

ANRICO
@anrico_book
本が大好き。
- 2026年10月11日
鹿の王 1上橋菜穂子読み終わったやっぱり好きだ〜! 上橋菜穂子さんの極上ファンタジー。 おもしろすぎてドキドキがとまらない。 早く続きが読みたくて気持ちが焦る。 読むのが遅くてもどかしい。 気持ちに読書スピードが追いつかない…。 世界観から何から何まで創作なのに、こんなにリアリティを生み出せるのはなぜなのだろう。 動物たちの息づかい。植物の青臭い香り。経験したことのないはずの食べ物の味わい。全てを感じることができる。 サエは、鷹匠たちは、どうなったのだろう。 ヴァンやユナ、ホッサルたちの行く末は今後どう絡み合っていくのだろう。 ワクワクとドキドキ、期待と不安。 読書でこんな感情を持てるなんて、なんて素敵なんだ。 - 2026年10月1日
冷静と情熱のあいだ Blu (角川文庫)角川書店装丁室,辻仁成読み終わった過去の記憶を振り払おうとするあおいと、ひたすらあおいの面影を追いかける順正が対照的だった。 あおいといういい女がなぜ順正を選んだのか不思議。 決断力がなく、過去を手放せず、快楽に弱く、目の前の人を大切にできない。 違うからこそ惹かれあったのかな。 最後、順正に対して「このままで終わってしまって本当にいいの!?」と強く思った。 最後の数ページでやってくれた。 未来を感じさせる良い結末だった。 2人の新しいの百年を願って。 - 2026年8月25日
冷静と情熱のあいだ Rosso江國香織,角川書店装丁室読み終わった恋愛小説に苦手意識を持っていたけど本当に読んでよかった。 淡々と語られるミラノでのあおいの生活。まるで睡眠中にみる夢のようでふわふわと現実感がなかった。正直、前半はページが進まなかった。 だけど、順正とあおいが繋がった瞬間に滑るように読み進められた。停滞していたあおいの人生が進み出したような読書感覚だった。 最終的に結ばれるわけではなかったけれど、2人の人生は続く。きっとまた2人の人生がつながる瞬間は来るのだと思う。 マーヴのことは気の毒に思った。こんなに真摯に扱ってくれる人を手放すなんて、あおいは馬鹿だと思った。だけど、あおい自身もきっとそれを理解してる。それでも忘れられない恋ってあるよね。完璧なマーヴに幸あれ。 あとがきも素敵だった。 Rossoだけでも満足感は高かったけれど、これはもう片方も読むべき。どちらか片方読むだけじゃこの作品を読了したと言えない。 - 2026年5月31日
BUTTER柚木麻子読み終わった長めの小説で読み終えるまでに時間がかかった。 読む前はミステリー小説かな?と思っていたけど、女性たちの生きにくさ、抑圧などに焦点があてられた社会派小説だった。 私は主人公たちと年齢の近い女性だけど、ここまでの生きにくさや女性であることの抑圧を感じたことはなかったので、いまいち登場人物に共感できなかったのが正直なところ。 「家事はロック。なまくらな日常にのみこまれないような闘志。」という言葉は好きだった。 この物語の好きなところはやっぱり食べ物の描写。とにかくお腹が空く。頻繁にさし込まれる美味しそうな食事の描写はこの物語の魅力だと思う。 これを読んでバター醤油ご飯を試さない読者はいないのでは。 私も思わずエシレのバターを購入した。 初めての高級バター。これは落ちる。 - 2026年5月5日
書簡型小説「二人称」 ヨルシカヨルシカ,n-buna読み終わった書簡型小説という斬新な作品。 ある少年が「先生」と呼ぶ対象に手紙で詩の添削をお願いするという形式でした。 ずっしりと重たい茶封筒を開けると32通の白い横型封筒が入っていて、中には2人のやりとりが…… 消しゴムで消した跡、鉛筆で大きなバツを入れられている書き損じ、「先生」の赤入れ、同封された写真、メインである原稿用紙以外の便箋。 本当に他人の文通をのぞき見ているかのような臨場感が素晴らしかった。 「封筒を開ける」という行為そのものが作品の一部として成り立っていて、読み手も物語に取り込んでしまう発想には脱帽。 音楽から入ったけれど、読み物としても面白い。 読んで、聴いて、聴きながら読んで、また聴く。 新しい読書体験だった。 何度も読み返すと思う。 - 2026年4月29日
私たちの読書生活大島梢絵読み終わった目から鱗だったのが、「本がある空間自体が好き」という言葉。 うちの本棚には装丁に惹かれて買ったは良いけどこの文章は自分には合わないかも…と感じて積んでしまっている本が、たくさんある。基本的には頑張って読了するけど、それでも読めていない本がちらほら…。 そんな本たちには「読んであげられなくてごめんね…いつかは読むから!」といった罪悪感のようなものがなんとなくあった。 存在だけで満たされていいんだ、無理に読まなくてもいいんだと肩の荷が降りた気がする。(もちろんいつかは読みたい) 本や読書ってすごく自由度の高い趣味なのかもしれない。 だから物心ついた頃から本が好きだったのかも。 ちなみに私の読書のマイルールは、 ①欲しい本は我慢しなくていい ②学ぼうとしなくていい ③気が乗らない時は読まなくていい ④読まなくても本が好きだと言っていい もっと読書を楽しみたくなる内容だった。
読み込み中...