
みー
@mi_no_novel
2026年5月6日
玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ
岡野大嗣,
木下龍也
読み終わった
@ 自宅
朝、カーテンを開ける(捲る)と、陽の光が入ってきた🪟
🪞好き短歌
「神父、マイクチェックでなんて言ったと思う てやんでい ふふ てやんでい」
「一人っ子に二段ベッドをあてがって下では母さんが寝ています」
「貧血で倒れるきみの長髪が少し遅れて背に着地する」
「台風が倉庫の窓を殴るのをマットの耳は歌と思った」
「老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら」
「トローチに刻まれている文字列を舌先で読みながらおやすみ」
「詩集から顔を上げれば息継ぎのようにぼくらの生活がある」
「追うべきはボールではなく夕暮れの小さな背中だったんだろう」
「祖母じゃない老婆が屈みこんでいて毛髪じゃない草を抜いてる」
「それが愛だとわかったらとまどうな堂々と受け取ればいいのだ」
「向き合わないように置かれた腰掛けに僕ら花びらみたいに座る」
「あけてみて、ってはにかんで言われたら野蛮にやぶくべき包装紙」
「昼下がりの床をあかるくころがって空き缶の鳴るねむたい電車」
「(ぼく/きみ)のからだはきっと(きみ/ぼく)に(ふれ/ふれられ)るためだけにある」
「倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使」

