なすっこ "川のほとりに立つ者は" 2026年5月4日

川のほとりに立つ者は
この本は、人がどうしても持ってしまう傲慢な考えや、他者を知ることの難しさが複雑に描写されており、読んでいる私としても自分の過去を振り返らずにはいられなかった。 直接的な人間関係に限らず読書においても、最初の方は「この登場人物のことは好きになれないな」と感じることがよくある。しかし、読み進めるにつれてその人物が抱える背景や葛藤を知り、終盤では深い共感や好意へと変わっていく。そしてその度に、自分はこの人物のことを知らないだけだったのだと思い知らされる。 現実は小説のように答え合わせがないことの方が圧倒的に多い。大切な人であればこそ、知るために向き合い続けることを大切にしたいと感じた。
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