みょん太郎 "君のクイズ" 2026年5月6日

君のクイズ
思考の路を歩いてゆく読者体験を求めて小川哲さん2作目。 リモコンでTVの電源をオンにした時、クイズ番組であると圧倒的にまたか〜勢であり、トレーシングペーパー並みの薄さを誇る浅識のためすぐにチャンネルを変えてしまう。 だが秀才たちが知識を前提に、技術や経験で競っているのだと思うと途端に面白く、美しく感じるね。 クイズは競技で魔法でエンターテイメントで生き方で演出材料なんだ(薄い)   まんまと本庄絆を偶像とし、ストーリーを求めた自分がいた。 他人にストーリーを求めた時、ドラマMIU404の久住の「俺はお前たちの物語にはならない」をいつも思い出す。不幸な生い立ち?ゆがんだ幼少期の思い出? イジメられた過去?ん? どれがいい? 少し前に読んだ『インザメガチャーチ』は私へストーリーを信仰する視点を強烈に付与し、本作によりその認識を深化したのかもしれない。 昨年、私は自身を偶像化されることと現実の乖離に悩んだのでこの視点の再認識は何かに結びつきそうだと思う。思考不足でここでは結び付かず…(放棄) 本庄絆は観察して適応していたんだ。 三島の純度が維持されているラストがわたしは好き。 また会社の棚から拝借、良い会社かな。
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