なすっこ
@eggplant_0414
三秋縋の世界観に脳みそを支配されたことがきっかけで、今ここにいます。
- 2026年5月13日
告白湊かなえ読み終わった有名でありながらも今まで手を付けなかった作品。 ここ最近優しさとか温かさがフォーカスされている小説を中心に読んでいたから、本作に出てくる登場人物の狂気的な言動は殊更に衝撃的だった。 各個性は強いのに理解に及ばない、そんな感覚を常に抱いて読了。 登場人物が抱く背景や心情に共感しながらというよりは、読み手に思考の余地を作るような構成・表現を楽しむ作品だと思いました。 - 2026年5月4日
川のほとりに立つ者は寺地はるな読み終わったこの本は、人がどうしても持ってしまう傲慢な考えや、他者を知ることの難しさが複雑に描写されており、読んでいる私としても自分の過去を振り返らずにはいられなかった。 直接的な人間関係に限らず読書においても、最初の方は「この登場人物のことは好きになれないな」と感じることがよくある。しかし、読み進めるにつれてその人物が抱える背景や葛藤を知り、終盤では深い共感や好意へと変わっていく。そしてその度に、自分はこの人物のことを知らないだけだったのだと思い知らされる。 現実は小説のように答え合わせがないことの方が圧倒的に多い。大切な人であればこそ、知るために向き合い続けることを大切にしたいと感じた。 - 2026年4月26日
カフネ阿部暁子読み終わった本作は、まるで人の優しさを凝縮し本として形作ったのではないかと思うほど、温かみに溢れた物語だった。努力だけではどうすることもできない不幸や理不尽に打ちのめされた数々の登場人物が、他の誰かの優しさや慈愛によって心を解かれていき、それが連鎖する。まさに「カフネ」と題するに相応しい名作。 特に最後の数行を読んだあとは鳥肌が止まらず、読後の余韻が凄まじかった。 - 2026年3月21日
告白撃住野よる読み終わった前回に引き続き、また住野よる作品。 登場人物ひとりひとりの個性や価値観がとにかく衝突する。そこに迎合やら馴れ合いやらは一切なく、逆に非現実的で歪でもあるのだけれど、「本物の関係性はかくあるべき」がそのまま物語に投影されているようで複雑な気持ちになった。 何やかんやで1つの結末を迎えたけれど、それも無数の可能性の中にあるたった1つに過ぎないのだと作品の中で強調されることで、濃密な読後感を味わわされた。 とても良い本でした。 - 2026年3月8日
歪曲済アイラービュ住野よる読み終わったこのアプリに感想を投稿する記念すべき1作品目。 世界の滅亡というありきたりな設定の中にも住野よるらしさが至るところに散りばめられており、特に終盤のぶっ飛び具合は真骨頂といった感じでさすがのものだった。この作者さんが書く女の子はとにかく個性的で、読んでいて飽きない。 この本が初めましてでも楽しめるとは思うが、住野よる作品に何作品か触れたことのある人が住野よるの世界観を堪能しに行く、みたいな読み方のほうがおすすめできる。
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