
もも
@shii_hoo
2026年5月6日
本を読めなくなった人たち
稲田豊史
読み終わった
@ 電車
Z世代へのインタビューがたくさん行われていて、テキストメディアへの目線がリアルな声として伝わってきて、本が好きな人間としては読んでいてグサグサ来た。
「ネットで無料かつ簡単に手に入る情報以外は存在しないも同然」
→SNSに流れてくる情報を受動的に眺める。そこから興味のあるものを検索したり、さらに深く調べようとは思わない。フィルターバブルがかかった情報という意識がないのが怖いと思った。
「「わかりみ」と「おもしろみ」」
→この話が面白かった。「わかりみ」は受動的な態度。「おもしろみ」は自分で探すもの。Z世代は「わかりみ」を求める。「おもしろみ」は求めていない。
オープンエンディングへの抵抗感があるというのも驚き。村上春樹とか絶対読めないじゃん!あと「ハリポタは分厚くて読んでないけどムリ」という声はとても悲しかった、、、
「そもそも長い文章を読めるのは特殊能力。ネットが発達する前は我慢してテキストを読んでいた。いま、動画という楽な手段があるのにわざわざテキストを読まない。
切り抜き、紹介動画を見れば元の作品を見なくても満足する」
→時事問題にしろ物語にしろ、ネットで短く面白くまとまっている。それで満足するなら、本を読むなんて面倒で当然だと思う。
でも、私は切り抜きのように誰かがまとめたものよりも、たとえ冗長なシーンがあったとしてもオリジナルが好き。「余白」にこそ考える余地や面白さがあると思うから。
読んでいてつらかったけど(なんなら分かり合えない絶望感もあったけど)、若い世代の声や考えを知れて、デジタルネイティブとはこういうものかと参考になった。
本を読むのが趣味なんていうのは、そもそも昔から少数派かもしれなくて。今は楽しいコンテンツがたくさんあって、みんなそれぞれ好きなものを楽しむでいいんだ。
でもでも、これから読書を好きになる人もいるかもしれないから、出版文化が廃れないようにしないといけない。これからもたくさん本を買って読む!




