ANRICO "書簡型小説「二人称」 ヨルシ..." 2026年5月5日

ANRICO
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@anrico_book
2026年5月5日
書簡型小説「二人称」 ヨルシカ
書簡型小説という斬新な作品。 ある少年が「先生」と呼ぶ対象に手紙で詩の添削をお願いするという形式でした。 ずっしりと重たい茶封筒を開けると32通の白い横型封筒が入っていて、中には2人のやりとりが…… 消しゴムで消した跡、鉛筆で大きなバツを入れられている書き損じ、「先生」の赤入れ、同封された写真、メインである原稿用紙以外の便箋。 本当に他人の文通をのぞき見ているかのような臨場感が素晴らしかった。 「封筒を開ける」という行為そのものが作品の一部として成り立っていて、読み手も物語に取り込んでしまう発想には脱帽。 音楽から入ったけれど、読み物としても面白い。 読んで、聴いて、聴きながら読んで、また聴く。 新しい読書体験だった。 何度も読み返すと思う。
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