
ふみ
@fumi-i
2026年5月4日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
どの登場人物に対してもうっすらと共感と軽蔑を抱きつつ、でも全員から後ろ指をさされ続けるような感覚がずっと続いている。怖い。
安部公房の「闖入者」がかなり怖くて苦手なのだけれど、本作もだいぶ怖い。
追記
「イン・ザ・メガチャーチ」を読みながらなぜ「闖入者」を連想したのか、ずっと考えています。自分が覚悟して選択したつもりになっていることと他人の都合で選択させられることに実は大した違いがない、ことの裏表になっているからか?とも思うけれどそれも本質ではないような。いやそもそも本質って何?とか果てしなく拡散してしまう…。でも、どちらも読む前の自分には戻れないほど衝撃的な小説でした。納得できる答えなどないような気もしつつ、でも考えずにはいられません。社会的に善で偏りがなく民主主義的で持続可能で健全な消費活動を嗜む幸福な生活って、どうやったら送れるんでしょう。
