日本語の書き言葉はどう変わってきたか

日本語の書き言葉はどう変わってきたか
日本語の書き言葉はどう変わってきたか
釘貫亨
中央公論新社
2026年4月23日
12件の記録
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    @blue_27
    2026年5月6日
    面白かった〜 現代の文章には漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字が混ざっていて、それは日本特有の複雑な表記。 ここまでくるのに随分と紆余曲折があったんだなぁ 平安時代から続く「ひらがな」。 大切にしたいなぁ
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    @blue_27
    2026年5月6日
    6世紀ごろ、漢文を読むにあたっては、万葉仮名での送り仮名や振り仮名が一般的だった。 そのため、「春花(はるのはな)」は「波流能波奈」と仮名がふられる。 しかし、漢字で書かれている漢文に、漢字で訓み方を記載することになるため、書くにも読むにも煩わしさを感じるようになる。 そこで、漢字を崩したカタカナが生まれ、以降、カタカナでの送り仮名、読み仮名が記載されるようになる。 カタカナが誕生した当初は、いずれも漢字に付与する形で使用されていた。
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    @blue_27
    2026年5月5日
    明治6年、7年にそれぞれ刊行された単語篇や旁訓単語篇により、統一されたひらがなとカタカナの字体が示された。 これが初等教育において教えられるようになる。 この時期にはまだ全国共通の口語文体は確立していない。 新政府の要人が薩長土肥の方言話者であったことも、一つの要因だった。 一方で、方言の差が現れない文体として、漢字カタカナ混じりの文語文があった。 これは実用的な文書スタイルとして定着しており、「明治普通文」と呼ばれる。 この「明治普通文」は教育を受けた男性の日記やメモ書きなど、広く使用された。 そして明治30年頃、ようやく東京語が生まれる。 それと同じくして言文一致運動がはじまり、完成は大正10年(1921)となる。 東京語をもとにした口語体はひらがな文であり、小説や新聞、教科書などが使用することによって、社会での安定した地位を獲得する。 しかし、詔勅や法律などの公文書がこれに追随しなかったことが、仮名遣い改定問題に端を発する。 仮名遣い改定問題とは、「古代の仮名用法に基づいた近世以来の仮名遣いを改めて、明治後半当時の東京語の発話と発音を反映した文体の綴りに改定しようとした朝野をあげての運動」p134 この問題も一筋縄ではいかない。 「京」一文字をとっても、「きよう」にするべきか、「きやう」なのか、はたまた「けふ」なのか。 基準となる仮名遣いが存在していなかった。 そもそも、ラジオなどの音声媒体がないため、東京語とは何なのかが全国に知り渡っていない状態。 大正14年にNHKラジオ放送がはじまり、このとき初めて、東京語を耳にするのが大半であった。 仮名遣い改定問題は、詳細が確定していないことによる小学生への教育問題や国体にまつわる騒動にも発展する。 そして紆余曲折を経て、昭和21年(1946)、表音式を取り入れた「現代かなづかい」を吉田茂内閣が訓令し、決着。 現代の日本語に至る。 まさか、今の口語体が確立したのが80年前だとは… たしかに、大戦の動画とかでは漢字カタカナ文を声に出して読んでいる場面が非常に多いことが思い起こされる。 この時代はこんな喋り方なんだ〜くらいにしか思っていなかったけれど、改めて80年前に国として統一されたと知ると、平安時代からひらがなの全身があったことを考えても中々の衝撃。 いや〜おもしろい。この本を手にとってよかった。 知識や興味の幅が、より一層広がった気がする。楽しい。
  • メメ
    メメ
    @elwin_04
    2026年5月5日
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    @blue_27
    2026年5月4日
    日本はほとんどを「無文字」で過ごしてきた。 渡来人により漢文が伝えられて、漢字が流入。 そのため、日本語と中国語には何の関係もなく、「日本語の漢字=中国語の漢字」ではない。 その後、漢文中心に文化が育まれるが、漢文を言葉にする際、正確な読み方や気持ち(嘆息や願望、否定など)が伝えられない事に難しさを感じるようになる。 一方で、和歌では総仮名表記が使われる。 公文書では漢文、和歌では総仮名表記、というように、使用目的によって使い分けがされていた。 そして、漢文を読む(口頭語を転記する)際の読み方として、振り仮名や送り仮名(万葉仮名)が使用されるようになる。 和歌が日常を写すものとなるにつれ、万葉仮名が崩れ自然に「ひらがな」ができあがる。 「ひらがな」は手紙や和歌など個人間での文字使用からはじまり、だんだんと社会性を得て、十世紀までに平安貴族間でも使用されるようになる。こうして、日本語としての安定性を得るようになった。 一通り、ひらがなの出現までの流れはこんなところか。 時代や規模感は違えど、なんとなく若者言葉の出現と同じようなものなのかなぁと感じた。 この気持ちを表すのにちょうどいい言葉がない…!というような状態が発現すると、的確な言葉が見つかればみんなが使用するようになり、一般化していく。 どの時代も変わらないのかも。
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    @blue_27
    2026年5月4日
    飛鳥・奈良時代の和歌は「天皇讃仰」をモチーフとしたもの。 ただ、時代が変わり平安時代となると、天皇主宰の和歌編集事業が始まったことから、和歌の主題は「歌人の私生活」に焦点が当てられるようになった。
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    @blue_27
    2026年5月4日
    ・「万葉仮名は同じ音の多くの漢字を相互に転用する。アの音を表すなら「安・阿・亜・案…」どれでもよい。」 ・「総万葉仮名で日本語を表記するのは、非常にコストがかかる。訓み方が定着しているなら「青丹吉」と訓読み漢字を連ねて書いてしまえばいい。」 ・「同時代に何種類の仮名があるのか、つまりいくつの音があるのか知る由もない。文字に対する知識が深い人であるほど、万葉仮名を使った和歌の転写速度はゆっくりしたものであったろう。」 ・「これに対しひらがなは、一音に選択肢が複数ある万葉仮名のうち、使用頻度が高く筆写が容易な仮名だけが選び出されたものである。」 めーっちゃおもしろい… 知識として書き残しておきたくて、中々読み進められない…
  • どっぱく
    どっぱく
    @dotimpact
    2026年5月3日
  • 蚊聞
    蚊聞
    @mmoskito
    2026年5月3日
  • ぽんさん
    ぽんさん
    @lijitee12
    2026年5月3日
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    @blue_27
    2026年5月3日
    小さい書店で偶然出会えた
  • yoshi
    yoshi
    @yoshi
    2026年5月1日
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