
tako
@tako
2026年5月4日
読み終わった
『教育虐待』という言葉を世に知らしめた、センセーショナルな事件だった。
ノンフィクションという事実が、読んだ身に重くのしかかる。
本当に目を疑うような、壮絶で歪んだ母娘関係。
でも、この本を読んでとても良かった。
それは、あかりさん(仮名)の判決後の気持ちの変化を知れたこと。
残虐な殺人犯なんかではない、そこには人の優しさや温かさを受け取れる普通の女性がいた。
これまで守られてこなかった女の子がいた。
でもだからこそ同時に思う。
どこかの時点で、誰か気づいてあげられていたら、手を差し伸べられていたら、結末は違っただろうと。
でももし、私の隣にあかりさんがいたとして、私に何が出来ただろうかと。
私の友人が言っていた「人に頼るのは弱さではなく強さ」の言葉が身に染みる。
(ご本人は何度も助けを求め、逃げては連れ戻されて、それでも自分の人生を諦めずにいたのだけど…)
刑期を終えた彼女の人生が穏やかで幸せなものであるよう、願ってやまない。


