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@hana_no_namae
2026年5月6日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
タイトルかっこよ!
朝井リョウさんはなんでこんなに、オタクの女の子の心情を細かいところまで書けるんですか?
いづみさんと変な服を着始めた頃のすみちゃんの語りのところ、「あれ、朝井氏は本当に男性だよね?女の子の視点をクリアに持ってるのなぜ??」と、小説に没入していた頭から現実に戻ってしまうくらいビックリした。
本屋大賞だから皆に支持されているんだろうけれど、こんなに書いてしまって、オタクやINFPの人達からは叩かれていないのかな?大丈夫?図星の人達は最後まで読めないんじゃないか?
でも朝井氏は彼らを冷笑したくて書いたんじゃないのは伝わるよね。どうしてこの小説を書こうと思ったんだろう?次はインタビューを読みたくなる。
自分を使いきりたい、という気持ちはなんとなく分かる。
数年前のわたしの悩みは、「他の人みたいに何かに熱中できるものがない」だったので。
なにかしらを極めて尖った部分があるのがいいなあ、何事も広く浅くの自分じゃなくて、何かに熱中してみたいな、と思って
熱中しようとするんだけど、途中で冷めてしまう。
結局、熱中する対象を頑張って探すのっておかしいな、と思ってやめたけれど。
使いきりたかったのかなあ、と読みながら思い返していた。
すみちゃんパパの「やってきたことよりやってこなかったこと」もきついよねえ。
自分のやってこなかったことってなんだろう、とつい過去を振り返ってしまうほど、すみちゃんパパの人生が最後まで切ない。自業自得とも思えない。
熱量の高いオタクっていづみさんやすみちゃんみたいな、現実に満足していない人が逃避としてやっている行動、みたいなイメージが世間にはあると思うし、周りをみていてもちょっと感じるし、そういう人しか小説にでてこなかったけど、
めちゃくちゃ人生楽しくて、その上で熱量高い推しがいて活動しまくってる、みたいな人っているのかな。そういえば出会ったことがないな。



