
りら
@AnneLilas
2026年5月4日
メインテーマは殺人
アンソニー・ホロヴィッツ,
山田蘭
読み終わった
聴き終わった
本の中の本
探偵と相棒
@ 自宅
〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ1作目。
2019/20国内ミステリランキングこのミス1位文春1位早川1位本格1位。
同じ著者の『カササギ殺人事件』がやはりランキング総なめの割にあまり面白いと思えなかったのでそれ以来読んでいなかったけれど、別シリーズならばどうかなとオーディブルで。
はじめはワートリの当真先輩の声として聴こえていたのが、慣れてくると岩田光央さんの掠れ気味の声質がこのぎくしゃくしたおじさんコンビに至極しっくり来た。
原著刊行は2017年、作中の設定年は著者=ホロヴィッツによるホームズの公式続編『絹の家』が刊行されたばかりで早くも次作執筆を急かされている2011年頃。
前半は刑事ドラマの脚本家でもあるホロヴィッツがタンタンの映画化で脚本を担当しながらも製作陣に振り回される裏話が延々続いてまどろっこしかったけれど、ホーソーンがスピルバーグらとの会合を邪魔する形で登場してからはさくさく捜査が続いて面白く聴いた。
長い上にどこまで事実でどこから虚構なのか判然としない与太話のせいでかなり長く感じたので、続編もすぐに、とはならなそう。
ホロヴィッツが冒頭で読んでいたのは、レベッカ・ウェストの『叛逆の意味』、ホーソーンが読書会のために読んでいるのはカミュ『異邦人』とライオネル・シュライヴァーの『少年は残酷な弓を射る』。
被害者のベッドサイドに置いてあったのはスティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』(ホロヴィッツは「肩透かしな結末」と腐している)。葬儀での朗読を事前に希望した詩はシルヴィア・プラスの「エアリアル」。
オーディブル1.8→2.0倍速。
