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@mi_no_novel
‎🤍🕊小川洋子/千早茜/村田沙耶香/瀬尾まいこ/町田そのこ/宮島未奈/一穂ミチ/高瀬隼子/木下龍也/谷川電話
  • 2025年5月25日
    右園死児報告(1)
    九十九黄助さんの紹介を聞いて気になって、最寄りの書店で発見し購入! 序盤〜中盤はあくまで「報告書」の形で「右園死児(うぞのしにこ)」についての案件がずらっと並んでいる。一つ一つは一ページにも満たないものもあるくらい短くて、ペラペラ読めた。でも、私が硬い文に慣れていないので、少し頭の中に映像を流すのに苦戦した。(胃の中に隠蔽するって何!?みたいな)それぞれの案件は、「右園死児」に関するものだけれどそれ自体に繋がりはなくて、この物語がずっとこのまま続いたらどうしよう、少し退屈……?と思ってしまっていた。 しかし後半は怒涛のアクションラッシュで、それまで熱を持たなかった文章が一気に感情と凄みを持ち出した。もう夢中になって読み進めてしまった。「エツランシャ」を中心とする聖域へと歩みを進める精鋭たちの描写には息を飲むものがあったし、心の中で頑張れ!とすごく応援しながら読んだ。 無事に脅威を倒せて一安心、と思いきや、何やら続編を匂わせる終わり方……今度続編が出るらしい!是非読んでみたい✨️
  • 2025年5月18日
    二人一組になってください
    文フリで木爾先生の短編を購入して、興味が湧いて購入。表紙がかわいい💠あと、表紙裏の短編がお得で嬉しい! 文体は軽めでスラスラ読めた。内容は(私にしたら)重め。個人的な過去のトラウマがすごく蘇ってきて読むのが辛かったけれど、最終的にはハッピーエンド?に終わって良かった! デスゲームとのことで、グロいのかな?とも心配していたけれど、そこは全然大丈夫だった🙆🏻‍♀️ 俗に言う「性格の悪い」生徒が次々と淘汰されていくのは、読んでいて気持ちが良かった。 私だったら、こういう場で何も出来ずに真っ先に死ぬんだろうなあ……綺麗な強さを持って生きていきたい💪🏻
  • 2025年5月6日
    しゅうまつのやわらかな、
    しゅうまつのやわらかな、
    GW読書週間十冊目。 つくみずさんの可愛い表紙に惹かれて購入💠(少女終末旅行のヲタク) 浅井音楽さん、どこかで聞いたことがあると思ったら、日曜日にポムポムプリン投げてる人か! もう本当に大好きで愛おしかった。心がほっこりして、あ〜分かるな〜とか、このままでもいいんだなとか、安心しながら読めた。 優しいエッセイが全部で二十四篇。どれもあたたかくて、大切に心にしまっておきたい。 一番好きなのは、「めそめそメゾット」かな☔️
    しゅうまつのやわらかな、
  • 2025年5月6日
    まず良識をみじん切りにします
    GW読書週間九冊目。 面白かった!例えるなら星新一みたいな世界観の、短編が五篇。 私は特にクロワッサンのお話が好きだったな〜。えっ、そうなるの!?っていう奇想天外な展開の仕方が、浅倉さん!という感じで好きだった😊
  • 2025年5月2日
    め生える
    め生える
    GW読書週間八冊目。 みんながハゲていく世界のお話。 当たり前が当たり前じゃなくなって、平等から創作した個性が光る時代に生きる人々。 面白かった!ディストピア好きの人には堪らないと思う。 バラバラなように見えた登場人物の関係が、物語が進むにつれて少しずつ絡み合っていく。 自分のコンプレックスとしているものにみんなが侵されて、世界が平等になってしまえばいいのに。そう思っていたことが私にもあったなあ、と思い出した。
  • 2025年5月2日
    そういえば最近
    そういえば最近
    GW読書週間七冊目。 大好きな寺地はるなさんのサイン本だ!と飛びついて買ってしまった本。装丁が可愛らしいな〜とカバーを捲ったら、愛らしいおもちのイラストがコロコロ……かわいい🥰 これは、寺地さんの実体験も反映した小説なのかな?個人的に、谷川さんが人間味溢れてていいな〜と思った。「小説家」の肩書きに引っ張られて、考え方まで変わってしまう人多いよね。 短編集のような長編のような、不思議な構成だった。でも読みやすくて、小休止を挟みながらスラスラ読めた。 奥付までかわいくて、癒された😊
    そういえば最近
  • 2025年4月30日
    家庭用安心坑夫
    家庭用安心坑夫
    GW読書週間六冊目。 小砂川チトさんの本は、『猿の戴冠式』以来久しぶりに読んだ。 難解だった……!終始現実と幻想の境目をふわふわしてて、今語られているのは何だ?と思いながら読んだ。何が正しい、正しくない、死んだ家族か夫……。 文体は易しいんだけれど、地に足をつけて読めなかった。でもその浮遊感がまた面白くて、現実から離れたい時に読むのは良いなあと思った。
  • 2025年4月29日
    5分間リアル脱出ゲームおしまい
    GW読書週間五冊目。 面白かった!面白かったんだけど、謎解きが私には難しすぎて断念した。 いつかまたリベンジしたい🔥
  • 2025年4月28日
    眠れない夜のために
    GW読書週間四冊目。 篇を進めるたびに、じんわりと心が温まった。冷たい夜にそっと明かりを灯すような、優しい短編が詰まっていた。 短編が十篇と、クリエイター・西淑さんの素敵な挿絵の数々🌃 すべての短編が「眠れない夜は、」から始まり、それぞれ違う方向へストーリーが展開されていくのが面白かった。 特にお気に入りなのは、第一夜「空洞」、第三夜「水のいきもの」、第七夜「夜の王」、第九夜「寝息」。 クッキー缶が食べたくなったり、水中を悠々と泳ぐ姿を想像したり、わんこがかっこよかったり、つい大好きな人の寝顔を思い浮かべたり……。 心が温かい気持ちでいっぱいになって、何だか涙が溢れそうになった。
    眠れない夜のために
  • 2025年4月28日
    それいけ!平安部
    GW読書週間二冊目。 あな、いみじ!! 大好きな宮島先生の新刊と聞いて、かなり期待して読み始めたけれど、それをゆうに超える面白さだった。 まず装丁がとても好き!成瀬シリーズ、婚活マエストロに続いて、今回はイラストレーターとトミイマサコさんの表紙。ビビットな色合いがかわいい☺️ スーパー爽やかな青春小説だった。特に蹴鞠大会の場面は、本当に心が揺さぶられてリアルに泣いた。「それいけ!平安部!」の掛け声と円陣が生まれて、ここでタイトル回収か〜!と興奮して泣いた。 宮島先生の小説は、悪者が誰一人出てこないところが好き。次回作もとても楽しみ✨️
  • 2025年4月27日
    かわいそ笑
    GW読書週間三冊目。 読み終わった感じがしなかった。大好きな梨さんの、王道モキュメンタリー。タイトルの付け方秀逸すぎる......!!カバー裏も。 途中まではあまり怖くなくて、むしろ懐かしい〜という感覚が勝って楽しく面白く読み進めていたけれど、後半から段々不穏になっていく。最終章で、私がこの本を読んでしまった目的を知った時、ゾワゾワ〜と寒気が止まらなくなった。怖すぎる......
  • 2025年4月25日
    四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
    GW前ラスト出勤後のテンションでデカ本屋に行って、可愛らしい装丁に惹かれて思わず手に取ってしまった本🌸 短編が二篇収録されていて、どちらも読み易い文体で良かった。サクッと30分くらいで読了。 「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」 桜のイラストがとても素敵!ファンタジックな内容とともに、夢見心地で読み終えた。 恋愛がパーセントで表現されていたのは斬新だったけれど、確かに分かる。75パーセントの恋愛もある。100パーセントの二人が出会えたらいいな。 「鏡」 書き出しから、おどろおどろしい内容かな?と思いきや、割と風刺が効いた内容だった。猫ちゃんのイラストがかわいい🐱 「怪談を書いてみたくて書いた」とのことだけれど、人は結局自分が一番憎くて怖いんだろうなあ。
    四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
  • 2025年4月17日
    恋とか愛とかやさしさなら
    2025年度本屋大賞第七位。表紙に惹かれて前々から気になっていたけれど、ノミネートされたと聞いて購入した。 色々な立場の人が出てきて、みんな苦しんでいて、でも自分の中でどうにか折り合いをつけて生きていっている感じがした。二篇構成になっていて、前半の新夏視点パートが特に共感するところが多かった。私がこの人の立場だったらどうするだろう、と自問自答しながら、でも結局啓久の気持ちはよく分からなかった。性別の壁は高い。新夏の、「理解したいけど理解できないもどかしさ」がすごく分かる。
  • 2025年4月12日
    慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー
    慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー
    ・有栖川有栖「アイソーレテッド・サークル」 〜霧に閉じ込められた学生たちの悲劇 トリッキーでとっても面白かった。まさに、スティーブン・キングの「ミスト」のような雰囲気だった(もうちょっと軽いかな)。生真面目な学生たちの会話も面白い。ラストで、彼らはアイソレーテッド・ワールドから抜け出せたのか? ・北沢陶「お家さん」 〜大阪の商家で聞こえる、恨めしげな声とは? 時代物。少しグロテスクだった。歴史小説に慣れていないこともあり、読み始めは文体に慣れなかったけれど、転がる展開に引き込まれてすぐに慣れた。『をんごく』も読んでみたいな。 ・背筋「窓から出すワ」 〜集められた怪談から導かれる真相 やっぱり最恐でした。これを目当てに読んでいた。ラストのページが白紙になっているのが怖すぎる。何かが見えてしまうのではないかと思って、薄目で読んでいた。上條一輝『深淵のテレパス』とは対極にあるお話だなと思った。理由の分からない事象が一番怖いよね。 ・櫛木理宇「追われる男」 〜あなたを追いかける謎の男 アクションシーンが面白かった。謎の残るラストも良かった。FPS視点で進んだので、臨場感があって新鮮だった。ヒトコワ系。 ・貴志祐介「猫のいる風景」 〜姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦 心理戦がすごく面白い。ホラーとは違うところで、キドキハラハラしながら読んだ。おそらく猫に食われる?ラストが恐ろしすぎる。想像しただけで鳥肌が立った。その後が描かれていなくて本当に良かった。 ・恩田陸「車窓」 〜車窓から見える看板が導き出す恐怖 このお話だけ、一度読んだだけではラストが理解でドきず、解説を見た。ふんわりと不気味な読了感が残った。恩田先生はやっぱり文体が優しい(易しい)分、ストーリーの不穏さが際立っていた。
  • 2025年4月6日
    ぼぎわんが、来る
    澤村先生の作品初読。ずっと気になってはいたけれど、怖くて中々手が出せず……やっと読めた! Youtuber・九十九喜助さん曰く、「想像力を軟弱にして読んだ方が良い」とのことで、できるだけ想像しないように頑張ったけれど無理無理。凄まじい叙述トリック・文章力で、とびきり怖かった。 民俗学好きの私にとっては興味深いところも多かった。 第一章は田原秀樹、第二章は田原香奈、第三章はオカルトライター・野崎視点でストーリーが進んだ。モラハラ夫、真琴の過去、野崎と真琴の関係性など、人間の描かれ方も素晴らしかった。特に秀樹は「あー、実際にいそう」という感じの典型的なモラハラ夫で、嫌いになった😂 グロいところもかなり多く、そこは想像力を軟弱にして……(これ、映画版はどうなってるんだ) しかし、琴子さんがカッコよすぎる。ラストの決戦シーンでは勇敢にぼぎわんと戦っていて、うわあカッコいい……!となった。 不穏さの残る、知紗ちゃんの台詞で終わるのも良かった。 これは比嘉姉妹シリーズの第一作目だそうで、続きも勇気が出れば読んでみたい🥰
  • 2025年3月31日
    うたかた/サンクチュアリ
    大学時代の友人が、海外へ越すときに譲ってもらった本。勿体なくて読めないでいたけれど、この間とあることがあって、大学時代が懐かしくなって手に取った。 良くも悪くも起承転結のない二篇だったけれど、とにかく言葉が美しい。日常の、ふとした瞬間の素敵さが、物語の形になって脳内に思い起こされた。 愛はこれでいい。世間体だの未来だのごちゃごちゃ考えるんじゃなく、お互いにこんな風に想い合えていたらそれでいい。 友人らしい、心温まるお話だった。
  • 2025年2月23日
    本を守ろうとする猫の話
    猫の日ということで、積読から🐱 ほのぼのとしたストーリーなのかと思いきや、かなり風刺の効いた内容で驚いた。いつか、世界の名作をもっと知ってからこの本を再読したとき、また違う感想を抱くのだろうなと思った。 夏川先生の著書はこれが初読だけど、ライトすぎる文体で少々目が滑る場面があった。でも、あとがきを読んでそれにも全て納得した。 医師と作家を両立してる人の頭の中は、どうなっているんだろう……👨🏻‍⚕️
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