メインテーマは殺人

43件の記録
- 蓮@yulan2025年8月27日読み終わった解説に、“重要な手がかりはほぼ書きとめていたのに「なぜ重要なのか、理由をつかめていなかった」”と、手がかりはあっさりと通り過ぎてしまう読み口に触れられていた。これは確かにドラマ等作品において“画面端にさりげなく配置されていた手がかり”を思い起こすし、実際に読みながらドラマを文章でなぞっているような心地で読み終えた。ドラマ脚本家らしい、との評はこういうことだろうか。振り返れば手がかり呈示(読みやすさや膝を打つ感覚)は好みの部類。 序盤からの仮題「ホーソーン登場」のタイトルは結果的に流れたようだけど、終盤の彼のある出番はまさしく「登場」に相応しく、これに決定しても良いのでは?と納得でもさせられそうな描写にはふふっと笑みがこぼれた。もちろん本タイトルの定まり方も好きです。相棒の会話の行方が気になり、楽しめました。
- 縞 まれ@shiroginu_mare2025年5月27日かつて読んだキャラ濃いめの探偵と助手シリーズ 本筋の事件を追う中で出てきた情報がどんどん整理されていくのが楽しかった クライマックスは結構フィジカル 助手役が作家本人という設定に実はあまりピンときていない
- hands_rec@hands_rec2025年4月13日読み終わった久しぶりに導入から惹かれた物語だった。その後も予想していなかった展開の中であの人が怪しいと目星をつけるものまんまと騙された。 体調の問題か途中急に読書が難しい期間ができてしまいだいぶ時間をかけて読んだ。
- pera@tuttipera_2025年2月19日読み終わった伏線を伏線と気取らせないテクニカルな作風。しかしキャラクターの内面の掘り下げなどがあまりなく、海外ドラマ的なサッパリしたつくりで(むしろ作者がそっちの人だからこそ?)、個人的にはあまり、のめり込めなかった。