彼らは読みつづけた "ことばの白地図を歩く" 2026年5月6日

ことばの白地図を歩く
*本の中の読書* 《ということは私は、翻訳者どころか作者の存在にもほとんど気づいていなかったことになる。でも逆にいえば、それくらい自然に自分のなかに作品世界が生きていたのかもしれない。誰かが作って、誰かが翻訳したということを忘れてしまうくらいに。じゃあそこに介在していた人たちの仕事は、むしろ本の魔法を遠くまで届けるための手伝いを、みごとに成し遂げていたということになるんじゃないだろうか。》 — 奈倉有里著『ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ』(2023年6月、創元社〈シリーズ「あいだで考える」〉)
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