
霧
@yoruto
2026年5月7日
ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾
読み終わった
借りてきた
あらすじ
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女七名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、一人また一人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?
本文p190〜、抜粋。
「そうだった。小田さんといったかな、あの人は我々全員の顔を見ているし、名前を書いたリストだって持ってる。テレビや新聞を見て、すぐに警察に届けるに違いない。そうなれば捜索がなされて、死体も見つかる。ところが一人だけ足りないわけだから、その者が当然犯人として指名手配されることになる」
「そういう展開になるでしょうね。それとも犯人はそこまで深く考えていないのか」
「考えないなんてことは、ありえないと思うわ」
「ここまで巧妙に計画を立てた人間なら尚のこと、な」
(中略)
「ねえ、まさか犯人までが死ぬ気だってことはないでしょうね」
「えっ?」
「殺人を終えた後、犯人が自殺するつもりだとどうなるの? それだと後のことなんか考えなくてもいいわけよね」