
TAKA
@taka_phantomtrpz
2026年5月7日
正欲
朝井リョウ
読み終わった
ルールで規制する側が考えつく性的なこと、社会はその線の手前でしか「規制」することができない、という人間の想像力の限界によってとりあえずの社会秩序が立てれているという視点が出てくる点は面白くもあり、怖さを再認識させられる。冨樫義博が立てそうな問いかけ。
以下はいくつか抜粋
世間が判断する性的なものが、いかに限定的で画一的か。それを排斥すれば世の中に漂う性的な感情や性的な視線も一緒に排斥できるという幸せな思い込みは、単純で直線的だからこそ強い力を持つ。思想や情動も論理で説明できると考える人々の規制は生身の人間の内側には到達しない。
みんな本当は気づいているのではないだろうか。2/3を2回続けて選ぶ確率は4/9であるように、多数派にずっと立ち続けることは立派な少数派であることに。
体内に築かれた宗教が重なるだれかと出会ったとき、人はその誰かの生存を祈る。それは単なる生存願望を超え、その人が自殺を選ぶような世界では困るという自己都合に根ざしている
世間が判断する性的なものがいかに限定的で画一的か、それを排斥すれば性的感情や視線も排除できるという単純で直線的な思い込みが強い力を持つこと、思想や情動も論理で説明できると考える人々の規制は生身の人間の内側には到達しない

