
monet.
@monet
2026年5月6日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
前から朝井リョウを読んでみたかったこと、本屋大賞を受賞したこと、装丁が綺麗だったことから乗るしかないこのビッグウェーブに、ということで勢いに任せて読んだ。
メガチャーチというのは単純に大きい教会=ファンダムを示す言葉と思っていたけどアメリカに実在する団体と知ってほんとに今この現実を切り取ってきたなと思う
久保田にとっての仕事・娘、澄香にとっての留学・道哉、隅川にとっての倫太郎、すべて最初は自分の気持ちから始まったのに社会や他人との関係性を経れば経るほど自他境界は曖昧になっていき価値は揺らぐ。
どんな価値観も否定されない時代で自分は何を選び取るのか、だけど何かを選ぶことは他の選択肢を捨てることでもあり、人間孤独にはなりたくないので他人がどうしているかを見回さざるを得ない。
ただ幸せになりたいだけなのに、もはや「幸せ」という言葉も誰かによって作られた幻想を内包しているのでは…と思ってしまう(陰謀論を意図しているわけじゃない
なんかすごくよく分かったような気がしたのにやっぱり分かんないことが多くてここまでまとめるのに何度も手が止まった!朝井氏が某動画で述べられていた通り本を読むたびに何かから遠ざかる感覚になっています、完敗です……



