

霧
@yoruto
- 2026年1月10日
カトリと眠れる石の街まくらくらま,東曜太郎借りてきた読み終わったあらすじ 舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。 街の中に蔓延する眠り病の原因が、自分が住んでいる旧市街の中にあるのではとリズに指摘されたカトリは、ふたりで眠り病の原因をつきとめに行く。 患者が発生するタイミングを調べ、街の歴史を紐解きながら、眠り病の原因を探しもとめるふたり。 そのうち、旧市街が隠している「大きな秘密」がわかってきて……。 対照的なふたりが謎を解きあかす、ミステリーファンタジー! - 2026年1月3日
夢みる宝石 (ちくま文庫 す-31-1)シオドア・スタージョン,川野太郎借りてきた読み終わったあらすじ 孤児の少年ホーティは養家から飛び出し、見世物で巡業するカーニバルに加わる。小人のジーナやハバナなどはぐれ者の団員たちと友情を結び、自分の居場所を見つけたホーティ。しかし団長モネートルは、不思議な力を持つ「夢みる水晶」を集め、人間への復讐を企てていた……。 - 2025年12月26日
ドーン・トレッダー号の航海C・S・ルイス借りてきた読み終わったあらすじ いとこのユースティスとともに、突然ナルニアに呼び戻されたエドマンドとルーシーは、カスピアン王やリーピチープと再会し、行方不明の7人の貴族を探す船旅に同行することに。だが行く先々の海域には、未知の生き物や、一行の心を惑わす不思議な出来事が待ち受けているのだった。 以下、p317〜抜粋。 「あなたは何も言わないの、リープ?」ルーシーが小声でリーピチープに言った。 「いいえ。女王陛下、なぜ、そのようなことをおっしゃるのですか?」と、リーピチープがあたりに聞こえるほどの声で言った。「わたくしの心は、とうに決まっております。<ドーン・トレッダー号>で東へ行けるかぎり、東をめざします。<ドーン・トレッダー号>で行けなくなったならば、コラクルを漕いで東をめざします。コラクルが沈んだら、四本の足で泳いで東をめざします。そして、もうこれ以上泳げないとなってもまだアスランの国に到達できなければ、あるいは<世界の果て>の大きな滝にのまれて流れ落ちてしまったとあらば、わが鼻先を日の昇る方角へ向けて沈む覚悟であります。そのときは、ピーピチークがわたくしに代わってナルニアの<もの言うネズミ>たちのリーダーとなるでありましょう」 - 2025年12月18日
頬に哀しみを刻めS・A・コスビー,加賀山卓朗借りてきた読み終わった読んで良かった。すごく面白かったです。 著者の他の作品も読みたい。 あと、タイトルがかっこよすぎる! あらすじ 殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆきー。アンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞総なめ!MWA賞長篇賞最終候補作! - 2025年12月6日
三度目の殺人佐野晶,是枝裕和借りてきた読み終わったあらすじ 「本当のことを教えてくれよ」-『そして父になる』の是枝裕和監督作品、真実の小説化。弁護に「真実」は必要ない。そう信じ、勝利するための“法廷戦術”を追求してきた弁護士・重盛。しかし、ある事件の被疑者・三隅は、供述を二転三転させ、重盛を翻弄する。そして次第に明らかになる、三隅と被害者の娘の関係。本当に裁かれるべきは、だれか。心の底から「真実」を求め始める重盛の前に浮かび上がるものとは。 - 2025年11月30日
- 2025年11月20日
実は、拙者は。白蔵盈太借りてきた読み終わったあらすじ 深川佐賀町の裏店に住まう棒手振りの八五郎は、平凡かつ地味な男。人並み外れた影の薄さが悩みの種だが、独り身ゆえの気楽な貧乏暮らしを謳歌している。そんな八五郎は、ある夜、巷で噂の幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が旗本を襲う場に出くわす。物陰から固唾を呑んで闘いを見守る八五郎だが、一柳斎の正体が、隣の部屋に住まう浪人の雲井源次郎だと気づき──。影と秘密は江戸の華!? 期待の新鋭が贈る、書き下ろし傑作時代小説。 - 2025年11月18日
ぼくの家族はみんな誰かを殺してるベンジャミン・スティーヴンソン,富永和子借りてきた読み終わったあらすじ ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。そんな家族が3年ぶりに雪山のロッジに集まることになったのだから、何も起こらないはずがないーその予感は当たり、ぼくらがロッジに到着した翌日、見知らぬ男の死体が雪山で発見された。家族9人それぞれが何かを隠し、怪しい動きを見せるなか、やがて第2の殺人が起こり…。 - 2025年11月8日
京都祇園もも吉庵のあまから帖3志賀内泰弘借りてきた読み終わったあらすじ かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦(くら)ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。 茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。 ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。 祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。 シリーズ第三弾。 文庫オリジナル。 - 2025年11月8日
怪物佐野晶,坂元裕二,是枝裕和借りてきた読み終わったあらすじ 「豚の脳を移植した人間は? 人間? 豚?」シングルマザーの早織に、息子の湊が投げかけた奇妙な質問。それ以降、不審な行動を繰り返す湊に、早織は学校でのいじめを疑うが……。母親・教師・子供の3つの視点から語られる物語に潜む"怪物“の正体とは。 - 2025年10月26日
ボトルネック米澤穂信借りてきた読み終わったあらすじ 亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。 p119より、抜粋。 「何でもなくなれば、いいんじゃないかな」 ゆっくりと、ノゾミがぼくを見る。 「何でもなくなる?」 「そうすればきっと、モラリストにも、ヒューマニストにも」 子供を生んだのは社会的地位のためだと当の子供に口を滑らせる父にも、ご馳走を二人分だけ作ることに腐心する母にも、「子供は金輪際これっきり」という意味の名前にも、 「無敵になれる」 - 2025年10月25日
白痴(1)ドストエフスキー,亀山郁夫借りてきた読み終わったあらすじ 人々は彼を、愛情をこめて「白痴」と呼ぶ…。この最高の「恋愛小説」はペテルブルグへ向かう鉄道列車の中から始まる。スイスからロシアに帰る途中のムイシキン公爵と父親の莫大な遺産を相続したばかりのロゴージン。2人の青年が出会った絶世の美女、ナスターシャをめぐる熱き友情と闘い。 p427より、抜粋。 「……これでいいの、公爵、ほんとにいいの、そのうちわたしを軽蔑しだすにちがいないんだ、わたしたち、幸せになんかなれっこないの! 誓ったりしちゃだめ、わたし、信じないもの! それに、ほんとうにばかなまねをするところだった!……そう、それよりも、気持ちよく別れましょう、でないと、わたしだって、こう見えて夢多き女ですから、なんの得にもなりゃしないから! わたしがあんたのこと、夢に見なかったと思う? あんたの言ったとおり。もうずっと夢に見ていたんだから、まだあの人の村で五年間ひとりぼっちで過ごしていたときからよ。考えて、考えて、夢に見て、夢に見て。そうしてずっと、あんたみたいな人を空想していたの。優しくて、誠実で、いい人であんたみたいなちょっとしたおばかさんが、いきなりこんなことを言い出すの。『ナスターシヤさん、あなたは悪くない。わたしはあなたを崇めている』って。そう、そんな夢をさんざん見てきたの。ほんとうにおかしくなるほど……」 - 2025年10月17日
ルビンの壺が割れた宿野かほる借りてきた読み終わったあらすじ 「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」-送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め…。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作! - 2025年10月14日
アルジャーノンに花束を新版ダニエル・キイス,小尾芙佐読み終わった買ったp296より、抜粋。 ときどき初期の経過報告を読みなおしてみて、無学ゆえの書き誤り、幼児のような天真爛漫さ、暗い部屋から鍵穴を通して、外の、目もくらむ光りをのぞいている低い知能しかもたない心などを見た。まわりにいる人々が言っていることに楽しそうに、心もとなさそうに笑っているチャーリイを夢や記憶の中に見た。鈍い頭脳ながらも、自分が劣っていることは知っている。 他の人たちは自分にない何かをーー自分を拒否する何かを持っている。知能において盲目の身でそれが読み書きの能力と関係があるのだと信じていた。それらの能力が得られれば、知能も得られるのだと思っていた。 知的障害者ですら、まわりの人のようになりたいと願っている。 - 2025年10月11日
京都祇園もも吉庵のあまから帖 2志賀内泰弘借りてきた読み終わったp284より、抜粋。 「世の中にはなあ、知らん方がええこともある。聞かん方がええこともあるんと違いますやろか?」 「……」 それは間違いなく、勇に向けられた言葉だった。 「昔から、秘すれば花と言いますなぁ。もし、知ってしもうたら、聞いてしもうたら、辛い思いをするお人がおるんやないやろか。人の心を苦しめてまで、知らなあかんことはないのと違いますやろか」 強くはあるが、やさしさを含んだ瞳で見つめられた。 - 2025年9月23日
京都祇園もも吉庵のあまから帖志賀内泰弘借りてきた読み終わったp217より、抜粋。 「ええか、巌夫。覚えとき」 「なんやの」 「人に恥をかかせたらあかん。世の中はなぁ、正しいとか正しくないということより、大切なことがあるんや」 「……」 「さっきな、高校生叱るんは、容易いことや。そやけど、そないなことしたらあの子らの立場がのうなってしまう。そやから耳元でささやいてやったんや」 「なんて?」 「一つお願い聞いてもらえんやろか。あそこのお爺ちゃん、お婆ちゃんに席譲ってやってほしいんや。もし、そうしてくれたら、えらいかっこええで〜。きっと祇園でもモテモテや」 巌夫は、それが「粋」というものだと教わった。 - 2025年9月20日
新装版 殺戮にいたる病我孫子武丸借りてきた読み終わったp216より、抜粋。 「……やはり、食べるためにですか」樋口は眉をひそめながら言った。 教授は首を振った。 「まさか、違うよ。ーー彼が盗んだのは、性器だよ。セックスだ。セックスそのものじゃないか。もちろん彼は自宅で彼女とセックスしていることだろう。そうに決まっている」 - 2025年8月31日
わたしの美しい庭凪良ゆう借りてきた読み終わった本文p55より、抜粋。 母親からお見合いをセッティングされたり、気が進まなかったのにお断りされてショックを受けていたり、後輩から煙たがられたり、どれもよくあるつまらないことばかりだ。気の合う人たちとおいしいものを食べて、お酒を飲んで、笑って、それだけで気は晴れる。 根本的な解決にはなっていないけれど、生きていく中でなにかが根っこから解決することなんて滅多にない。しんどい。つらい。それでも明日も仕事に行かなくてはいけない。だからとりあえず明日がんばるための小さな愉しみを拾い集めていくことが優先される。 それが生きる知恵とわかっていても、たまに焦ることもある。考えすぎず、突き詰めすぎず、沈まない程度の浮き輪につかまって、どこともしれない場所へと流されていく。子供のころイメージしていた、なんでも知っていて間違えない思慮深い大人にはほど遠い。 - 2025年8月29日
夏の庭湯本香樹実借りてきた読み終わった本文p155より、抜粋。 歳をとるのは楽しいことなのかもしれない。歳をとればとるほど、思い出は増えるのだから。そしていつかその持ち主があとかたもなく消えてしまっても、思い出は空気の中を漂い、雨に溶け、土に染みこんで、生き続けるとしたら……いろんなところを漂いながら、また別のだれかの心に、ちょっとしのびこんでみるかもしれない。時々、初めての場所なのに、なぜか来たことがあると感じたりするのは、遠いだれかの思い出のいたずらなのだ。そう考えて、ぼくはなんだかうれしくなった。 - 2025年8月11日
絞首台の謎ジョン・ディクスン・カー読み終わった買った本文p48より抜粋。 「ーーこのロンドンに、消えうせた街が確かにあると」 「ぜんたい、なんの話だ?」サー・ジョンが訊ねた。 「まあいい、ルイネーション街とはどこだ? そこが気になって仕方がない。人間が消えるぐらい、大した話ではないよ。どこぞのいかれたやつが電話してきて、失踪者が吊るされたと通報することもあるだろう。だがね、通り一本そっくり消えたとなると、れっきとした街ひとつがロンドンからかき消えたことになる。これ以上おかしな話はなかろう?」
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