
いぬを
@_____on722
2026年5月7日
イノセント・デイズ
早見和真
買った
読み終わった
放火殺人で死刑囚となった女性の過去を、周囲の人々の証言からたどっていく物語です。
事件の裏にある孤独や人生の苦しさが描かれます。
まずは、この作品、読む手が止まりませんでした。
それほど面白かったです。
テレビやネットニュースでよく見る凶悪殺人事件の犯人。
顔写真を見て、「あー、やっぱりこういう人がやっちゃうんだな」と簡単に口にする人がよくいます。
その人は、その殺人犯と報道された人をよく知っているのでしょうか。
偏見やイメージとは怖いもので、はじめは些細な噂でも、広まればそれは事実として認知されてしまいます。
誤ったことを認識されては、人に迷惑をかけることにもつながるし、否定しなければならないと思いました。
この作品は、登場人物が自らの責任という重荷から逃れるために、利己的な行動が目立ちます。
他人を想った行動だって、その他人からすれば迷惑かもしれない。
これも利己的な行動で、正しいの押し付けだと思います。
よく観察すれば、私も含め、現実でも利己的な行動が目に留まるのではと思いました。








