
mimo
@mimorial
2026年5月4日

されど私の可愛い檸檬 (講談社文庫)
舞城王太郎
読み始めた
『トロフィーワイフ』読了。
開いたが最後、ウィダーみたいにじゅるじゅる吸い続けてしまう、舞城王太郎の文章。30分のタイマーを無視し、話を読み終えるまでお風呂を出られなかった。
自分が作り上げた「自分」に圧倒的に自信があったから、誰でも良かったみたいな言われよう(言ってない)(思われてもいない)がショックだったんだろうなあ…だからこそ自分がいなきゃダメ!な状態に身を置きたかったんだろうなあ…。
と、棚ちゃんの気持ちがわかる一方で、旦那が何を言いたかったのか何に到達したのかしてないのか、わからなかった棚ちゃんの方こそ、旦那が誰だってどうでもよかったんじゃない?と感じた。必要としてくれて、崇めてくれりゃあ誰でも良かったんでしょ。…と、指摘されるのも怖くて逃げちゃったんでしょ。
その相手じゃなきゃ得られなかった幸せはあるよ。だから誰でも良いってことはない。でも幸せはPOV(一人称視点)だからさ。プレイヤー次第なわけ。