
kasu.
@11uyksm
2026年5月4日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
聴き終わった
オーディブル
オーディブルにて聴了。
…何このお話。ホラーなわけじゃないのに何故か怖く感じた。ラストは鳥肌が止まらず。
実際に起きたことをモデルにしているのか、やたらリアル。
何かに依存する様がまるで宗教のようで、ここまで度を越した推し活をしたことは無いけれど、底なし沼にどんどんと落ちていく感覚が聴いていて手に取るようにわかった。
聴了後のこの感覚…なんとも言えない。
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沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
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・武藤澄香
父親とどことなく似ている。INFPとか私にはよく分からない性格診断の話が出てきて、朝井さんのこういう所が鋭いなと感じる。言葉で表現しづらいモヤッとした部分をしっかり表現されていることが多くて妙に共感してしまう。
・隅川絢子
この章を最後まで聴いてて、絢子が本当に心の底からりんたろうのファンなのか分からなくなった。手の届かない存在の推しよりも、目と鼻の先にある現実の方にすぐ反応してしまう感じがいずみと対照的すぎて疑問に思えた。絢子も結局は澄香が言うところの“風見鶏”なのでは…??
・武藤澄香
大学生でも中学生みたいなそういうこと絶対あるよね。大人になっても中身が子供のやつは集団になると余計に悪質な部分が出てくる。このすっごく嫌だなってところの描き方がリアルで朝井さん凄い。朝井さんって中身女子なの…?
・隅川絢子
なんか怪しいことに足踏み入れちゃってない…?絢子のお話聴いてると、某俳優さんのことを思い出す。あの時もリアルでこんな感じだったよなぁと。
・武藤澄香
お父さんのテレビ電話時の変化が可愛い。各章のところどころが繋がってきて面白くなってきた。
🔚登場人物みんな『何してんだよ…』と情けなく思えた。こんなに救いのないことある?終わり方もまた余韻がすごいし、朝井さんの作る物語は鋭いところ突きすぎててもうよく分からない。笑
何を見せられて、何を感じさせたいのか、イマイチ掴めないまま。ただなんとなくふんわりとわかることもあるのに、言語化出来ないもどかしさ。…なんて作品を本屋大賞にしてしまったんだ、朝井リョウ。私のこの言語化出来ない感情も文章にしておくれよ。



