阿部義彦 "不思議の国のアリス/鏡の国の..." 2026年5月4日

不思議の国のアリス/鏡の国のアリス
不思議の国のアリス/鏡の国のアリス
ルイス・キャロル,
佐々木マキ,
高山宏
こうなったらアリス尽くめで、柴田元幸新訳『鏡の国のアリス』に続きこちらは中公文庫3月の新刊で、訳はオーソドックスな高山宏さんです。アリスの二冊が合本になるのは、どうやら初めての試みの様です。私もアリスは過去に正統派のテニエルの装画の単行本で読んだ記憶は有りましたが、この話筋があって無いようなものですので、迷宮を彷徨うような気分だけ残って、細かい筋書きはほぼ忘れてるんですよね。今回の注目は挿絵を佐々木マキさんが付けている事。これが今回この本を買った最大の理由でも有ります。あらすじは忘れても、キャラクター、三月ウサギ、気狂い帽子屋、チェシャ猫、ハンプティダンプティ、セイウチ、そんな断片だけでも覚えて会話に使える友達なんていたら、それで良いではないですか。何よりジョンの『僕はセイウチ』の世界観は見事にこの世界を体現していて、永遠のマスターピースですよね。I"m crying.
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