

ANRICO
@anrico_book
本が大好き。
- 2026年5月31日
BUTTER柚木麻子読み終わった長めの小説で読み終えるまでに時間がかかった。 読む前はミステリー小説かな?と思っていたけど、女性たちの生きにくさ、抑圧などに焦点があてられた社会派小説だった。 私は主人公たちと年齢の近い女性だけど、ここまでの生きにくさや女性であることの抑圧を感じたことはなかったので、いまいち登場人物に共感できなかったのが正直なところ。 「家事はロック。なまくらな日常にのみこまれないような闘志。」という言葉は好きだった。 この物語の好きなところはやっぱり食べ物の描写。とにかくお腹が空く。頻繁にさし込まれる美味しそうな食事の描写はこの物語の魅力だと思う。 これを読んでバター醤油ご飯を試さない読者はいないのでは。 私も思わずエシレのバターを購入した。 初めての高級バター。これは落ちる。 - 2026年5月5日
書簡型小説「二人称」 ヨルシカヨルシカ,n-buna読み終わった書簡型小説という斬新な作品。 ある少年が「先生」と呼ぶ対象に手紙で詩の添削をお願いするという形式でした。 ずっしりと重たい茶封筒を開けると32通の白い横型封筒が入っていて、中には2人のやりとりが…… 消しゴムで消した跡、鉛筆で大きなバツを入れられている書き損じ、「先生」の赤入れ、同封された写真、メインである原稿用紙以外の便箋。 本当に他人の文通をのぞき見ているかのような臨場感が素晴らしかった。 「封筒を開ける」という行為そのものが作品の一部として成り立っていて、読み手も物語に取り込んでしまう発想には脱帽。 音楽から入ったけれど、読み物としても面白い。 読んで、聴いて、聴きながら読んで、また聴く。 新しい読書体験だった。 何度も読み返すと思う。 - 2026年4月29日
私たちの読書生活大島梢絵読み終わった目から鱗だったのが、「本がある空間自体が好き」という言葉。 うちの本棚には装丁に惹かれて買ったは良いけどこの文章は自分には合わないかも…と感じて積んでしまっている本が、たくさんある。基本的には頑張って読了するけど、それでも読めていない本がちらほら…。 そんな本たちには「読んであげられなくてごめんね…いつかは読むから!」といった罪悪感のようなものがなんとなくあった。 存在だけで満たされていいんだ、無理に読まなくてもいいんだと肩の荷が降りた気がする。(もちろんいつかは読みたい) 本や読書ってすごく自由度の高い趣味なのかもしれない。 だから物心ついた頃から本が好きだったのかも。 ちなみに私の読書のマイルールは、 ①欲しい本は我慢しなくていい ②学ぼうとしなくていい ③気が乗らない時は読まなくていい ④読まなくても本が好きだと言っていい もっと読書を楽しみたくなる内容だった。
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