川のほとりに立つ者は
61件の記録
福野@fkn2025年12月27日読み終わった自分の偏見を突きつけられる本。学びが多い。でも偏見塗れな自分に気付けたとて、それを完全に取り除くのは難しい。だって偏見って根っこの部分で「そうであって当たり前だ」と思ってしまっていることだから。だからこそそういう消えない偏見が自分の中にあると理解した上で、丁寧に立ち振る舞っていきたい。

MAOW☪︎⋆@freakyzuiki2025年12月7日「人のことを分かった気になってはいけない。決めつけてはいけない。」 「誰にでも事情はある。」 それは最近の流行りと言ってもいい切り口であるし、 別段特別な視点ではない。 ただ、忘れてはならないのは、 その「誰にでも」には「自分」も含まれているということだ。 「自分もそうなる可能性がある」 いや、誰かにとっては「すでにそうだった」可能性すらある。 それは例えば『プロミシングヤングウーマン』を見て 「こんな最低な男にはなりたくない」と平気で言えてしまう人のように 「自分だけは例外」と当たり前に思えてしまうことの恐ろしさよ。 そして、もう一つのテーマ、「人間の性格に善も悪もない」 人間の性格というものには、善と悪がグラデーションで存在しており、 そして、時と場合によりその濃淡が変化しているだけなのである。 こちらも、まあ「そんなことは分かっていますよ」的な話ではある。 ただ、やはりこの小説は、そこを描くにあたり 「まお(奇しくも俺と同じ名前)」という、大変魅力的な人物を登場させられている時点で、もう勝ちである。 彼女の内面はほとんど描写されない。 序盤は彼女の性根の悪さを全面に描いている。 「字が下手な樹に文通を申し出る」 「恋人が意識不明なのに笑っている」 「絶妙な嫌味を言う」 「守りたいと思われるような女を演じてきた」 など。 ただ、たった一文挟み込まれていた「泣きながら弁当を食べていた」という描写が強烈に印象に残る。 果たして彼女は本当にただの性悪女だったのか、と。 自身の生い立ちや性格、考え方について言及するときに彼女は決まって笑っていた。 それは決して「性格の悪さ」からくる笑いではなく、 「こんな生き方、考え方、人との接し方しかできない自分への呆れ・絶望・諦め」の表れだったのではないか。 そのことに主人公もラストで気づく。 たとえ「本人の口から出た言葉」であったとしても それがその人の内面を本当に反映しているかは分からないのである。 それこそ、「川に沈む石」のように、 覗き込んだところで見えないものだらけだ。 人はいとも容易く「信じたいものを信じてしまう」 裏がありそうな女が性格の悪い発言をすれば「やっぱり」と納得してしまう。 その危険なことよ。 最後、 まおにとって、樹は利用するだけの男ではなかったことが示唆される。 だが、ここでもやはり本当のところは分からない。 人の心は誰にもわからない。 助けてあげたいと思っても拒絶されることもある。 でも、願うことだけなら許されるだろうか。 これ、タイトル変えないほうが良かったのでは。 もともとは「明日がよい日でありますように」ってタイトルでやってたのね。



- マーモット@marmot2025年5月9日読み終わったAudibleで完走。 寺地はるなさん、3冊目だけど、今までは何となくほのぼのした話を書く方なのだなと思っていた。けどこの本は結構生きていく上での理不尽とか痛みとか、そういったことが優しくきっちりと描かれていたのが印象的だった。 最初は主人公を含めどのキャラクターも好きになれなかったけど、それぞれが物語の中で現実とぶつかりながら新しい気づきを得ていくところも良かった。



あやめ@ayame0814192025年3月24日読み終わった借りてきた読書日記つい忘れがちになる“なにか理由があるのかもしれない”という視点。踏み込みは浅過ぎても深過ぎてもどこかに支障がでる。塩梅が難しい。


夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだ良かった。 最初は清瀬の価値観に 「ないわー、この人」と思っていたけれど 徐々に色々分かって、人を思い遣ったり考えたりしていくところがとても良かった。 オーナーが「育成ゲームだと思って」と言ったのは 全くその通りだと思った。 そして育成は相手のためだけじゃなく自分のためでもある。 それをゲーム感覚でやるのは、ある意味アリだ。 この小説はコンビニ人間が分からないとか、気持ち悪いという人に読んでほしい。 寺地はるなさんの他の作品も読んでみたくなった。
猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ自分にとっての当たり前は、他の人にとっては当たり前では無いし、それぞれに得意不得意が存在する。 世間一般でいう"当たり前"が出来ない人たちのことを周りは責め立てたり糾弾することがあるが、その行動や言動に"名前"があることに気が付くと態度が一変したりもする。 人への優しさって難しいな、と思う。何を言って、何をすれば"優しい"に入るのか。 出てくる登場人物全てに背景があり、ある意味読み手側は第三者でしかなく、文字で綴られている側面しか見ることが出来ない。その側面しか見ていないからこそ、間違った憶測で判断し決めつけてしまうこともあるのだろう。 それは現実世界においても起こりうることなのだ。 この本を読んでいて改めて、見えないことや知らないことがあって当然なんだ、それを自分も日常生活において知らず知らずのうちに否定してしまっているかもしれない自分を恥じた。 手を差し伸べることが正しいとは限らないし、差し伸べられた側の人間も、その手を取るとは限らないんだよね。
MURDERBEAR@tb2025年2月8日読み終わったまた読みたい読書メモ読書日記オーディブルにて。日にちの前後があり、片手間に聴くというよりはじっくり聴いたほうがよい。 近しい人であっても全てを知ることは難しい。全てを伝える必要もあるのだろうか。 もう一度、次は書籍で読んでみたい。

コヌコ@conuco2024年6月7日読み終わったどっちもの目線でおもしろかった。こうゆうの好き。 内容も書き方も好き。 最後天音が大吉のあめちゃん大切にしとったところが切なくて、もうその関係は修復されやんのかな〜って。 何もかもがうまくいくことってないよな。 発達障害に対して全てを理解することはできやんけど、気遣いぐらいは示せたら良いのかな。










































