

みー
@mi_no_novel
🤍🕊小川洋子/千早茜/村田沙耶香/瀬尾まいこ/町田そのこ/宮島未奈/一穂ミチ/高瀬隼子/木下龍也/谷川電話
- 2025年8月26日大人をお休みする日文月悠光読み終わった@ TSUTAYA 栃木城内店仕事でヘロヘロの日、帰りに本屋に寄ったら目が合った。 やさしい詩集。疲れた心に染み渡る、言葉の花束のようだった💐 「大人をお休みする日」。たまには、そんな日があったっていい。大人らしい恋愛をしなくていいし、大人らしい生活をしなくてもいい。 ただ、「私は若いからここまで努力してこられたのではない」。「たまには自分に『わかるよ』と言ってあげたらいい」。 私を救う言葉がたくさん詰まった一冊だった。
- 2025年8月22日スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ知念実希人読み終わった@ TSUTAYA 栃木城内店本のサイズが、私のスマホ(iPhone16e)とピッタリ同じでビックリした!スマホサイズで手に馴染みやすく、見開き1ページずつ(スマホの画面と文章)ストーリーが進んでいくので読み易い📱 最初から違和感はあった。なんで女の子なのに一人称が「オレ」なんだ?とか……疑問に思いながら読み進めたけれど、これも伏線だった! 30分くらいでサクッと読めるのに、しっかりミステリーだった👏🏻面白いな〜。
- 2025年8月21日
- 2025年8月17日令和最恐ホラーセレクション クラガリコウイチ,はやせやすひろ✕クダマツヒロシ,栗原ちひろ,梨,澤村伊智,背筋読み終わったお盆休み読書週間2025@ 自宅「恐怖心展」会場で購入🖤 オシャレ大好き/背筋 鶏/澤村伊智 金曜日のミッドナイト/コウイチ 警察が認めた〈最恐心霊物件〉/はやせやすひろ×クダマツヒロシ 余った家/栗原ちひろ 恐怖心店/梨 前半ももう本当にグロテスクで怖かった。 「オシャレ大好き」はピンヒールで頭を割るような恐ろしさ、「鶏」は短いながらも異形の恐ろしさがあった。 特に好きなのは「余った家」。おどろおどろしさがありつつ、でもラストは救いがあって、普段はあたたかい物語を書かれる方なんだろうなと思った。 梨さんの「恐怖心店」──心から、あの展示を見に行って良かったなと思った。色々な角度から「恐怖心」を捉えることが出来たし、自分自身の持つ恐怖を自覚できた。梨さんにしては珍しく、救いのあるラストで良かった。不覚にも感動してしまった🥲 次回の展示も是非行きたい!しっかりと、心の防寒対策をしながら🧊
- 2025年8月17日ツミデミック一穂ミチ読み終わったお盆休み読書週間2025@ 自宅パンデミックの世界がもはや懐かしく思えた。 全6編で、前半3篇は救いなし、後半3篇は光が見える感じ💫 数日かけてゆっくり読んだ。 特に、「特別縁故者」が心に刺さったな。感動して泣きそうになっちゃった。 もうあれから5年くらい経つのかな。この本を読む「旬」を逃してしまった気がしたけれど、当時の絶望感や先が見えない感じをゾワゾワと思い出せて嫌な気持ちになった(良い意味)🙂↕️ 一穂ミチさんの、色々なお話を読んでみたい。何を食べたらこんなに色んなジャンルのお話が書けるの!?🫰🏻
- 2025年8月16日涙の箱きむふな,ハン・ガン読み終わったお盆休み読書週間2025@ 自宅ずっと気になっていたハン・ガンさんの童話💐 韓国文学を読んだのは初めてだったけれど、「童話」と言われることもあってか、とっても読み易かった! 「時おり、予想外の瞬間に、私たちを救うために訪れてくれる涙に感謝する。」 泣き虫の主人公・涙つぼちゃん。ある日、涙を集めているおじさんと出会ってから、彼女の人生は変わる💧 「きみの涙には、むしろもっと多くの色彩が必要じゃないかな。特に強さがね。怒りや恥ずかしさや汚さも、避けたり恐れたりしない強さ。……そうやって、涙にただよう色がさらに複雑になったとき、きみの涙は純粋な涙になるだろう。いろんな絵の具を混ぜると黒い色になるけど、いろんな色彩の光を混ぜると、透明な色になるように」 この一節が特に心に残った。なんて詩的な小説なんだろう……と思ったら、ハン・ガンさんは小説よりも先に詩でデビューされていたみたい。 今度は詩集も読んでみたいな📚
- 2025年8月16日読み終わったお盆休み読書週間2025@ コーチャンフォーつくば店コーチャンフォー(長期休みには必ず行くデカ本屋)で、「本なら売るほど」の隣に面陳されていて、何だこのでかい漫画は……!となって買ってしまった📚 漫画誌ハルタの帯の裏で連載されていたそう。横に長〜い小話と、縦に長〜い小話がギュッと詰まってた! 不思議な上司、たまに異界になる図書館、妖しい本棚の隅っこ。 毎日ドタバタ、束の間の静寂、週末のおでかけ。 楽しい図書館での出来事ばかりで、ウキウキしながら読んでしまった🐒 この方の、他の作品も読んでみたいな🥰漫画誌ハルタさんには最近お世話になりっぱなしだ! 📷コーチャンフォーつくば店内DOUTOR COFFEEの隅っこの席にて
- 2025年8月15日
- 2025年8月12日
- 2025年8月10日求めよ、さらば (角川文庫)奥田亜希子読み終わったお盆休み読書週間2025@ 自宅恋愛小説が読みたいな〜となって、本棚から手に取った🦋 主人公・志織は、寡黙だが優しい誠太との穏やかな結婚生活を送る。不妊治療を進めながら、日々を乗り越えていく。ところが、ある日突然誠太が姿を消して──。 「惚れ薬」なんて、そんなのプラシーボ効果よ。元来自己肯定感の低かった誠太が頼ったのは「惚れ薬」だったけど、私もそういうのいっぱいあるなー。 小手鞠るい『美しい心臓』に似たものを感じた🫀 「求めよ、さらば与えられん。」(Ask, and it will be given to you) 知的な志織の言葉も素敵だった🔖
- 2025年8月9日読み終わったお盆休み読書週間2025@ 自宅タイトルに惹かれて購入🐰寂しさで死んじゃううさぎはかわいい。 小説みたいな歌集だった。ストーリーの流れがあって、その中で巧みに切り取られた日常が輝いていた💫 「長歌 初めて恋人ができた君に贈る歌」、突然現れた詩に驚いたけど、ここに作者の想いが全部詰まっていた気がする。 🫧お気に入り短歌 「この汚れっぱなし眼鏡でわかってる前見て歩いていかなきゃだって」 「ブックオフ閉店セールに資源ゴミ寸前の紙束は積まれる」 「五億年眠るくじらの背に街がつくられ僕らその中で死ぬ」 「この街の自傷のように誰もいない公園に噴水があがるよ」 「手渡しは危ないからさテーブルに置くよ紅茶もこの感情も」 「笑顔から少しはみ出た表情をして君はまだ青空の下」 「幸せなねずみが道で死んでいて僕らは笑い合うだろう今」 「寂しくて死ぬというより寂しさでしか殺せない最強のうさぎ」 「通り雨だったんだけどこの胸をしっかり黒く濡らしていった」 「もし羽根があろうが君は天使じゃない天使なんかにさせたりしない」 「君は何を思ってるのかキーボード叩く音にも慣れて眠って」 「振り向いて笑ってみせたりしなくていい傷つく場所を間違えちゃだめだ」 「完璧な二人になんてなれないや死ななきゃだいたいハッピーエンド」 「指相撲は手加減しつつ休日の午後を苺のごとく潰せり」 「死に際の一瞬にだけ心臓は海と同期を果たすらしいね」 「さくらばなひろいおでこに貼りつけてこれはあなたのお気に入りの傷」 「あいまいなままでいいから輸卵管わたってこちらの世界へおいで」 「孤独死の部屋に整理がよくされた本棚ひとつ、残されていた」
- 2025年8月8日恋するときも、病めるときも 2りべるむ読み終わったお盆休み読書週間2025@ TSUTAYA 栃木城内店お盆休み読書週間1冊目🎐 大好きなシリーズの新刊!本日発売。 キュンキュンしたり、切なくなったり、現実的になったり。複雑な気持ちになりながら読んだ。 鬼菊さん、メロい……というか、年齢といい性格といい病気といい、私のパートナーと似すぎ😂 萌えたりする場面も多かったけど、一方で「私達も将来は……」と考えてしまう場面も多く(鬼菊さんのブラックジョークにグサグサやられた人)。 今の生活を大切にしよう。そして、精一杯楽しんで、「愛情」を分け合おう❣️そう思えた一冊だった🥰
- 2025年8月8日入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてくださいギギギガガガ,寝舟はやせ読み終わった癒された~!「しゃばけ」シリーズみたいに、怪異と人間が幸せ(?)に共存してる感じがとてもわくわくして大好き! 語り口も易しくて、すらすら入ってきて読みやすかった。 人生がどうでもよくなって、この物件に入居することを決めた主人公「タカヒロ」。タカヒロの過去への触れ方や、優しい(?)隣人の友達、ご機嫌な(?)ご近所さんの存在。ハートウォーミングなストーリーだった💛 個人的に一番怖かったのは、口の中から無数のGがあふれだしてくるシーン……怖すぎ😂 引き続き、カクヨムで追いかけます!
- 2025年8月3日
- 2025年8月3日救われてんじゃねえよ上村裕香読み終わった@ Cafe FUJINUMA Oyama Yuen Harvest Walkずっと読みたかった本! 休日に、お気に入りのカフェのフカフカのソファでゆったりと……読んだけど、内容は全然ゆったりじゃない!🫣 「元・ヤングケアラー」の沙智と、「難病」のお母さん、酒飲みのお父さん。 歪な家庭環境ながら、なんだかんだ言って愛情深く、支え合う家庭。 親って、なんか憎めないよね。どれだけ酷い扱いを受けても、自分を愛してくれている側面が一瞬でも見えてしまったなら、結局何かにつけて縋ってしまう。 そんな「縋っていた」沙智は、就職と同時に上京し親元を離れ、自分で生計を立て、自立する。精神的にも、経済的にも。そこまでの心の変遷が描かれていた。 私にも共感できるところが多かった。実家の、臭くて汚い感じとか、嫌悪感とか。でも、何となくたまに帰りたくなってしまう気持ちとか。
- 2025年8月1日宇宙の声星新一,片山若子,角川書店装丁室都甲玲子読み終わった@ TSUTAYA 栃木城内店特装版を購入📘 星新一、初めてがっつりと読んだけど、そういえばこんな読み口だったな〜と懐かしい気持ちになった💫小さい頃、よく読んでいたな。 未来の話。地球を出発したミノルとハルコは、隊員のキダ、ロボットのプーボと共に広大な宇宙へ旅立つ。 プーボが愛らしくて、とてもかわいかった🤖心があるロボット。
- 2025年7月25日夜市恒川光太郎読み終わった@ TSUTAYA 栃木城内店特装版を購入📘 世にも奇妙な物語を見た感じ。 ホラーと聞いて身構えていたけど、不思議で、人情味が溢れていて、でも少し冷たい夜のお話だった🌃 予測できない展開に、感動して胸を打たれた。 「今宵は夜市が開かれる。」 この出だしが大好き!
- 2025年7月24日くますけと一緒に新井素子読み終わった@ 自宅タイトルが可愛くて購入🧸 帯の感じから、ホラーかな?と思ったけど、全然そんなことなかった! 小説版タコピーみたいな。サクッと読めた。 主人公の成美を守る、クマのぬいぐるみのくますけ。成美の見る現実と幻想の中で、くますけが成美と対話し、戦っていく。 個人的には、お日様の匂いのシーンが温かくてよかったな☀️ 成美ちゃんが裕子さんたちに救われていく描写に心がほっこりし、最後のなんなんとのやり取りで「くますけ、メンヘラだなあ〜」と感じたりした。笑 私にも、くますけみたいな、絶対に私の味方でいてくれる存在が欲しいな🙂↕️
- 2025年7月21日リボンちゃん寺地はるな読み終わった@ 電車寺地さんの新刊🎀 表紙がタイトルに合っていて可愛らしい☺️ 五話構成。街の小さなテーラーを舞台にしたお話。 「リボンちゃん」こと、主人公の百花は、小さい頃から「ゆっくりしてるけど、最終的にはみんなのことを追い越して、大きな花を咲かせるタイプ」の女性。 じんわりとあたたかくて、そっと背中を押してくれるような作品だった。 リボンみたいに、しなやかだけど意外と強い。そんな女性を描いたお話だった。
- 2025年7月20日本なら売るほど 2児島青読み終わった@ 自宅2巻目を読んでいる時に気づいたんだけど、読者アンケート凝りすぎ。イラストもそうだし、アンケート内容も、「好きな書店はなんですか?」とか、「特に印象に残ったセリフはありますか?」など、選べないよ!というものばかり。こんなの、手元に置いておきたくなってしまう……! 第7話 鷹の目を持つ男 私のかつてのバイト先(某古本屋)が出てきて面白かった😂懐かしい!やまびこまでしっかりと描写されている。 中野さんの気持ち、分かる。定時上がりの日の帰りに本屋によって、鞄の中に買った本がある状態で家に帰る。あんなに幸せな時間はないよね💫 第8話 生ける人の輪舞曲 出た〜!!中島らも!私の知り合いにも、入院中に読む中島らもを生きがいにしてる人いたな。あの人は今頃どうしてるかな。 本の続きが楽しみで死ねない。そんな体験してみたいな。 第9話 本の海の漂流者 辞典ね〜。古本屋では中々売れないよね。私もかつて、辞典が売れないな〜って悩んでたことあったな😂 いくら都心の書店でも、棚が狭ければ商品の回転も早い。だから、私は全部の本が揃ってる大型書店が好き。最近の書店って、新刊しか置いてないよね💦 第10話、第11話 丘の上のホテル 神保町が舞台のお話と聞いて食いついてしまった。しかもブックフェス中じゃないか!! 青年がメロい……。刈り上げ良いよね。私も、彼氏の刈り上げた首筋にいつも惚れ惚れしてる。
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