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@bunkobonsuki
2026年5月4日
NEXUS 情報の人類史 下
ユヴァル・ノア・ハラリ,
柴田裕之
NEXUS(つながり)としての情報を解き明かす本書の下巻では、著者が語る対象が変わる。人間から人工知能、アルゴリズムについて紙幅が割かれるのだ。
人工知能と人間は対比される関係として見られがちだ。冷酷な前者と情熱的な後者、というふうに。しかし、下巻ではアルゴリズムや人工知能が情熱をも理解し、理解した上で冷酷なことをすると提示される。
なぜ、アルゴリズムはそんなことをするのか?
それは定められた目的に"合理的に"進むからである。「エンゲージメントを最大化しろ」という目的を与えられれば、仮想敵を作り出して人々を憎悪に駆り立て、団結させる。それは感情を理解しなければできないことだ。
