語には何の関係もなく、「日本語の漢字=中国語の漢字」ではない。 その後、漢文中心に文化が育まれるが、漢文を言葉にする際、正確な読み方や気持ち(嘆息や願望、否定など)が伝えられない事に難しさを感じるようになる。 一方で、和歌では総仮名表記が使われる。 公文書では漢文、和歌では総仮名表記、というように、使用目的によって使い分けがされていた。 そして、漢文を読む(口頭語を転記する)際の読み方として、振り仮名や送り仮名(万葉仮名)が使用されるようになる。 和歌が日常を写すものとなるにつれ、万葉仮名が崩れ自然に「ひらがな」ができあがる。 「ひらがな」は手紙や和歌など個人間での文字使用からはじまり、だんだんと社会性を得て、十世紀までに平安貴族間でも使用されるようになる。こうして、日本語としての安定性を得るようになった。 一通り、ひらがなの出現までの流れはこんなところか。 時代や規模感は違えど、なんとなく若者言葉の出現と同じようなものなのかなぁと感じた。 この気持ちを表すのにちょうどいい言葉がない…!というような状態が発現すると、的確な言葉が見つかればみんなが使用するようになり、一般化していく。 どの時代も変わらないのかも。
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