正欲
1009件の記録
ロゴ@logoxlime2026年5月29日読み終わった流行ってるし読んでみたがこの作品はなんや 最初は登場人物みんながちょっとづつ嫌いやなー 多様性ねほーんぐらいに思って読んでたけど 進めれば進めるほど 正しいとは常識とはという曖昧さと 暴力的って言っていいほどの正しさでの他者の排除 そして排除された人たちの求めてた物 そこからの多様性 あまりにくもくいちがってて 多様性と言う単語はあまりにも主観的というかエゴでしかないと感じるまであるひ 読了後 どう言う感想を抱いていいのかすらわからなくなってる自分がいた

だいず@da1zu_2026年5月29日買った読み終わった読了後、簡単に言葉にできないほどの衝撃を受けた。 登場人物それぞれに共感できる部分があるからこそ、世間が言う「正しさ」の本質について深く考えさせられる。正しさとは、単に多数派の意見でしかないのかもしれない。 物語の後半、大也が八重子と話すシーンの筆力は凄まじく、息を呑むようにして一気読みしてしまった。 初めて読んだ朝井リョウ先生の作品だったが、すっかり魅了されたので、これから他の作品も少しずつ読んでいきたい。- がちゃまる@gachamaru2026年5月27日買った素晴らしい本たちからもらった感情や思考を吐き出したくて、Readsを導入。だけでなく、ほかのレビュアーさんから興味をそそられ、新しい本に手が伸びていく。ということで読書欲が爆発したので本書を購入。マイノリティとか多様性とか社会との接地面にあるものに興味を惹かれてしまうたちなのでワクワクしている。



- あしか@mo104gu2026年5月26日今まで「多様性」を掲げて行われるあれやこれに朧げながら感じていた違和感がなにか、明瞭になった。そして、何故マイノリティに対し寛容になったように思える現代でもマイノリティは表出し辛いのか(数的な発信力は置いておいて)、考えを得ることができた。また、広く三大欲求とされるもののうち、食欲と睡眠欲、この2つと性欲の性質の違いについても考えを深めることができた。 現世に留まるための力として、摩擦力を挙げたのには思わず膝を打った。他人との関わりが死なないための楔や鎖として表現されることは多々ある(というか、作中でも使われている「繋がり」が連想され、それもまた分かり易いと思う)が、自分と同じような人がいて、その人も生きている、くらいの情報量だと鎖というには優しいなと感じていた。さらに、作中でいう摩擦力がないほどふわふわして、世界に対して現実味が持てないような感覚も、掴みやすいなと思った。







しほ@Lib-shi2026年5月25日読み終わった借りてきた多様性という言葉に違和感を持っていた私。かなりスッキリした。色々と衝撃すぎて、簡単に感想が言えない…これは凄い。本当に凄い。人の欲望に対してここまで描けるのか。登場人物が多いけど、最後まで一気読み。




のん。@non___12082026年5月25日読み終わった再読主要キャラ5人ともに共感しちゃう部分があるから難しい。誰も傷付けたくないなら自分の世界の中に篭ればいいけど社会はそれでは生きていけない、この矛盾さに心が右往左往して困っちゃう。夏月×佳道、八重子×大也の未来に少し希望を持たせてくれるのが良い😌



ちゃんえび@jump21high2026年5月25日映画を観た朝井作品のようにそれぞれのキャラクターの視点を綿密に描かないとラストシーンの重みが伝わりにくいから原作の補完が大事でした。 見る人によってはお父さんが悪者に見えるのかな... 八重子、延長コード持って家に押しかけて欲しかったな... SEX体験のシーンがあって安心した あのシーンをシュールと笑ってしまいそうになるんだけど、実際そういう性的嗜好を持った方からしたらあのシーンを笑う事は出来ないのだろうか 結局自分も寺井のように理解できないまま、八重子のように理解したくてもその境界線を潜れないまま、明日を生きるためのポスターに励まされながら生きていくのだろうか。 フニャ〜...

読書するはる@surusuru2026年5月24日読み終わったマジョリティの考えるマイノリティに当てはまらない人への解像度が高すぎて、途中からは朝井さんも似たような感性を持っているのかな〜なんて考えてました。結果的には、生物学的男女2人が生活を共にする中でそういうシーンがあったので、少しはマジョリティ側に寄り添った話にしてくれたと感謝してます。 (たぶん、多くの人はそうなって欲しいって考えてたんじゃないですか?もしそういうシーンが2人の中でなかったらもっとこの本に対する不安感みたいなのは大きかったと思います、そういう不安を一部だけでも取り除いてくれたことへの感謝です) にしても寺井はいい仕事をしてますよね、この人の話が1番自然で唯一のオアシスでした。まあこの本で読みやすいってことは、マジョリティ側に受け入れやすいってことと同値なのでここが読みやすかった自分はやっぱり寺井に共感できることが多かったですね。レールから外れることへの忌避感が確実に自分にもあるので、それを体現してくれてありがとうって感じです。 それから神戸ちゃんもいい子ですね〜って感じで、もしかしたらぼくが女性ならこの存在がオアシスになるのかなって思います(だいぶ性差別的な表現をお許しください)。今の社会はルッキズム真っ只中ですからね、特に学生は。コンプレックスやらトラウマやらを後天的に抱え込まされた人間、マジョリティの考えやすいマイノリティはなかなかに社会に溶け込んでて締めを飾ってるのも未来が明るそうな感じがしていいなーって思います。 あの2人にはよく頑張った敢闘賞!って感じですね。後半に行くと、もっと話せよ!みたいなことをどうしても考えてしまうんですが、結局そういうのは自分が読んでて気持ちよくなれる本にしたいからなんだよなーって気づかされましたね。完全に2人を理解できてるわけがないんですけど、辛い孤独がようやく終わったところなのでお幸せに。 諸橋くんは確かに、惜しい!あと少しで違う形になっていたかもしれない、と期待できるようなシーンもあったんですけど、これまでの積み重ねを考えるとそんな簡単にはいかないでしょうし、やっぱり神戸ちゃんには荷が重いよなーと思ってしまいますね。けど彼は繋がれたので、もしかしたら少しはよくなるかもしれません。 他の人はよくいる人たちなので触れません。自分が1番触れたいのは寺井ですね。さっきも触れたんですが笑 これはもう寺井が悪いとかいう次元ではなく、こういう人が量産できる社会になってしまってるのが根本に近いと思うんです。みなさんは読んでて、寺井が戦犯というか理解のない堅物みたいな印象を抱きませんでした?(というかそういう風に読者を感じさせるよう設定してると思うんですが)それでも皆さんに1番近い考えを持ってるのは寺井だと思うんですよね。どうします?不登校の身内が出たら。ぼくだったらまず甘えだと思いますよ、学校に行くのが面倒くさいとかそういう次元で考えちゃいます。もっと原因が辛いものだったとしても学校は行けるだろって自然に考えてそれを強要するでしょうね、まさに寺井です。けど、行けない子っていうのは行きたくても行けないし、行けない自分に自分も困ってるんです。そういう理解って自分で経験してない限りは、他人に教えてもらって、受け入れるしかないんです。だけど、寺井はそういう環境にない、どころか自ずからそういう理解を怠ってますよね。ここからは完全な憶測になってしまいますが、彼は単純に現実を受け入れたくなかったんでしょうね。職業柄レールから外れることが犯罪への一歩であるかのように受け取ってしまう性質があったため、息子が不登校というだけで自分もレールから外れるような感覚に陥った。それどころか息子や妻は学校に通わないことを受け入れ始めていく、常に正解を追い求めてきた彼にとってとても考えられない、それが正しいはずがない。そういう具合に段々と現実を受け入れられなくなり、妻と右近の関係、家族からの疎外感、自身が持つ性癖のバグに対して考えることを放棄した結果が、罪のみを意識する断罪者で凝固した。その末に2人の繋がりの強さでトドメを刺されて、思考停止です。 ここまで来ると哀れな人だなって感じてしまいます。不器用というか、もう自分でも何をどうしたらいいのかわからないって感じで、とりあえず現状維持に走ってますよね。だからまあ、レールに残るのがぜったいじゃないし、現状に甘んじて自分を変えない人間がこれからは淘汰されていくという示唆なのかもしれないですね。


長谷川スピン@syoseki_love_01152026年5月22日読み始めたまだ読んでるちょっと開いた14pまで読みました。 私はとんでもない小説を開いてしまったのかも知れない……………。期待と戸惑いが同時にある感じ、嫌いじゃない。





Iちゃん@raaaaaaan05042026年5月22日かつて読んだ本ってすごいな!?!?を感じさせられるような一冊で もうほんとに頭をゴンっと殴られたような衝撃があった🤯 朝井さんって天才なんだ、、と安直に思った本 それまでも何冊か読ませてもらってだけど、明らかに群を抜いていい意味で異常だったけど タイトルの正しい欲っていうのもやばいセンスがギラついてる

- 砂肝@_su_nagimo2026年5月22日読み終わった朝井リョウ2冊目。 イン・ザ・メガチャーチの感想を漁ってた時に名前を見てこれ本屋で見た事あるなと思ってそのまま3日で読了。 多様性という言葉に対する気持ち悪さの解像度が高すぎて私が書いたのかと思った 佐々木が早く現れてくれるのを願うばかり、生存協定結んで人生上がりたいね

健康太郎@cyc-112026年5月22日かつて読んだどう生きたら、大多数の人が見えていない平凡な日常をそのレンズ越しに見える様になるのだろうか?少しだけ自分もそのレンズを覗かせて貰えた様な気持ちになりました。人間の心の奥の奥の普段は蓋をしている物を丁寧に書いてある小説。
長谷川スピン@syoseki_love_01152026年5月21日買った本の断捨離をして本棚を整理したスペースを埋めるように購入。 めちゃくちゃ好きそうなテーマ(人の欲とか人間の本質?)だけど、合わなかったらどうしよう〜〜〜〜〜〜!!!と思う私と朝井リョウさんだから当たりに決まってる〜〜〜〜〜!!!という私がせめぎ合ってます。せめぎ合いながら、ぼちぼち読んでいこうと思います。笑 (画像は他の購入本も映ってます)


- すか@Okawarimoiizo63812026年5月21日まだ読んでる微ネタバレ注意辛いおおおおおおおお クラスの奴らが異常性癖を笑っていて、自分も異常性癖だから巻き添えをくらい、「普通」という暴力のたちの悪さをおもい知らされる。 修が○んだ時も、周りは「普通」だったから○因になにも違和感を感じないが、夏月と佳道はこの○因に違和感があった。(違和感といか面白おかしいというか、不謹慎だな) そして自分達は「普通」じゃないことを再認識する場面なんだけど、佳道という仲間がいるから、お互いに共感できてあまり悲しくはない。(辛いことには変わりない) やっぱ居場所を作ることが一番大事なんやね。

雲英ビット@kirabit2026年5月17日かつて読んだマイノリティの中にも、多数派と少数派がある。生々しいけど、自分の中にはない価値観を感じられた話だった。 朝井リョウさんとの相性が良いのか、スルスル読めた印象。

- 晴@_25gem2026年5月16日読み終わったんんなんかこの本に感想をつづるのすら、自分の価値観を人に押し付けるようになってしまうのではないかって思って何も言えなくなるような作品 想像もできないような欲を持つ人がこの世界にいるってことを知れるきっかけとなれる素敵な本。 この本を読むといろんな人の気持ちに寄り添える力がつきそう。。!



- あぶらみ@aburamiReading2026年5月16日読み終わったきっとこの物語の感想をどんな風に書いても自分にとっての正しさに則した言葉にしかならないのだと思う。 感想というのはそもそもそういったモノであると思うのと同時に公共の場に出すべき言葉なのか、はたまた相応しくない物なのかという線引きすらきっと私の想像の余地にある正しさに判断基準を委ねたものに過ぎないんだなと気付かされたお話。 これを読んだからって意識外の存在に手を差し伸べられる訳では無いのだけれど、全人類が一度は目を通しておくべき作品だと感じました。





- 水沢@gowataxi2026年5月15日読み終わった500ページを平日5日間で消化した、私にしてはものすごいスピードで読み終わった本。 私がずっと気にかけていた人と世間の遠ざけ方が似ている気がした。
- すか@Okawarimoiizo63812026年5月15日まだ読んでる微ネタバレ注意桐生夏月あれだなぁ、コンビニ人間の主人公の古倉恵子に似てるな。好きなことは違えど、同じ世間の風潮に違和感をもっていて、お互いに「普通」という皮を被っているという、もしこの2人が出会った世界線も読んでみたい。


たくろー@magtac55112026年5月13日読み終わった本屋で特集していたから読んでみた本。 なんか、凄かった。 人にオススメしたい!という本じゃないけど、読む前の自分には戻れないというか。 色々と考えさせられるなぁ。 個人的にかなりダメージあった。








葉@leaf_litter2026年5月9日読み始めた朝井リョウさん 小説2冊目 インザメガチャーチで朝井リョウさんの文章をはじめて読んでぐいぐい読んじゃったのだけど、あの本が面白すぎたな…と思っていたけど、この本を読みはじめて、もしかして自分は朝井リョウさんの文章自体が好きなのか…?とドキドキしはじめました。文章の切れ味がすごい……あとでマーカーしようと付箋をぺたぺた仮で貼っている。 台湾で購入したお気に入りの金魚の栞といつも愛用しているふせん(何個も購入して家やカバンの至る所にある)





クジラ@need_a_nap2026年5月9日読み終わった自分の中に残ったのは、正しさは多数でしかないということ。 それもいいね!なーんて、ポジティブに違いを受け入れることが多様性だと思ってた。 けど違うね。それは多様性を受け入れてるんじゃなくて、対立を避けるために理解を諦めてるような気がする。自分がいいと思ってないなら、それは嘘になる。だからこそ対話が必要で、当然対立も生まれる。多様性は相互的である必要がある。 八重子と諸橋は、最後の会話までずっと一方的だった。読んでてすごく苦しかった。 ぐちゃぐちゃな感想。これでも何回か書き直したんだけどな。




りょうかい@amai_st_2026年5月8日読み終わった読了世の中で聞く多様性って都合よく使われすぎている気がする。魔法の言葉じゃないってセリフに立ち止まった。 『世の中には、人間が想像できないことのほうが圧倒的に多いのにね』


かにみそ@kanimiso2026年5月7日読み終わったすごい。としか言いようがない本。 タイトルのとおり“欲”の話だけれど、冒頭にある事件の記事の印象が、読むにつれてどんどん変容していって何が正しいのかわからなくなる。 タイトルが『性欲』ではなく『正欲』であることに深く納得した。自分の中にある“欲”を引きずり出したいような、怖いような、そんな気持ちになった。
ギンテツ@AgFe2026年5月7日読み終わった★★★★★2023年8月の感想 正欲読了しました… なんか…自分の持っていた考えや感情、人格、知識、経験等の全てがまとめてゲル状になり心に流れ込むような感覚に陥ってます。 私は誰?と冗談抜きで問いたくなる衝動に駆られる作品でした。 この作品が面白いのか面白くないのかも分からない自分が怖いです 。




TAKA@taka_phantomtrpz2026年5月7日読み終わったルールで規制する側が考えつく性的なこと、社会はその線の手前でしか「規制」することができない、という人間の想像力の限界によってとりあえずの社会秩序が立てれているという視点が出てくる点は面白くもあり、怖さを再認識させられる。冨樫義博が立てそうな問いかけ。 以下はいくつか抜粋 世間が判断する性的なものが、いかに限定的で画一的か。それを排斥すれば世の中に漂う性的な感情や性的な視線も一緒に排斥できるという幸せな思い込みは、単純で直線的だからこそ強い力を持つ。思想や情動も論理で説明できると考える人々の規制は生身の人間の内側には到達しない。 みんな本当は気づいているのではないだろうか。2/3を2回続けて選ぶ確率は4/9であるように、多数派にずっと立ち続けることは立派な少数派であることに。 体内に築かれた宗教が重なるだれかと出会ったとき、人はその誰かの生存を祈る。それは単なる生存願望を超え、その人が自殺を選ぶような世界では困るという自己都合に根ざしている 世間が判断する性的なものがいかに限定的で画一的か、それを排斥すれば性的感情や視線も排除できるという単純で直線的な思い込みが強い力を持つこと、思想や情動も論理で説明できると考える人々の規制は生身の人間の内側には到達しない

- すか@Okawarimoiizo63812026年5月7日まだ読んでる啓喜の言ってることもすごくわかる。 読んでくと普通に苦しい。 あと動画の少年に対してマジレスする啓喜は、youtubeで実写で見れるよ。

- すか@Okawarimoiizo63812026年5月7日読み始めたまだ読んでる本の最初に、作者の語りてきなのが載っているのだが、すごく共感できてもうすでに面白い。外野が多様性だなんだと騒いでるくせに、悩みについて話すと突然突き放したり、探偵気分で自分の人生を憶測してきたり、 自分の快楽優先でものをいってくるその傲慢さに、腹をたてるというか、嫌悪をしめしているのがよくわかる。 だけどそんなクソみたいな世界でしか生きていけない自分に対して、虚しいと感じている気がする。 あれ?これも憶測?



もなか@monak2026年5月6日読み終わったみんな物事を自分の理解しやすいように解釈して、勝手に物語を作って決めつけることあるよな、と思った。その方が理解した気になれて、寄り添えたように思えるし、娯楽として消費しやすいから。 最近起きた事件に対する世間話を側で聞いていても、そう思うことが多々あった。



ムカデ人間@mukade2026年5月5日読み終わった★★★★☆登場人物のどうして?に対して「だって大多数がそうでないと人類絶命しちゃうじゃん」と思ってしまった。性欲や快楽や愛情表現だけではなく繁殖の意味もあるので…君たちの主張ズレてない?と。 作品自体はかなり楽しめた。 ミステリーを読みすぎてこいつ怪しいな…?とか考えてしまったけど当たり前に何もなかった。





臆病な部屋@honnyomu_1232026年5月5日読み終わった他の人に認められるためには言葉を尽さないと、行動しないと何も始まらないけど、あなたを認めたくないという人に対してはどうすればいいんだろうなぁと思った。まあ、全員と分かり合える事なんて土台無理なんだろうけど

ロゴ@logoxlime2026年5月3日読み始めた読んでるなんか売れてるしで買ったけど 登場人物全員ちょっとづつきらいで笑うwww 後半ええやつってなるんかなそれともそのちょっとづつ嫌いが ある種の多様性なんかな


おこめ@sabookm2026年5月3日読み終わったとんでもなかった。凄かった。 自分が思う正しいが誰かの当たり前を踏みにじっている可能性を考えて生きていこうと思った。 と、いう感想すらマジョリティの傲慢さなのか?と考えてしまうくらいとんでもない本だった。



momo@momo_m2026年4月30日読み終わった感想を書けば書くほど正欲に溺れてしまいそうなので今回はあまり書かない。 私には八重子の言っていることがあまり腑に落ちなかった。でも私は八重子と同じことを思っている。理解したい、寄り添いたいと思ってしまう。マジョリティにマイノリティの思いをわからせたいと思ってしまう。強欲で1番嫌な奴だ、、、

買った順に読まなくてもいいよね@manymany-tsundoku2026年4月29日読みたい読み始めたまたいつか今の自分には読み進められなかった 自分のことで精一杯の時は他人の重い話は刺さらない(読めない) 評判が良いので色々考えるキャパがある時に読みたい アカウント名で自戒
りんばんち@Blau1357920032026年4月26日読み終わったタイトルの通り、正しい欲とはなんなのだろうと考えさせられるのと同時に、普通が普通として捉えられている理由も考えさせられた。 たとえば、街を歩くとします。 すると、いろんな情報が視界に飛び込んできます。 世間では、児童ポルノという情報で発信された事件の全容はもっと複雑で、「秘密」を抱える様々な登場人物の視点で語られているのが面白い。 この小説では多様性は結局、多様性の枠内に収まりきらなければ理解はされない。と諦める登場人物の心情にも社会性を感じた。 朝井リョウが書く三人称の小説を初めて読んだ 登場人物に意味を持たせるのが上手い


強火@tuyobi_10302026年4月26日買った読み始めた@ 自宅朝井リョウの正欲 近年の多様性に一石を投じる話題作 ここだけの話私は性的マイノリティなのですが 冒頭の「ほっといてくれれば勝手に生きるから」 という文に共感しました 異常性癖で悩んでる方の支えになると思います






みかんもち@mikanmochi2026年4月25日読み始めた@ 自宅初朝井リョウさん👓 1/4くらいまで読みました。 これまで暖かい本を読んでいたので 最初は世界観に入るのが難しかったけれど どんどん引き込まれていって とあるセリフで笑ってしまった。 今読んだところまでだと 自分がニュースやSNSを見た時に ひとに言えないけれど 心には浮かんだ、人をバカにした感情が 文章化されてるって感じ😗 登場人物に共感できてしまって 性格が悪くなりそう🙃 だけどおもしろい。
みかんもち@mikanmochi2026年4月25日読み終わった会社の人と雑談をするのが 怖くなる話だった。 自分では気づいていない 人間の内面の嫌なところとか 普通だと思っているものの 狭さを思い知らされた😶 面白かったけど、次は一旦暖かい話を挟む!

メジロ大好き@2754natsuki2026年4月25日読み終わった正しさ、まとも、多数派、常識。そのどれも明確な基準はなく、そうなるとマジョリティ側の大衆が思い描く大まかな輪郭でしか象れない。そんな大まかな輪郭から弾かれた人。そもそも最初から輪郭にすら触れられない「正しい」の梯子を外された人。 地球上に生命体として「生きる」状態であるためには、他者との繋がりが時として命を引き留めてくれる。一方でその多数派との繋がりにより少数派との相違点が浮き彫りにされ、その異常性を大多数の指摘によって引きずり出され傷つく可能性もある。そんな人々を受け入れる社会を作ろうと、多数派の傲慢な活動で振りかざされる「多様性」という軽薄で便利な言葉。 多数派が構築した正しい価値観の社会で日々思い知らされる、少数派が自認している己の異常性による苦しみ。受け入れなくていい。自分が多数派に理解されないことは、自分が一番理解しているから。ただ、放っておいてほしい。干渉しないでほしい。自分の居場所さえ奪わないでくれたら、それだけを許してくれたら、あとは勝手に生きるから。「明日、死にたくない」とすら思えないマイノリティの、さらに極致にある人の生きづらさが描かれている。 はじめは点で孤立した存在の登場人物たちが、それぞれ違う世界の正欲に振り回される「しっくりこない」生き方で進んだ先に、一つの事件へ集約していく過程は背筋がゾクゾクする面白さ。この先は袋小路しかないと分かっていながら突き進むような、なのに止まることを許してくれない物語。読んでいるときの、肺腑に水を注がれるような息苦しさは「正欲」でしか味わえない読書体験だった。


kake@kake_062026年4月23日読み終わったイン・ザ・メガチャーチを読み、朝井リョウさんの他の作品も読んでみたいと思い手に取った一冊。 多様性という言葉の裏側にある「理解」の限界と、理解してもらえない人達の根源的な欲望(性的指向)を描いた作品。 普通の枠に収まるマジョリティは、多様性という言葉を掲げて知らないうちに「理解してあげる、受容してあげる」側に立ち、上から目線になっている。しかし、多様性はあくまで普通であるマジョリティが理解できる範囲での多様性でしかなく、そこを超えたマイノリティは社会的に排除するべき人になってしまう。そんな社会の中で、マイノリティは「理解して欲しいではなく、干渉しないで欲しい」という気持ちと、「まともな人たちとは違うという不安を埋めるために繋がりを求める」という気持ちの2つが共存している。 これからの社会、多様性への理解を広げていくのか、それともあくまで普通の人が理解できる範囲に留まるのか、社会的な問題として大きく、それでいて答えの出ない問いの存在に気付かされた。 本編 「幸せの形は人それぞれ。多様性の時代。自分に正直に生きよう。そう言えるのは、本当の自分を明かしても排除されない人たちだけだ。」 解説 「物語の力は隘路でこそ発揮される。理念が行き詰まり、論理が破綻するとき、思想や学問ならば、そこで立ち止まるしかないけれど、小説はその先に進むことができる。矛盾を抱えたままで、それでも生きようとする人間を描くことができるからだ。すると、矛盾に見えていたものの、また別の姿が見えてくる。」

香夜@kayoino2026年4月22日読み終わった解説の人の気持ちがよくわかる。言葉にして評論するのがとても怖い作品。 人を勝手な判断で決めつけたり同情したり…きっと今までの自分にもあっただろうと自責の念に駆られる。 マジョリティ側の人間がマイノリティを「受容する側」、すなわち無自覚的に神様目線であることが、とんでもなく残酷なことだと気付かされる。 自分が想像できる範囲が全てではないということ。安易な気持ちで手を差し伸べること自体が失礼かもしれないなどと色々思うのである。

- m@shuuichi132026年4月19日読み終わった自分の想像の範囲外の、考え方、感じ方、人生があるんだろうなって気づかされた。 まとも、普通、常識とされていることが、人によっては理解できないものだったりする。 正しさを押し付けるのは、誰かを傷つけることにも繋がる。 すごい話だった。
mori.@strangechameleon62026年4月19日読み終わったマジョリティとマイノリティと超マイノリティの話 結局、正しさは多数派側にあるが普通という考え方になっているので みんな自分のことが普通と思いたいからおそるおそる確認して安心する それが皆が持っている正欲なのだと思った 超マイノリティの人は自分の嗜好が普通と大きく乖離していて、その生きづらさがありありと書かれており、 多様性って言葉でわかった気になっていた自分が殴られたような感覚になった ストーリーは気持ちよく終わる感じではないので、 自分はそこまではまれなかったが 考えさせるような小説ももう少しん読んでみたいと思う
主演@ryideal2026年4月19日他者との繋がりを求めて生きる。 世に受け入れられるセクシャリティの人々にとっては簡単なそれが、そうではない人達にとっては酷く苦痛なものになる。 それでも繋がりを求めずにはいられずに一緒にいる決断を下す。やっとできた繋がりと平穏。 それは現代社会によって、違うように捉えられ断罪される。 現代社会が提示する正解には当てはまらない人達。その人達は、生きているだけで不正解なのか。 多様性という言葉は、優しくもなんともない。 多様性という言葉が蔓延るようになった現代でさえ、受け入れられない人達は受け入れられる希望をいつ持てるのだろう。

本好きさん太郎@yaokin1002026年4月18日読んで少し経った現代の「多様性」について一石を投じる作品。 間違いなく自分の今後の人生に大きく影響を与える一冊になると感じた。 読了後感じたのは、朝井リョウという人間はヤバすぎるだ。 ここまで解像度高く「多様性」について書けることに恐怖すら覚える。 しばらく怖くて他作品は読めないかもしれない。 また描写技法が合っているか分からないが、間接描写も上手だと感じた。 特に八重子がアフターパーティで感じた周囲への劣等感や疎外感を、神社仏閣ツアーの場面で靴紐を結んでいて紗矢とよし香に置いていかれそうになるという具体的な場面に落とし込んだところはかなり印象的だった。 「多様性」についての自分の考えはまだまだ纏まらないけど、その人にはその人の地獄や正義やらがあることを忘れないようにしていきたい。



松田茉莉@cotomato2026年4月18日読み終わった借りてきた図書館本。朝井リョウさん初読み。多人称小説はあまり得意じゃなくて、人間関係も時系列の把握も難しいなと思って読んでたけど、段々終盤になって複数のエピソードが一つにまとまったとき、問いかけられただけで、答えは持ってないなあと思ったし、作中でまともじゃないとされる人たちの苛立ちも凄くわかる。あとは、プロはこういうテーマに対して、登場人物の職業や役割をこう当てはめるんだなと勉強になった。映画を一度機会があれば観てみよう。


本好きさん太郎@yaokin1002026年4月17日読み終わった@ 自宅初めて終わりの解説までしっかりと読んだ作品かもしれない。 迂闊に感想を言うだけでも、変な怖さみたいものがある。 「三分のニを二回続けて選ぶ確率は九分の四であるように、”多数派にずっと立ち続ける”ことは立派な少数派であることに。」という一文が個人的には1番刺さったかもしれない。


- ポムポムプリン@read-1232026年4月16日思ってないのに思わず言ってしまったこと。 雰囲気とか多数派だからというか理由で。 その時確かに私は多数派であることで安心したかったと思うし、無意識のうちに自分の中で積み重なった〇〇が普通という思いがあったと思う。 あーあ 常識なんて丸めてポイしたいなー けどそんなことできないんだよなー


つな@tu_na82026年4月16日読み終わった借りてきたなんかすごい話だなあという感じ。この世の中には多様だという言葉からも漏れるほど色んな人がいるんだということが嫌でも突きつけられた。マイノリティを気持ち悪いと片付ける登場人物には胸糞悪くなったけど、それでも一気に読み進められた。面白かったー!タイトルで借りるの躊躇ってたけど勇気だしてよかった!


静かな本棚@lovebooks2026年4月12日読み終わった自分がいかに小さな視点で物事を見ているかを痛感した。 「明日、死にたくない」を前提に世界を生きていることが死にたいと思っている人の目線からすると辛く、悲しいことだということがわかった。




ダル@Mash_Magum2026年4月10日読み終わった恵まれている自分の生い立ちでも不安、悩みは少なからずある、他人の愚痴を言ったり、くだらないことでも共感を得たいと思うのは自分が世間とずれてなくて、"多数派"で安心したいから。ハッとした。 マイノリティの夏月たちは社会から拒絶され日々絶望をしていたが、数少ない仲間をみつけ一緒にいることで深い絆がうまれていた、一方マジョリティ側の検事は、自身の正しさを思い詰めるあまり、家庭関係が悪化、家族(仲間)から距離を取られている。 多数派と少数派は理解しあえない、しかしどちらかが一方的に自身の正欲を振りかざすと、お互いによくない。 干渉しないことも同じ時代に生きていく上では難しいが、少しずつお互いのことを理解しようと話あうこと、折り合いをつけようとする行動が共存できる道なんだろうか。

roiban@roiban2026年4月9日読み終わった良かった。構成が似ているメガチャーチとはどうしても比較したくなる。こちらは茫洋とした幕切れだなという印象は受けた。性に裏打ちされた正しさを徹底的に問い詰めた先で、正しさがどんどん遠のいていく(メガチャーチに似たような台詞があったな)。仕掛けと捉えるべきなのか定かでないけど、彼らの欲望する「水」に人の介在が不要なのかというのはやや疑わしくて、語り手を信頼しきれなかった。
ユウカ@yutoriii__2026年4月8日読み終わった借りてきた世の中は圧倒的に想像できないことの方が多いし自分には分からないことがいっぱいある 誰にも正確には分からないし 誰が何をどう思うかは操れない 『多数派であるということに安住し自分という個体について考える機会に恵まれないのは、一つの不幸でもあるのかもしれな い』 おっしゃる通りです、ってなりました

風待ち🍃@kazemachi1431012026年4月5日読み終わった自分から手に取ることはないタイプの話だったから新鮮だった。 こうやって偶然出会ったものを読んでみるのは、いつもと違った世界に触れられるのでとても良い体験

naoking@morgen06552026年4月4日読み終わった最近世の中で声が大きくなってきた多様性について、悶々と感じていたものを綺麗に表現してくれた作品だった。 かといって答えが書いてあるわけではなく、正しさとは何か、タイトル通り正欲とは何か考えさせられる作品だった。 自分としてはマイノリティ側の気持ちは理解できるが、そこまでマイノリティに依っているわけではないので、安易な正しさで無意識に彼らを傷つけたこともあったはずだと自責の念に駆られた。






- さき@sakisaki09212026年4月4日読み終わった割と後半でやっと倒叙になってると気づいた。段々と全体の輪郭が出てきて結末と繋がっていく感じがよき。 朝井リョウは本人が顔出ししてなかったら絶対女だと思ってたと思う。女の解像度が高すぎる。でもおじさんの解像度も高いんだよなぁ。というか世の中の解像度が高い。笑 大也から見た八重子がめっちゃイラつくんだけど、ちゃんと言い返してきたところがいい。



イネイネ@ah-ineine32026年4月2日読み終わった@ 待合室途中までしか読めてなかったけど、長い時間を潰す必要があったので一気に読了。 特殊性癖(フェチズム)を持つ人間たちとそうじゃない人達の対比を描いた一冊なのですが、【ありのまま】を受け入れてもらうことの難しさや分かち合える存在ができることによって人間はどう変わっていくか、または変わらないままなのか、など色々考えてしまう部分がありました。 朝井リョウ作品はなんとなく逆張りというか食わず嫌いだったところがあるのですが読んでみてよかったかもなあ、というのが正直な感想。面白かった。




縁-yosuga-@Yosuga46962026年3月31日読んでる水から端を発した欲が、自らの行動と言動を鈍くする。 水中での動きづらさと、呼吸の出来ない窮屈さ。 異質も異質、少数を割って極稀。 多様性の名の下に多感を食い物にして良い訳では決してないけれど、そこにしか救いを見出せない人間も確かにいるのか。

縁-yosuga-@Yosuga46962026年3月28日読んでる桐生さんの3話目。 最後に電話で告げられた死。 それを見て桐生さんと同じく「え」って声を出した後、 笑ってしまった。 貶している訳ではない。 蔑んでいる訳ではない。 けれど、今まで読んできた本の中にも説明すらされない死、物語の為に軽く扱われ過ぎていた命の消失場面は幾つもあったけれど笑う事は無かった。 物語の中の出来事だとしても、人の死に対して笑ってしまった自分の心境がわからなくなった。 不思議な体験でした。

縁-yosuga-@Yosuga46962026年3月27日読んでる寺井さんの3度目。 仕事場で語られる異常性癖説を唱えた後輩君への強い拒否。その夜、妻へ向けていた、徐々に変わっていった自身の性癖。もしかすると自分自身も自覚や自認していないだけで異常性癖待ちかも知れないと脳裏をよぎったのかなと。認めたく無いが認めざる負えない日が来るかもしれない証拠の様な自身の感情と過去。 先を読むのが楽しみ。

休符@kyuufu_wa_yasumanai2026年3月26日読み終わった感想ネタバレ最後まで読みました.... 読み進めて行けば行くほど 自分の立っている足場と自分が社会を見ている 視点がグラついてしまって、 いちいち立ち止まりながらよく咀嚼して読んだので すごく疲れました.... 社会を分けるマイノリティとマジョリティの問題 人の触れられたくないところに手を伸ばす行為は 相当の覚悟と時間と労力を伴う だから多くの人は“多数側の岸”からただ眺めて 様子を見ることを選ぶんだなと思います 実際、自分のことで精一杯だし、 田吉のように考えて生きるほうが 圧倒的に楽なんですよね そして、“少数側の岸”に渡った人がすることは 性別の区別のないトイレを設置するとか そんなことじゃないんだということも この小説を読んでよく理解できました 正直、考えても答えは出ません 結末がしっかりと描かれなかったのも 答えが出ることじゃないからだと思います... 帯に書いてあった「読む前の自分には戻れない」 確かに読む前の自分にはもう戻れません。








休符@kyuufu_wa_yasumanai2026年3月24日読んでるこの小説の帯には 「読む前の自分には戻れない」という文言が 書かれていた 260ページくらいまで読み終えて もうすでに自分が知っている(つもりでいた) 世界とは異なる自分が知らない世界が 広がっている 朝井リョウという人は 一体どんな視点でこの世界を見ているんだろう?








そらねこ@onms_472026年3月24日読み終わった一気読みでした。 みんな不安で、正解が分からないから自分の価値観がマジョリティ側にあるのかどうか常に確認しながら生活している。マジョリティ側じゃないと排除されるような世界だから。 このことに気づいて、更に卑屈になって自死や自暴自棄を選ぶのか、卑屈になるのも飽きたしどうせこの世界にしかいられないんだし同じ側の同士でなんとか繋がりを作ってみようって考えるのか、そこが分かれ目だよなぁと思う。 自分は何だかんだマジョリティなことが多いけど、読み進めていると、そのことをすごく責められてるような気持ちになった。それが著者の狙いでもあるんだろうな。 どんな自分でも存在してていいんだよ!ってキラキラした言葉だけでは決して片付けられない。そこで思考を止めず、考え続けなければならないな。


深海@fukami_fuka2026年3月21日読み終わったすごい本を読んだ 八重子の言うことは正にその通り。正しさの方にある。だけどその正しさ故に正しくあることができない人を傷つける。 正しい方にいることから来る傲慢さは羨ましいものがある 不幸でいるほうが楽なのは当たり前で、そこで考えるのをやめてしまえば新しい問題にも気づかなくていいし今の自分を直視しなくていい。 彼らとは事の深刻さは違えど自分もしてきたことをこうして言葉にして、人に触れてもらえるようにした作品だと思った。 かなり衝撃を受けて放心しながらこの感想を書いている


YOSA Reads@ps0320892026年3月21日読み終わったタイトルを見て、多様性やLGBTQに関する内容かと思っていたが、その考え自体がなぜ生まれてしまうのかを問われる作品。正しさとは何か、なぜそれが正しいと考えて、多数の意見を良しと考えてしまうのか。昨今の多様性への理解浸透といった行為に対して、本質的な問いかけをしている作品と感じる。朝井リョウワールドにどんどんのめり込んでしまっている自分がいる。


スゥ@oneSue2026年3月19日読み終わった再読なのだけど、初読のときよりも重い読了感だった。それは自分が変わったからなのか、世間の流れが変わったからなのかは正直わからない。 多様性という言葉は受容の姿勢を示しているようで、その確約ではないし、それなのに秘密を暴こうとしてくるように聞こえてしまう。 この世のバグみたいって言われる自覚のある奴らは、バグを隠してひっそりと暮らしているのです。それでそういう日陰は、年々減ってきているような気がする。 結局ヒトの社会は数がいる以上、多数派というのは発生してしまうものだし、それを基準にして秩序は組みたたるし、それは仕方ないものだと思う。そしてだからと言って、少数派がその秩序に逆らって何をしてもいいってわけでもない。だめと決まってることはだめなのです、そうしとかないと社会は回っていかないから。たとえ少数派の世界にとってそれが事実でないとしても。 だから、せめてこれから、多様性という言葉に日陰が焼き潰しつくされることがなければいいなと思う。

- とーごパパ@togopapa04302026年3月19日話をしても伝わらないんだろうなって気持ち、日常生活で多々ある。それは自分の脳の処理が遅くて言語化できないもんだから投げ出してると思ってたけど、そもそも諦めていたのかな。それを他者目線だとそんな風に映るんだ。 この本読んでる時、大学時代の友達を思い出しながら読んでた。夏月の考え方とその友達の雰囲気が似てたからかな。ちょっと変わってる子。その人も読書好きだから感想聞いてみたいな。


mm@miho-05252026年3月19日読み終わった※ネタバレあり&口悪い※ 読み物としては面白かったし テーマとしてもそりゃ物議醸すよなと思ったけど 正直何故ここまで称賛されるのかなと感じた。 【読む前には戻れない】 【頭を殴られたような衝撃を受けた】 【自分の視野の狭さを思い知った】 今までの自分の価値観しかなかった奴が 【想像できない性欲もあるんだね、そして受け入れることだけが正義じゃない、自分の狭さを自覚しながら、認めてそっとしておいてあげる、わたしはこの本読んでそれがわかるようになったよ!】 ってゆう 読んで変わった自分はアップデートされた側 になってく様が見てて怖い 新しい線引き直しただけとゆうか、 元々あったライン少しずらしただけだろ。 ひとつ聞きたい アップデートされたあんたらの価値観の 【存在してはいけない人間なんていない】 に小児性愛者は入ってるの? たとえマイノリティ中のマイノリティでも、 パーティの彼らの欲求は、誰かの被害を必要としない。 誰かの死や怪我を要さない。 あんなに世の中に対しての自分の人生の理不尽を、 刺すような文章を振り翳してぶちまけても、 異物や変人と罵られる 以上のことはない。 水に興奮しても逮捕されない。 死ねと言われても死刑にはならない。 だけどそれが小児性愛者であれば? 猫が死ぬところでしか射精できない 皮膚から血が出るところでしか興奮できない そうゆうひとたちは? 『それは話が違うよね』 ってなるだろ 引くだろ、線。 小さい頃からずっと思ってた。 そうゆう、法律で許されない、いつの時代でもどこの国でも許されないことでしか満たされないひとが、生きるのが1番つらいんだろうなって。 もちろん辛さは数値化も可視化もできない。 だけどわたしはそれがいちばんしんどいなと、ぼんやりずっとずっと思ってきた。 それが本になったと思った。 こうゆう種類のことは、ポジションをとってなにかを言葉にしたら、どこかしらから反対されるし批判される。 全人類にとっての『いい人』は存在しないように 全人類にとっての『正しい欲』はわからないから。 それを、書いてのけたんだと思った。 すごいと思った。 だけどそこに救いも逃げ場もなかった。 わたしの持った違和感はつまり以下のところだと思う。 小児性愛者と間違えられるとゆう状況がなければ、 パーティのひとたちを《理解されない可哀想な少数派》 にすることができないから、理不尽な悲劇性を強調するために、本当に認めらない欲(悪の欲)は引っ張り出されたのに、それについての言及がほぼないこと。 八重子を[狭くて浅い多様性を提唱する奴ら]として描くのなら、目を向ける対象は、《他者を損なうことでしか満たされない欲》も含むべきじゃないのって思ってしまった。 できない、とゆうのはわかってる。 そしたら今のような書評は溢れないし 誰のことも導けないだろうとも思う。 そこに目を向けなくてもいいような書き方で最後まで読者を引っ張ることができるのはすごいけど。 最後の解説には共感した。 ---------- 多様性には多様性を否定する多様性の場所がなく、寛容は不寛容に対しては不寛容にならざるをえない。 呪いのようだ。私たちは正欲の外に出ることができず、誰かを傷つけることから逃れることができない。 -----------

雪の音@yukinote2026年3月19日読み終わった多数派から理解されないものはそもそも存在しないことになる。それは性的嗜好に限ったことではなく。最後に彼らは捕まっちゃうけど、『性欲を満たすための映像を公衆の場で撮ってた』ということなら事実なので、公然わいせつってことで捕まるなら納得だったのかな?彼らにとって問題は小児性愛者と間違えられた、間違えられるしかないことだよね。多数派の理解の範疇を越えてるからね。
- わゆ@wayu_222026年3月18日読み終わった多様性とは、普通とは。 この世界には自分の想像を超えるようなものがきっとたくさん潜んでいるんだろうな。 無意識に、自分は多数派であり、自分の想像できる範囲内の多様性を受け入れる、受け入れてあげる姿勢をとっていたことに気づいた。傲慢だなー。 半年後にまた読み返したい。




5月@month_52026年3月16日読んでる「食欲/睡眠欲は裏切らない」という志望動機の裏側に 「マイノリティからも弾かれた性欲」という本能があったことに気付き、頭の中がグラッと180度回転したような気持ちになった...


石鹸@sekken032026年3月15日読み終わった私がバカだからか?ぜんっぜん理解できなかった。やっぱりこの著者が苦手だとよく分かった。まじで何が言いたかったんだろう。誰か教えてください。児ポの犯罪者も皆さんと同じ欲ですよね?みたいな浅いことは言ってないんだと思いたい。あってはならない感情なんてない?あるよバカ
装丁フェチ@yr_k_2026年3月15日読み終わった「寛容は不寛容に対して不寛容にならざるをえない」 ゴールなくない?って漠然と捉えてた最近の思考回路を東畑開人さんの解説で文章として認知できた だから黙るっていう選択を取っちゃうんだなと自分に対してあらためて思った。何も提示しなければ、ひとまず何も端に追いやらずに済む気がするから(気がするだけ) 玄関前でぶちまけ合う八重子と大也のシーン、取調べの夏月の姿勢がすきだったな

ogyoza@uuoics2026年3月15日読み終わったまず、読んでいる間ずっと、居心地がわるかった。くわえて、いじがわるいな、と思いながら読んでいたので、解説に「朝井リョウは意地悪だ」とあり少し驚く。ずっと饒舌だったのに、いきなり突き放されるような読後感。
ズボボボ@Rehiro2026年3月12日読み終わったかつて読んだ自分が感じている"普通"や"多様性"など、いかに思慮が浅いか考えさせられました。 だからと言って、すぐに今の私を変えることはできないので、少しづつ自分も他人も見つめて、認めていきたいと感じました。 人生で読んだ本の中でもトップクラスに面白い作品でした。

はるのななくさ@nanakusa_872026年3月8日読み終わったそのニュースは、臨月の腹を抱えて入った、とんかつ屋のカウンターで見たテレビで映し出された。私はこの瞬間をずっと覚えているだろうな、と思った。 その後数か月して、人の佳さそうな夫婦がやっていたその店は、別の店に変わってしまっていた。 「気をつけて、元気な赤ちゃん産んでくださいね。」 そう言って見送ってくれた女性の姿を、ぼんやりと思い出す。 オウム真理教元幹部ら13人の死刑執行。平成最後の夏のこと。 「裁けない」。 その時私が、おそらくは多くの人が感じたのは無力感と仄暗い不安感だったろう。 私たちの法では裁けなかったもの。私たちの言語は何らの力も行使出来なかったもの。 それはつまり、「終わっていない」のだ。続いている。 正しさとは何だ。正義は、安全はどこにある。 正欲、 それをぶつけ合い殴り合い愛し合って、私達はこの社会にひしめき合っている。 ※自身のnoteにも同じ文章を掲載しています https://note.com/donotwantto_0226/n/ne2cce6fdcbc7?sub_rt=share_pb 吉田修一の『悪者』を思い出した。 わたしも「いなくならないから」って誓い合えるような繋がりが欲しいね。


- ペコロス@mini-onion2026年3月5日読み終わった人は自分の理解に及ぶことにしか、理解を示そうとすることも拒絶することもできない。 なぜなら、知らないものは視界に入っていても認識できないからだ。 そこにあることにすら気がつけない。 だから周囲は勝手に解釈して、自分が認識できる範疇に物事をおさめようとする。 善意も悪意も関係なく、きっと誰もが無意識に行っている。多分理解できないものが存在することが怖いから、 きっと私は今後も理解できないことばかりで、無意識に誰かの気持ちをないがしろにする。 救いなんてない、でも生きていきたい。



鋏✁@hasami_choki2026年3月2日読み終わった借りてきた正しくあるって気持ちがいいことだ。そのコミュニティでのマジョリティに属していることを確認して安心する。それが明日死なないための、地続きの行為である。佐々木佳道とその妻の美月が性行為をして、世間が正しいとしている性を試しているシーンは、誰もが言わないけど思ったことがあるはずだ。これでいいんだよね?って思っておくことが生きるうえで大事だと。解説の中で「正行為」という言葉に出会った。傷つけ合った分だけ、相手の心に自分の心のための場所が残っているというが、果たしてそうだろうか。


- いののすけ@inonosuke2026年3月1日読み終わった再読中2度目の読了。やはり自分の中にいろいろなものを残していく小説でした。 何か分かった気になって、でも読み進めたらその分かった気になった自分を「分かってない」と責められ、ただそれを受けてしばらくするとまた分かった気になる。物語の進行とともにこのように思考が展開していきながら、ただ最終的には着地点が見つからずに思考が巡り続け、それとともに感情も揺らぎ続けていく。自分にとってそんな小説でした。 こうして生じた思考や感情は自分の中に残り、また別のものに触れるときにふと立ち現れるのだろうと思います。そして時間が経ったらまたこの物語に向き合うことになるだろうという確信があります。いろいろ書きましたが、とにかくこの小説は自分にとって何度も向き合うことが必要になる重要なものであるなと感じました。



shuhei_shuhei@shuhei_shuhei2026年2月27日読み終わった非常に難しい、そして面白い小説やった。 答えはなさそう。 多くの人は他者と繋がっていたいと感じる。 ただ、人それぞれ思考が異なり難しい。 そんな中で大切なのは、自分も他人も大なり小なり偏っていて"普通"なんてないということを認識する。 そして自分の立場を一度脇に置いて相手の立場に立って考えてみる想像力が必要なんだろう。 と感じました。面白かったー

◎@ty2done2026年2月25日読み終わった自分選択肢を取り上げられている人生に絶望しかけていたところで、繋がれた人。正しさを守りたいあまりに変われなかった人。みんな不安と闘っている。安心のために他の人と確かめ合う時、何かを断じている。誰かを排除している。綺麗事でも理解し合いたいと思うって伝えていくしかない。みんな醜いんだから傷つけあって、知っていくことで誰かと繋がれるかもしれない。生きていけるかもしれない。



北本新聞縦覧所@kitamoto_juran2026年2月24日読み終わった人は想像できる範囲のことしか受け止めきれないのかもしれない。その範囲からこぼれ落ちる人のことを置いて。想像力を逞しくしてもあまりに世界は広くて捉え切れない。
和月@wanotsuki2026年2月24日読み終わった読んでいる途中、中断して日常生活を送っている間もずっとこの作品について考えていた。 感想の言語化がこんなに難しいと思うことは稀で、それと同じくらい、人間の細分化された相違と共通する欲求をここまで言語化できる本があるんだ、という驚きがあった。 人は常に独りになること、疎外されることへの不安を抱えている。一人一人が遺伝子による個体差を持つので、完全一致する存在で安心を得ることも出来ない。そこで安心するための材料になるのが他者からの受容と共感だ。多数派に属すると、第三者からの批判や評価の眼が分散されることも理由の一つかもしれない。 人という漢字は本来、1人の人間が地面にしっかり立っている姿を表している筈なのに、その実なんてあやふやで不安定な存在なんだろう。 そんなことを悶々と考えさせられる作品だった。 諸橋くんの一文が痛烈に刺さる。 「自分は偏った考え方の人とは違って色んな立場の人をバランスよく理解してますみたいな顔してるけど、お前はあくまで“色々理解してます”に偏ったたった一人の人間なんだよ。目に見えるゴミ捨てて綺麗な花飾ってわーい時代のアップデートだって喜んでる極端な一人なんだよ」 同じくらい、八重子のこの一文も胸を打つ。 「はじめから選択肢奪われる辛さも、選択肢はあるのに選べない辛さも、どっちも別々の辛さだよ」 「自分を削ってくるものだらけの世の中でなんとか前向きに生きていく方法を考えたいだけ。」 この2人の主張のぶつかり合いが、とても良い場面だと思った。 数秒後に誰かの言動に傷つく被害者になったとして、その1分後には自分の言葉が誰かの加害になり得ることを、私は私の為に理解しておきたい。 この作品を読んでいる途中に別のZINEでオススメ本として挙げられていた「聖なるズー(著:濱野ちひろ)」を、関連本として読みたいと思ったので忘れないようにここに記録しておく。



tsuna@Oneok6912026年2月23日読み終わった正しいか正しくないか、欲望もそんなことで線引きされる。でも世の中誰も彼も、欲望に真っ直ぐに日々を生きている。 他者を傷つけること、脅かすこと、そういうのはどんな性欲を持つ人でもやってはいけない。八重子の言う通り。でも個人的には八重子が大也の自宅前で待ち伏せして、必死に八重子の正義を振るうところに嫌悪感を覚えた。序盤は明るくて素敵だと思っていた「ダイバーシティフェス」の内容も、その場面においてはただの綺麗事だと思ってしまったし、何より大也の家まで勝手に来て正義を振るう自分はなんで正しいん?なんで胸張ってそんなに救おうと主張してるん?何様?と。 多様性を認める、昨今よく聞く言葉だけど、分かった気になってる痛いやつ、に自分はなりたくないなぁ。でもどこにも性欲のあり方に正解はないし、、、他者との繋がりや会話の中にも気をつける部分がきっと沢山あって。難しいね。 救いを感じたのは、後半の夏月と佐々木のくだり。同じ欲望を持つもの同士手を組む、っていうビジネス的でドライな関係だと初めは思ったけど、徐々にお互いの存在に支えられて、明日死なないこと、生きることに前向きになっていく姿が良かった。結局人は人との関わりの中で生かされているんだ、と感じました。命は命で生かされている。
go@sg_32026年2月21日読み終わった佐々木と夏月の関係性が大変素敵なものだった。 学生時代、2人のもやもやや世界への恨みだとかは仄暗い色味に思える。それが最後の取り調べで表に出るとき、夏月の発言や振る舞いは非常に高潔で、クリアに。喰らっている啓喜側の焦りも含めて、とても引き込まれるシーンでした。 (好きな場面をいうくらいの感想にしかできない本でした)
- みおち@memmy2026年2月20日読み終わった読後感がいい意味で最悪 なんか、私が普段から同じ感覚や好きなことを共有できているのは幸せなのかなって思った、まあ理解されない趣味って言ったってロリコンとかは絶対許さないけど、 そういうのじゃなくて、人に害を及ぼさない範囲での趣味ならなるべく理解してあげたいと思った いやまって鉄オタの彼氏とかは理解できないからやっぱり無理かも笑笑 てか水が好きなんて世界には色んな価値観の人が居るんだなあ いやほんとに水が好きな人とか居るのかな?小説の中だけの設定かな?知らんけど

rep@toponder_r2026年2月19日読み終わった朝井リョウさん、緻密だー! あなたが思ってる正しさなんて一面でしかないんですよ?って、めちゃくちゃ練り上げてつきつけてくる。 夏月たちのような、世間の思うマイノリティの枠にすら入れない人を描くことによっても。圧倒的マジョリティ側の強い思い込みを描くことによっても。 結局、お互い他人のことを完全に理解するのはムリで、「受け入れる」「認める」って考えること自体が高慢で、傷つけてしまう前提で接していくしかなくて、間違えながらでもこの世につなぎとめてくれる存在をつくっていくしかないのかなあ、と思った。 法律でさえ、裁くことも裁かれることも、マジョリティが考える範囲でしかないし。 きっと答えが出なくても良くて、こうやって「なんだろうな」って考えること自体に意味があるんだと思う。読み終わって数日経っても、ふとしたタイミングでこの本が立てた問いについて考えてしまう。余韻の長い作品だった。 他の人の感想を読みたい気もするし、怖い気もする。「色々と考えさせられた」ってだけを表現してる人がいたら、私の中の”正欲”が出てきそうだ… ……2日で読み切って深夜3時になってた。この感想として気持ちを言葉に乗せるのに数日かかった。 今後、朝井リョウさんの小説は休日にだけ手を出すことにします!睡眠が削れてやばい!







Lily@iwslily2026年2月19日読みやすいしおもしろかったけど、小児愛ポルノと水フェチって全く別物だと思うので、同等に語られるのがよく分からんかった。だからこれってここでいう"正しい人"によって書かれた小説だなって感じ。文体はおもしろいけど書き手が"正しさの枠"から逸脱したことがないから、正しくないを描くには物足りないところがある。
rep@toponder_r2026年2月16日読み始めた会社も世間も、多様性とかダイバーシティとか言ってるけど、自分の受け取れる・想像できる範囲でしかよくある表現“認め合う”とか“受け入れる”ができないもんだよね…と思って生きてきたのでとんでもない小説だな…と半分くらい一気読みしてしまった。 例えば髪色自由といいつつもネオンカラーにすると眉をひそめられたり、好きな服を着たくても、買いたくても、同じようなの持ってるじゃんと嗜められたり。趣味嗜好の範囲だけの私でさえ前述の考えに至ってしまっているのだから、じゃあ夏月や佳道はどんな気持ちなのだろう、と苦しくなってしまうな。




みるるん@quruume2026年2月14日読み終わった韓国行きのフライトで読み終わった。朝井リョウの本って、つい一気に読んじゃう。あとは文系大学生の手持ち無沙汰感と焦りの描写が秀逸すぎて、いつも読みながら、気づいたら体が汗ばんでいる。


あみる@verde4112026年2月7日読み終わったゆとり三部作から著者を知り、好奇心から読み進めるも、あまりの温度差に風邪を引いた。 小タイトル(と言っていいのか?)になっている3名が普通に生きていれば交わらないのに、あれよあれよとしているうちに周りを巻き込みながら嫌な方向に交わっていってしまうのが恐ろしかった。 読み終わって少し経つけれど、いまだに衝撃的すぎて考えが纏まらないので、近々再読する予定。



双子の山羊@yagiigay2026年2月7日読み終わった@ ファミレス夏月の部屋に佳道が初めて入るシーンを読み終わって、一旦文庫を閉じる。もう、暫くため息しか出てこない。最初は世間をかわしているだけで、ただただ波風を立てず生き延びようとし続けていたら、あんな夜が来るなんて。 マイノリティは、社会との摩擦から自己認識を研ぎ澄ませる作業をずっと続けている。マジョリティはそれをせずとも生きていける幸運と、同時に自分は何かを知る機会に恵まれない不幸を背負っている。
林檎@godalin492026年2月4日読み終わった読んでて粘度のある水に押し流されるような気分になった。 最後(文庫の)解説でも書いてあったけど、合わせ鏡みたいに正欲にはツッコミが入り続けて、永遠に答えの出ない話だ。朝井リョウのこの詰め方すごいぜ


さくさくぱんだ@sakupan2026年2月4日読み終わった借りてきた多様性っていったい何なんだという、どストレートな問いかけが刺さる。わかってる気持ちになってるし、わかってる自分が他人より優れてる気になっているわたし。あ〜はずかし!でもどうすればいいのかわからない。こういう話は夫ともごもご話すのがストレスない。 最初に結末がわかっていて、謎解きみたいな構成。ニュースだけで想像する動機と、実際の欲の部分がずれていて、トリックみたいで楽しかった。


東風@reads-ko32026年2月1日10日前に読了していたにもかかわらず、何を書いたらいいのか…何を書いてもマジョリティ側のバイアスまみれの感想になってしまうな…と思い、先延ばしに、、 増えてきたとはいえ、"選択子無し夫婦"ですらまだ肩身が狭いというのに、、こんな…己だったら耐えられるだろうか。 読み終わったあと改めて表紙を眺めて、「正欲」というタイトルにもダメージを喰らう。正しいって誰から見た何なんでしょうね。


やんま@yanma08182026年2月1日読み終わった「面白かった」と一言で片付けていいのかわからない。けれど、間違いなく「読んで良かった」と思わされる、劇薬のような一冊だった。 世間で叫ばれる「多様性」という言葉への痛烈なアンチテーゼ。 結局、多様性なんてものは、自分が許容できる、理解できる範囲でしか機能しない都合の良い言葉に過ぎないのではないか。 その範囲からこぼれ落ちた「本物の異物」を目の前にしたとき、自分は果たして「多様性」という言葉を使い続けられるのか。 自分の薄っぺらな倫理観を、根底から揺さぶられる経験だった。

つつつ@capyandtsubasa2026年1月31日読み終わった終盤の大也と八重子のシーンがすごく良かった。八重子は大也について少しずれた理解をしていて、思いも一方的で、そのもどかしさが強く伝わってくる。でも、その気持ちがめちゃくちゃわかる。大也の追い詰められた人生や、行き場のない感情も、同じように痛いほど理解できる。 八重子の異性嫌悪や大也の性的指向自体は、決して身近に感じられるものではない。それでも、2人とも強く「人間」を感じさせて、その思考回路がみるみるうちに分かってくるような感覚になった。 こんな文章が書ける朝井リョウすごい。ファンです、というかもう尊敬です。 最近、YouTubeサムネでよく朝井リョウをお見かけするので、どんな感じで喋る人なのか気になってきた。





taisho@y_general_d2026年1月30日読み終わった同じ世界でも、自分と他人とでは見え方、感じ方は違う。頭では分かるけど感覚としては分からない。分からないから分かろうとするのではなく、分からないけどそういうものなのだと放っておくことが正しいのかなと最近は思っている。(LGBTQとか下手に首突っ込んで理解しようとしても失礼なだけだったと昔学んだ。) 自分自身がよその星から来た宇宙人であるような感覚を持つ場合に、自分が存在して良いのだと安心する為にまず必要なのは「繋がり」だ。同じ言語で語れる同志を作ることだ。 その点で八重子は正しいけれど、残念なことに八重子は同じ言語(性的嗜好)ではないので、大也にしてみれば信用出来ない多数派と同じに見えてしまっている。 きっと、大也自身が同じ性的嗜好仲間で存在を認め合って、自己肯定感が高まったところで他者との違いを肯定できるようになったら、八重子の言う「繋がり」も許容出来るんじゃないかと思うんだけど、そこに至るまで他者が大也に出来るのはただそっとしておくことくらいじゃないかなあ… ふうん、変わった奴だな、くらいに無関心でいるくらいが一番良い気がする。(排除は論外) 本作に関して言えば、正しさに拘り過ぎてるところが人生を生きづらくしているように思えるけど、本作のずるいのはそれは自分が多数派であるからだと読者に思わせてしまうところよね。深入りを許さない。 朝井リョウは『インザメガチャーチ』『何者』に続いて三作目だけど、問題提起の仕方が毎回上手くて感心するね。嫌でも考えさせられる。




あきたさん@akita_32026年1月28日読み終わった世界の循環の中にいられるくせに不満ばかり垂れ流す人間たち 私はこれだ。これが当たり前だと思っていた。 読み終わった後は足元がぐらついて頭を抱えた。

- lain@lain_O92026年1月26日誰もが加害性を持ちながら生きていて、どれだけ善良であろうとしても、他者の加害性を拒絶しても、それと無縁ではいられないのだと感じた。 本作は、その事実を前提に「どう折り合いをつけて生きるのか」を問いかける物語だと思う。 自罰的になりすぎれば死に向かうしかなくなり、かといって開き直りすぎれば、蛇口を盗んだ犯人のようになってしまう。その中間を探し続けていくことが、生きていくということなのだろうと思った。


- るんば@hokechoco2026年1月26日読み終わった■全体的な感想 朝井リョウはマイノリティで苦しむ人の心を、なぜこうも解像度高く言葉にできるんだろう。 やっぱりいつもの如くハッピーエンドにはならなかったけど、でもマイノリティが生き延びるためのヒントはたくさん散りばめられてた。 自分と同じ境遇の繋がりを作るとか、自分が一番誰かに晒したくない部分を共有している関係は強いとか、他にもたくさん。 実際性欲って、センシティブで、わかり合おうよとかいう理想論が一番当てはめにくくて、相手によっては触れられたくないことが一番関係してくるトピックだと思うんだよね。 その性欲の部分でお互いの隠しておきたい部分を開示し合った関係ってすごく強固というか、普段絶対人に見せない所で繋がりあえてるからこそ、繋がりが深いというか。何本もあるちょっとの出来事で切れそうな細い線じゃなくて、1本だけどぶっとくて絶対に切れない線で繋がり合ってるイメージ。それを夏月と佳道には感じた。異質だけど、そこら辺にいる一般的な夫婦が求めているぶっとい繋がり。でも一般的な夫婦はそんな強固なぶっとい繋がりを作れることはほとんどない。皮肉だよね。 一般の幸せを求めるか、愛情とかは一切ないけど自分の一番晒したくない部分を晒し合って繋がってる関係を求めるか。 私はこの本を読んで、後者の繋がりを求めて結婚することも、自分が生き延びるための一つの手段としてよいのではと思えたよ。 ■印象に残ったフレーズ 社会からほっとかれるためには社会の一員になることが最も手っ取り早いということです。皮肉ですよね。でも真実です。ちなみに、社会の一員になるとはつまり、この世界が設定している大きなゴールに辿り着く流れに乗るということです。(P7) たとえば、街を歩くとします。 「明日、死にたくない」と思いながら。 世の中に溢れる情報のひとつひとつが収斂されていく大きなゴールを、疑いなく目指しながら。 そのとき、歩き慣れたこの世界がどう見えるようになるのか、私は知りたい。 本当は、ただそれだけなのかもしれません。(P8) 沙保里が自分に話しかけてきたのは、決して友達になりたいからではない。うまくいかない日常の中で、職場の仲間と一緒に盛り上がれる“玩具にしていい対象”が欲しかっただけなのだ。 出産のため退職する人が多い職場でいつしか自分が異端な存在になりかけている今、そんな自分が異端だと指をさせる対象が必要なだけなのだ。(P35) 誰かにわかってもらおうと思うこと自体が無駄なのだ。私の人生は。(P183) 幸せの形は人それぞれ。多様性の時代。自分に正直に生きよう。 そう言えるのは、本当の自分を明かしたところで、排除されない人たちだけだ。(P214) マジョリティというのは何かしら念がある集団ではないのだと感じる。マジョリティ側に生まれ落ちたゆえ自分自身と向き合う機会は少なく、ただ自分がマジョリティであるということが唯一のアイデンティティとなる。そう考えると、特に信念がない人ほど”自分が正しいと思う形に他人を正そうとする行為“に行き着くというのは、むしろ自然の摂理なのかもしれない。(P223) いつしか、幸福よりも不幸のほうが居心地が良くなってしまった。はじめから何も与えられず、何を手に入れられるかや何を失うかで思い悩まなくてもいい状態に、すっかり慣れてしまった。(P228) 社会とは、究極的に狭い視野しか持ち合わせていない個人の集まりだ。それなのにいつだって、ほんの一部の人の手によって、すべての人間に違う形で備わっている欲求の形が整えられていく。(P273) この世界にはきっと、二つの進路がある。 ひとつは、世の中にある性的な感情を可能な限りすべて見つけ出そうとする方向。規制する側の人間ができるだけ視野を広げ、“性的なこと”に当てはまる事象を限界まで掘り出し、一つずつに規制をかけていき、誰かが嫌な気持ちを抱く可能性を極力摘んでいく方向。 自分の視野が究極的に狭いことを各々が認め、自分では想像できないことだらけの、そもそも端から誰にもジャッジなんてできない世界をどう生きていくかを探る方向。いつだって誰だって、誰かにとっての“性的なこと”の中で生きているという前提のもと、歩みを進める方向。(P273,274) 皆もともとたった独りで、家族とか友人とかがいる期間を経て、また独りに戻るだけ(P285) 自分が抱えているものはトラウマなんかではない。理由もきっかけも何もなく、そういう運命のもとに生まれた、ただそれだけのことだ。こうなってしまった自分には何かしらの原因があって、それを吐露する場があれば何かが癒され変化するような次元の話ではない。(P300) 多数派であるということに安住し自分という個体について考える機会に恵まれないのは、一つの不幸でもあるのかもしれない、と。端からそちらの岸に近づくつもりのない自分は、その分、自分が個人としてどう在りたいかということについては明確な意志を持ち合わせているのかもしれない、と。(P311) 自分は、生きていたかったし、もっと生きてみたかった。 誰にも怪しまれず矛盾なく死ぬためだけに生きることに、本当はずっと前から耐えられない思いだった。友達が欲しかった。さみしいと言える人が欲しかった。人生に季節が欲しかった。 自分にとってそれを叶えるために必要だったのは、世の中に溢れる情報のひとつひとっが収斂されていく大きなゴールなどではなかった。自分から漏れ出る情報のひとつひとつに耳をすませ、じっと向き合うことのできる自分自身だった。(P313) みんな本当は、気づいているのではないだろうか。 自分はまともである、正解であると思える唯一の依り所が、“多数派でいる”ということの矛盾に。三分の二を二回続けて選ぶ確率は九分の四であるように、“多数派にずっと立ち続ける”ことは立派な少数派であることに。(P324) まともって、不安なんだ。佳道は思う。正解の中にいるって、怖いんだ。 この世なんてわからないことだらけだ。だけど、まとも側の岸に居続けるには、わからないということを明かしてはならない。(P325) はじめから選択肢奪われる辛さも、選択肢はあるのに選べない辛さも、どっちも別々の辛さだよ(P343) だから私は、あんたみたいにどうだこんなに辛いんだって胸張って、不幸で相手を黙らそうとは思わない。それが生まれ持ったものだとしても、不幸を言い訳にして色んなことから逃げたくない。(P343) 「あってはならない感情なんて、この世にないんだから」 それはつまり、いてはいけない人なんて、この世にいないということだ。(P346)
かさや@kasaya_77212026年1月24日読み終わったただただ絶望。 結局のところ、人は分かり合えないのだろう。分かろうとしない、分かってもらおうとしない。ずっと平行線のまま。そこに、救いはない。ただ、それでもやっぱり分かりたいと強く願う先にしか、共に生きる道はないのだろう。 あと、朝井リョウのやりたいこと、言いたいことはとてもよく分かるのだが、いかんせん長い。ここまで長く書く必要性が、私にはよく分からない。あぁ、私もまた、分かろうとしないのか。絶望。
はらちゃん@haaaarrrachan2026年1月24日読み終わった正欲読みおえて、清竜人のアルバムKIYOSHIRYUJIN 僕は〜作品群思い出した。言ってることおおむね同じ。誰が何を何の根拠があって既存のルールに基づいて決めてるんだろうとおもう。 あと例のプールのくだり、峰なゆかせんせいの”AV女優ちゃん”を読んでいたのでそういうスタジオがあることはわかりました、あっいつものここだってなるんかな、メンズは。

- haru@haru__2026年1月17日「どうして自分は受け入れる側だと思っているんだよ」 自分に言われているかのような衝撃だった。 当たり前だと思っている価値観がいかに狭く、マイノリティ側からは現実がどう映るかを知り、苦しかった。 だけど、本当に読んでよかったと思う。
も太郎(27)@tvxqm292026年1月17日読んでるまだ300ページくらいだけど 世の中の絶妙な違和感の言語化がうますぎる 性的指向が正常じゃない人(私はそう呼びたい)って、 性的指向をアイデンティティにしすぎなんだよな 他者との繋がりが乏しい人の自意識の肥大がよく描かれている


ツキ@tsuki_2026年1月17日読み終わった地に足をつけさせてくれない、(良い意味で)安心させてくれない本。これを読んで自分が感じたことの輪郭がよれよれで、どう表現していいか分からない。再読したくなる本ってこういう本なのかも。解説が東畑先生でテンションが上がりました。

lona@lona2026年1月16日読み終わった誰にも言えない秘密を認めてもらえる相手がいるって素敵なことなんだなと思う読書経験だった。 「普通」からどれくらい離れているかによって各々の大変な部分はあれど当事者の辛さの内容が変わっていると感じた。 普通から距離があることを自身で認められるか、身内であれ他人が普通から距離があることを許容できるか、というのがテーマなのかなと思った。 初めて朝井リョウさんの小説を読んだが大変読みやすく、別の小説も読みたくなった。

なの@nanonyano2026年1月15日読み終わった以前にも小児性愛者について書かれた小説を読んだことがあり(タイトル失念)、そのときも自分がもしそのような性癖で生まれてきてしまったらどうしたらいいのだろう…と考えさせられた。同性婚の是非でも、では近親婚は?どこまで認めるのか?基準は?など、ずっと答えが出ない… そもそも誰が認める立場なんだろう。

キズ@kotodama2026年1月14日読み終わった《どうせ説明したところでわかってもらえないことなので》 巨大なあきらめが、すぐそこそばにある。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 人は結局、自分のことしか知り得ない。 社会とは、究極的に狭い視野しか持ち合わせていない個人の集まり。それなのに1部の人の手によって、綺麗に整えられていく。 まとも。普通。一般的。常識的。 自分はそちら側にいると思ってる人は どうして対岸にいる人と判断した人の生きる道を 狭めようとするのだろうか。 定義することは簡単。でも、思うと言うことを制限することは誰にもできないのに。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 混乱も消失もまるでない。 夫について向き合うことに対して不快感もない。 混乱も拒否感も恐怖や戸惑いのようなものもない。 ──自分の方が広い範囲を見渡せている。 そんな人特有の余裕に満ちている。 紙飛行機のように空気を割いていく。 何を考えているのかがわからない。 この表情、言葉にしたところで仕方ない と言うような巨大なあきらめ。 ──どうせ説明したところでわかってもらえないことなので、結局起訴されるなら誰も話そうとはしなくて当然だと思います。 ──どうせ話したところであなたにはわからないよ。 「ありえないですかいいですよね。 誰にも説明する必要がない人生って。 どうにかして生き延びるために選んだ道を 現実的にありえないって断罪されないって。 私たちも現実生きているんですけどね。 あなたの言う現実で、誰に説明したって わかってもらえないもの同士、 どうにかつながり合って生きているんです。 そんな生活を誰に説明したってわかるように 作られた法律に絡め捕われるんです。」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 取り払った側は取り払ったその瞬間、目的が達成される。取り払った後は次に取り払うべきものを探したり、その日の夕食を何にしようかと考えたりする。 【 取り払われた側はその後の世界を歩き続けなければならない。永遠に。1人ではなく、独りで。】
- 仲嶺真@nihsenimakan2026年1月13日読み終わった自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよなー。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。


はすみ@usagibooks2026年1月12日読み終わった人間の基本的欲求には食欲、睡眠欲、性欲の3つがあると言われている。食欲と睡眠欲は裏切らないが、性欲は裏切るというか、そこに正しさが求められてしまう。 この小説には、水フェチという非常に変わった性欲を持つ男女が数名登場する。彼らは自分の欲求が世の中で認められないことを知っている。彼らはその欲望を誰かと共有したい、つながりたいと思って生きている。正しくないとされる欲を持つ人たちだって、つながりたいのだ。しかし、そんなつながりがそもそも成立しにくい世界で、彼らは絶望しながら生きている。 私は、「多様性」という言葉の思いもよらない薄っぺらさに気づかされた。近藤八重子という大学生は、自分の容姿コンプレックスと男性恐怖を恥だと感じつつ、みんながそれぞれ生きづらさを抱えているのだと訴え始める。だが水フェチの人たちと決定的に違うのは、八重子の生きづらさは社会的に通訳できる生きづらさだという点だ。理解できる生きづらさだけが、多様性として話を聞いてもらえるのだ。水フェチである諸橋大也と繋がれるはずもないのにそれに気が付かず、つながろう、話し合おうと、善意を無自覚に押し付けてくる。 一方で、圧倒的なマジョリティ側の存在として、啓喜と矢田部が登場する。彼らは水フェチのような存在を想像すること自体が難しく、仮に話しても決して理解しないだろう。一方で、マジョリティ側である啓喜も家族から「あなたには理解できない」と拒絶されてしまっている。マジョリティだからといって繋がりたい人と繋がれるわけではないのだ。理解できないものを排除する側の人間もまた、息子から排除されているという皮肉な構造からは人間の普遍的な断絶というものを感じた。 結局、登場人物それぞれに、自分なりの欲望と向き合う必死さ、理解してもらえない辛さがある。全員の立場が違い、信じていることも違う。そしてそれは、話し合ったりつながったりすることで簡単に埋まるものではないのだと思った。多様性、理解し合う、という言葉は簡単に言えるが、想像できないレベルの差異は、理解ではなく不快で処理される。人は結局、自分とある程度似た人、自分の理解できる範囲の人としか、つながり合うことも理解し合うこともできないのではないか。

〽︎@ld_8i2026年1月9日読み終わったおもしろーい 面白かった〜 映画を先に見てたからストーリはわかってたけど面白かった。映画だと説明不足で唐突な箇所とかがちゃんと描写されててよかった。これを踏まえてもう一回映画見直そうかな。 でもずっと水に興奮することがそんなに人に言えない事なのかなって疑問。 小児性愛とか加害欲があるモノだと言いづらいだろうな とは思うけど、水は別にへ〜としか思わないな。 「俺は異常者なんだよ!」って主張されるたび(そこまで異常者とは思いませんが……)って思いながら読んでた。 あと水に興奮=人を好きにならない なんだ とも思った。性欲が向く対象と恋愛感情が向く対象って一致するとも限らないからソコが特に説明されてなかったからちょっと引っかかった。 ラストで検事のヒロキが夏月と対面するシーンよかった。対比が素晴らしい。 前で田吉に「不登校になったら人生おしまい」って言われてるのも良い。自分が正義だと思ってたけど別の視点で見れば異常者側なんですよね。 呆然と立ち尽くすだけで終わってるけど、頑張れ!もう少し考えろ!あとちょっとで繋がるから!頑張れ!!って応援したい。

はるき ⚠︎ネタバレ有⚠︎@reads_hrk2026年1月9日読み終わった冒頭の事件記事を頭の片隅に起きながら、話が展開していく度に息継ぎを禁止された様な気持ちで読み進めた。 正欲。 疑うこともなく、自分を正しい側における人。 迷いながらも、正しさを選択肢に持っている人。 怒り、絶望し、諦めて、正しさを欲していた人。 わたしは、もう迷うことはなくなったけど、正しさを選択肢に持っている人かな。 作中で「正しい」とされている循環から外れることを選んだから、持っていた人、かも。 正しさを欲しながら、明日を手放す寸前でこの世に留まるために手を取れた2人を思うと、事件に発展するきっかけの人物に失望する。 けれど、その人もまた、どうしようも無い欲を抱えていたんだろう。 いや、だとしても、事件に至った人は同情はすれど許容は出来ない。 この本を読んでもその感想なんですか?って言われそうだけど、そりゃそうだよ。 守られるべき尊厳や人権で引かれる一線は存在するから。 その一線があるから「内心の自由」というのも存在するわけで。 他者の尊厳を冒したのなら、それは一線越えです。 社会って多数の為のシステムだから、強者の理論だし、それは理解される側が作った正しさですよねと言われても、そうですねとしか言えないけど。 でも、どこかで線を引かなければいけない。 その線をどこで引くのかは話し合いの余地があるはずなんだけど。 この、話し合いの余地があると思うことも、マジョリティ側の驕りなんだろうなと思う。 わたし自身、性癖云々じゃなくても「どうせ理解されないからなぁ」と思って、愛想笑いですませてしまうことも多々あるし。 視点を変えると、「どうせ分かんないでしょ」というあしらいに対して「話してくれないんだから分かるわけないじゃん」と八重子のように思う自分もいて。 完全なブーメランです、はい。 あらゆる作品に触れる度に、こうして心が揺らいでしまう。 けど、放棄して考えるのをやめるのが一番の逃げだと思うから、やっぱり思考し続けるという結論に至る。 今のところ、わたしの一線は「他者を侵害しない」という事で、そこを守れば内心はどうであってもいいかなと思っている。 この作品がいつか古典となって、「昔の人って当たり前のことをこんなに難しく考えていたんだね」と言われる時代が来るといいね。
あ@7DA8522026年1月5日読み終わった感想あってはならない感情なんて、この世にない。 それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。 息子が不登校になった検事・啓喜。 初めての恋に気づいた女子大生・八重子。 ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。 ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。 しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、 ひどく不都合なものだった――。 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、 そりゃ気持ちいいよな」 これは共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 作家生活10周年記念作品・黒版。 あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。 2025年から2026年の冬季休暇で読んだ1冊。 読み納めであり、読み初め。 正直、初めはつまらない、分からないと思った。途中で読むのをやめようとも思ったし、いくらで売れるかななんてことも考えた。だけど、私はきっとこの本を手放したとしても、忘れられないと思う。 自分にとって「正しさ」「正しい」とは何か。 「『欲』を満たす」とは何か。 「明日死なないこと」とは何か。 とても考えさせられる内容だった。 そして、私はそれらに直面した時、逃げ出したくなった。実際に、逃げた。考えるのをやめた。 だけど、『読む前の自分には戻れない。』 私は、食に興味がない。けれども、お腹は空くし、どうせ食べるのなら美味しいものを食べたい。これも、『欲』だ。食欲と認識していなかったことにも、意識が向くようになった。そこから繋がる食費だとか、用意をする手間暇だとか、今まではあまり考えていなかったことに、悩まされ始めている。 見て見ぬふりをしていたものに、向き合わなければいけない時が来た。私は大也のように、放っておいて欲しいと思う人間だ。でも、同時に、心のどこかでは「繋がり」が欲しいとも思うし、探している。通常のレールから外れて、異常者として生きる今が、心地良くて、心地悪くてたまらない。 この本に出会ってしまった以上、読んでしまった以上、私はこれからどう向き合って生きていくべきなのだろうか。分からない。だから、私も、『繋がり』が欲しいと、また思ってしまった。



- sokia@sokia2026年1月4日読み終わった「なんよそれ。意味わからん。まじウケる。でもキチガイは迷惑じゃなあ。」 と、異常者の烙印を押され、しかも烙印を押す側は烙印を押しているとは全く思っていない。 「お前らが大好きな"多様性"って、使えばそれっぽくなる魔法の言葉じゃねえんだよ」 「自分にはわからない、想像もできないようなことがこの世界にはいっぱいある。そう思い知らされる言葉のはずだろ」 私は寛容のパラドックスの言説を盾に排除を正当化することには辟易していて、あってはならない感情がこの世にあるかのような世界に住んでいて気が狂う。 孤独や自殺が最適解にならないように生きてみるけど、それでも面倒臭い。 でもこの面倒臭さと共にいられるのはこういう小説があるからなのかもと思う。

ぼんじ徹平@bonji_books2026年1月1日読み終わった多数派でいたいけど、少し特別は存在になりたい、という我儘な私の心に突き刺さる作品でした。 優しくて、お笑い風が出来る私は無害な人間だと認識していました。そんな自分を少し誇りにすら思っていました。 でも結局「正欲」の中で無害な人間を演じてるだけだと突きつけられた気がします。 正しさから一歩でもはみ出た人間の目には、私は軽薄な人間に写り、心に抱えるものを話す気になれないのかもしれません。 だから結局誰の特別にもなれない。そして私自身も人生を生き抜く為に、心から手を組みたいと思える人がいない。


王道好きニキ@Dachuan_read2025年12月31日読み終わった価値観、見方が変わった本。 性癖という人の根幹にある欲求、人の想定に及ぶ範囲を超えてしまうと、それは表に出すことができず、全ての人に対して表面的にしか付き合えなくなってしまう。 性癖で結婚することで強い繋がりが生まれていた夫婦、一方的に好かれていた女の子に小児性愛だと勘違いされてた男の子、色々な結末があり、とても考えさせられた。
結@yi_books2025年12月29日読み終わった世界を多角で見る力、そしてそれを嫌味なく物語に落とし込む力が凄まじい。朝井リョウにはどんなふうに世界が見えているのか?と思う一方で、朝井リョウに限らず他人がどんなふうに世界を見ていて、それにどう感じているのかなんて、一生わかることはできないのだな、とも。









- がぶりえら@nohooon_hon2025年12月29日買った読み終わったインフルエンザにかかり、隔離生活中の読書。朝井リョウさんの本ははじめて読んだけれど、言葉の言い回しが難しくて、はじめは慣れなかった。やっと慣れたところで、テーマも激重だと気付く。今はダイバーシティが謳われているけれど、どんなに出来た人でも、全てを理解したり受け入れたりするのって、難しいのではないかと思う。何かを相手から打ち明けられたときに、肯定も否定もせず、「そっか」と言えるような人間が、求められているのかなあって。 高熱のときに読んだので、あまり頭が働かなかったし、深く考えられなかったが、普通のときに読んだら重いテーマにずどんとしてしまっていたと思うので、いま読んで良かったかもしれない。



- 瑞希@mizuki-012025年12月29日読み始めた読み終わった「何者」以来の朝井さん。 YouTubeで朝井さんの人柄を知ってから、著書を読みたくなった。 【多様性】への問題提起。 年末年始のこの時期。 テレビには、久々の再会を喜ぶ祖父母と孫の様子が映り、【正しい年末】や【正しい家族の在り方】を作り出せていない自分を実感させられ、親への申し訳なさを感じる。 今の時代、これは、ある程度想像が及ぶようになっているだろうことで、私はきっとマジョリティの中に入る。 一般的な人が、思いもよらないものやことがあるのだと、人のことを考えられているはずだと思っていた自分が恥ずかしくなる。 「多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。」 「その呼吸とはすなわち、自分が想像し得なかった世界を否定せず、干渉せず、隣同士、ただ共に在るということだった。」 「思想や情動も論理で説明できると思っている人たちが打ち立てる規制は、生身の人間の内側にはいつまで経っても到達しない。」


- BLACk(へい)@Mellow29792025年12月28日読み終わったポリコレvsポリコレは成立するのか。 他人の好きを他人が糾弾する権利はあるのか。 寛容は不寛容に不寛容であるべきか。 色々と考えされられる内容だった。 やはりとにかく対話すべきなんだと思った。 平成生まれ初の直木賞作家が平成をこう終わらせたかと驚いた。



ふー@tararatta2025年12月27日読み終わった好きなアーティストのオススメだったり古本屋で見かけたりで、目にする機会が多かったので気になって買ってみた。すごい話だった。 正しくありたい、正しくあって欲しいという感情を「欲望」と呼んだことはなかった。本当は正解なんてなくて感情はすべてグラデーションなのに。また読み返したい本なので手元に置いておこう!
3㎗@3deciliter2025年12月20日読み終わった面白かった!冒頭約10ページを読んだ段階で、この本を買ったことに満足した。 私が生きることで、私と似たような人も生きていける世界になるかもしれない。だから、私はこれからも生きていかなければいけない。


- ねむみん@nemumin2025年12月17日読み終わった何から書けばいいか迷うほどに、色々なことを考えさせられた。 群像劇を書くのが上手いな、というのが率直な感想。みんなに幸せになってほしいと思った。それが難しいということはわかっていたはずなのに、物語に突きつけられて強くショックを受けてしまった。こんな世界に希望を持っていいのか、持たない方がいいのか、よくわからない。 運悪く(と言っていいかはわからないが)逮捕されてしまった佳道が、夏月というパートナーを得たことだけが救いに感じた。大也に関しては希望を掴みかけたその先にこの結末を迎えることが残酷と言う他ない。しかしそのおかげで、この作品は、誰もがマイノリティでいる権利、マジョリティを憎む権利、マジョリティであっても悩み苦しむ権利を肯定していると思った。 理不尽な不理解は誰しもに降りかかる。マジョリティに見える人々も、パートナーの体重をあずけられるのが心地いいとかそうじゃないとか、妊娠したいのにできないとか、大小さまざまな悩みを抱え不安になり、下ネタのていで不安を共有している。それ自体はなんら糾弾されることではない。 一方で、その輪から疎外されていると感じる人々もいる。その中でも、輪に入れてほしい人もいれば、勝手に入れるなという人もいる。画一的に正しいことなんてない。 LGBTsだとかマイノリティだとか、そういう線引きは本当に誰かの救いになっているか?そして、あなたが「普通」だと思っているその性癖や考えは、本当に「普通」なのか? 全篇を通してずっと問いかけられているような気がした。センシティブな話題だからこそ、この作品を読んだ人とは何かひとつ繋がりを感じられる気がする。そんな名作だった。





natsuki@naaaa_3132025年12月15日読み終わった借りてきた@ 自宅面白かった。 朝井リョウ作品初めて読んだけれど本当に面白かった。 人はなぜ異性に興味を持ち興奮するのが当たり前なんだろう。 彼氏がいたら勝ち組、いなければ負け組。異性がいたらいいのかこの世の中。結婚して出産したら安定な道を歩んでいけるのか。 自分はこんな秘密を明かしたよ、だからあなたの秘密をちょうだい。そうじゃないとフェアじゃないでしょ。欲しくもない情報を突きつけてきたくせに見返りを求める人ばかりだ。 共感しかなかった。 今年最後の月に読めてよかった。




ぴよみ@erim_05212025年12月12日読み終わった★★★★★ 世の中の正解が何かを探し、そこから外れないように生きている人生だった。 そんな人生を送っていると、多数派=正しいという考えが身についてしまっている。 多様性という考えが定着しつつある世の中だけど、なぜ多くの人は「受け入れる」側なのか。このスタンスはあまりにも傲慢じゃないか。その時点で普通か普通じゃないかを線引きしていて、自分の浅はかさに気付かされた。 自分の言動が多数派だから正しいと思って声高々に話しても、その言動に苦しんだり嫌悪感を抱いている人がいるということを忘れてはいけない。 そんな当たり前のようででもできていないことに、気付かされる作品で、胸が痛かった
小林はやき@hayaki2025年12月3日読み終わった人間同士の摩擦の話だろう、と読むのがしんどいのではないかと邪推してなかなか読まずにいた。 やっと決心して読んでみると、予想していた本とは違った。 人間同士に摩擦が起こるのは、自分を開示してぶつかりあえるのは、「わかりあえる」かも、という希望が少しでもあるときだけなのかもしれない。



ぴた@pirr2025年11月30日読み終わった多様性とは。 結局マジョリティの意見が正しいのか。 マイノリティに配慮してそちらの意見を優先する事が正しいのか。 正しいって誰から見て正しいのか。 考えないといけないって思わせられる本。

川端 彩香@ayaka_kawabata2025年11月30日読み終わったまた読みたい読書日記元積読正しい欲とは何なのか?を常に問われていた気がする。 私の欲は正しいのか?普通やと思っとるけど、他人からしたら異常なのかも?てか普通の欲って何?っていう。 人間の三大欲求のうち、性欲は特に異常性がわかりやすいというか、個によっていろんな趣味趣向があるなぁ、理解できん以前に「そんな癖もあるんか」って感想になることも多々。 そして何よりエッセイとのギャップが激しすぎる😇朝井リョウ氏の頭の中、どうなってんの???





- とや@toya_solitary2025年11月29日読み終わった「多様性」とか「ダイバーシティ」という言葉にうっすらと感じていたもやもやの正体が、一冊の本に詰まっている。ただ、放っておいてほしいだけ。





- ほいみ@heal12025年11月16日読み終わった借りてきた先週、借りてきた日に一気に読んだ。 朝井リョウさんの本が読みたくて借りたのだけれど、読む手が止まらないほど、引き込まれた。 想像していた展開と異なり、自分がどれだけ思い込みで物事を捉えてしまうのか、本当に怖くなった。 冒頭より引用↓ 「多様性、という言葉が生んだものの一つに、おめでたさ、があると感じています。 自分と違う存在を認めよう。他人と運う自分でも胸を振ろう。自分らしさに対して堂々としていよう。生まれ持ったものでジャッジされるなんておかしい。 清々しいほどのおめでたさでキラキラしている言葉です。これらは結局、マイノリティの中のマジョリティにしか当てはまらない言葉であり、話者が想像しうる"自分と違う"にしか向けられていない言業です。」 読む前の自分には戻れない、そんな読書体験は初めてだった。朝井リョウさんの本、他にも読んでみたい。






- barna-etsu@barba-etsu2025年11月3日読み終わった浅井リョウの問題提起のうまさよ。 普通って何?まともって何?という、みんなが収まりたいと思っていてても実態としては存在せず でもやっぱりみんなが欲しているものについて、そんなものはない、みんなそれぞれに多かれ少なかれ異常性はある中で、(みんなが勝手に作り上げたけど実態のない)メインストリームにハマれない悲しさや辛さをうまく表現している話でした。 最後、マイノリティ同士が結びつきを築いていく様子に心が救われていたのですが、なんともいえない最後というのがまた味わい深い。 会社で長年一緒に働いてたって、家族だって、ずっと一緒にいる友人だって私はきっと異常性があることに気づけてないし、気付けることもないかもしれないよね。人間は社会性がある動物だけど、社会性を機能させるために排除した少数的な考えを保持することについては個々の中で処理するしかないし、それはすごくプライベートで、誰のことも分かり切った気になるのは難しいんだろうな、と思わされました



JH@nujamah2025年10月31日読み終わった朝井リョウ作品を読まずにここまできて、昨年何となく手に取って読んでしまったが最後、めちゃくちゃハマりました。これ読む前と後で同じ価値観ではいられないというのはその通り。中2の娘に薦めているが全然手に取ってくれない😅
もちこ@omochimochimochi2025年10月28日読み終わった【あらすじ】 あってはならない感情なんて、この世にない。 それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。 息子が不登校になった検事・啓喜。 初めての恋に気づいた女子大生・八重子。 ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。 ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。 しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった――。 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」 これは共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か?
藤子@fskxx2025年10月27日読み終わった1人で朝井リョウさんフェア実施中。買って長年積んでたものをようやく。朝井さんが作品で時代に「水を差したい」と仰っていたインタビューを読んだ記憶があるけど、『多様性』への水の差し方はこうするんだ、と思いつつ読んだ。映画も見ようかな。



にょっき@niki2025年10月26日読み終わった今後、何をしたらいいのか、世界の動きを、身の回りの動きを、自分の動きを、どう見たら良いのか正直分からなくなった。単純だと思っていた世界が何層にも複雑化されて階層化される。マジョリティによって法も会話も家族も成り立っているこの社会には、自分が想像できないような人間が山ほどいる。誰かにとっては自分もそうであると言える。皆同じなのは、孤独を恐れている点。皆がみんな不安で、明日死なないために忙しなく生きる。そんな世界で自分が何を果たせるのか、想像もしえないような他者とどう関わって「繋がって」いくのか。夜通し議論したいと思わせられる本だった。


- きざみのり@knak552025年10月25日佐々木がかわいそう、でもよかったね。 自分も正しくない人たちのことさもわかった様に批評、応援、受容してるけど、本当は正しい側ってのは常に曖昧で、確認し合わないとわからないからなんだなと思った。正しい側を求めるのって何でだろう 多様性って言葉の一様性が少しわかった気がする

- ねむみん@nemumin2025年10月20日読み始めた前に冒頭で断念したので改めて……のつもりだったけど、どう考えても初見。前読んだのは「何者」だったかも。 こちらのほうが引き込まれる冒頭。読み進めるのが楽しみ。

百舌野@shrikesix2025年10月17日読み終わった誰も誰かの自由に口出しなんか出来ない。身内も、他人も、社会も。でも、社会は「社会が認めたもの」しか公にしちゃいけない不文律がある。それはクソだな、と思う。「多様性」という言葉は結局耳障りのいい綺麗事にしか過ぎなかった、という話。

- 安穏@annon2025年10月16日読み終わったAudible・近い年代の男女二人組の収まりの良さみたいなものが、かなり羨ましいというか、一人で居るのがどうにも居心地が悪くなってきた今日この頃。 ・はじめから選択肢が与えられていない苦しみもある、選択肢があるのにそのどれも掴み取れない苦しみもある。 ・「つながり」も「多様性」も自分がなかなか口にできない言葉のひとつで、それはなぜなのか。100人いたら100人を包めないなら使うべきでない、みたいな白黒思考に侵されている気もするし、でも100人いたら100人包まれるべきだろ、とも思うし、かと言って自分は100人いても100人を包めないし。とも思う。 ・……。


ノノムラ@to_oto012025年10月14日かつて読んだ自分の想像にもないことだったらすんなり受け入れられるものだろうか。 覚えてるのは検事(刑事だっけ)のことくらいかな。最後どう終わってたっけ。読み返してみようかな。
水瀬 湖都@mina_koto20252025年10月5日読み終わった借りてきた@ 自宅「欲」がテーマの本。 大人の隠れた欲に子供が遊ばれているのは中々ぐろいなぁと思った。 正しい欲ってなんなんだろうか。 初めて朝井リョウさんの小説を読んで、色々考えさせられた。別の作品も読んでみたい。


- 🌱@marienoelle2025年10月5日読み終わった一気に読んだ あの人たちにつらいことが起きると察して読み進めるのがしんどかったが…読んでいる時のわたしの感情はあの人たちの側に立っていたが、現実のああいった人たちに対してどう思うかはちょっと言葉にするのが難しい
Readingdiary@readingdiary2025年10月4日読み終わった何度も読み返す必要があると感じた。 私は何もかもマジョリティだけど、“繋がり”について、とても心に響く文章と出会えた本でした。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

Mei@maple_uqu62025年10月2日読み終わった読みやすい文章とは裏腹に、読むのがどんどんしんどくなっていったのは、読み終わった後に自分がどんな感想を持つのか考えるのが怖かったからだと思う。 どう感じたとしても、それが自分の正欲であると認めざるを得なくなってしまうのが怖かった。(というのを、解説を読んで認識した。自分で考え抜きたかったー...) 散々苦しくなりながら読んでいって、最後の最後に八重子の友人の言葉がぐさぐさと刺さった。。 面白かったけど、苦しい読後感。





この@konokono3012025年9月27日読み終わった正しい欲 自分を俯瞰で眺めても、歴史を振り返っても、世界を見渡しても、そこにある正しさは時に人を抑制する。 あるべき姿に身を投じることで自分を守りつつその息苦しさに眠れない夜もある。 それでも生きていると、じわりと訳の分からない喜びに触れ涙が流れることもある。 朝井リョウさんの作品を初めて読んだ。 この世で生きていくために、朝井さんの作品とも手を組みたいと思った。
おでんち@odenchi2025年9月26日読み終わったちょうど直前に読んだ「爆弾」と「法廷占拠」の中でも事件現場で抜く刑事さんが登場していたので、秘めたる性癖は表に出さないだけでいつの時代も誰しもきっとあったから、今さら多様性とか言っても、ちょっと言えることが多くなっただけのような気がする 多少は理解してもらえるものから、きっとわかってもらえないだろうものまでそれこそ多様にある中で、わかってもらえない絶望とはどんなものだろう 他の犯罪の罪を請け負ってでも隠したい?いや隠したいんじゃなくて言っても理解してもらえないし、下手な言い訳にしか聞こえないだろうから黙ったんだろう 他人を理解するなんて無理な話なのだ 自分自身だって理解できないのに すごい問題提起で考えさせられる話だったが、スッキリしないのでこのモヤモヤをずっと抱えていけということか

Mei@maple_uqu62025年9月22日買ったAmazonで購入。新潮文庫は上の部分がギザギザなのね!(天アンカットと呼ばれるそう。全ての文庫がこうなっているわけではないのか?栞が入るものだけ?)知らずに返品しかけてしまった。。 綺麗に整っているのが良いと思って返品しようとしたけど、こういうもの、むしろこれにお金をかけていると言われると愛着が湧く不思議。
- 風@8ash_62025年9月20日読み終わった読んだ直後で感情の言語化が難しい。 読後から日常生活への気持ちの切り替えが大変。 感想については、時間をかけて言語化して、自分の中に留めておきたい。そう思った。

sazanami@sazanami2025年9月15日読み終わった何も言えません いなくならないから 毎度人間というものの無い瘡蓋を抉られるように感じるのにエッセイはとんでもなくウィットに富んでいて、振れ幅!




花兎@hausagi_232025年9月10日読み終わったかつて読んだ『多様性』とは?と問われる現代に読んでよかった。 自分の視野の狭さを知って、今よりもう少し他者の声に耳を傾けなきゃいけないんだと思った。 結局、正しいとはなんなのか…

たな@tana_o2025年9月10日読み終わった感想読書日記正しさとは一体何なのか、欲望を通して見つめる一冊。 私は無意識に正しさで人を傷付けていたことを知って以来、人と関わるのが怖い気持ちがあります。 自分から正しさを発信する事も、他人が何かを正しいと発信している姿も、怖いと感じる。 正しさは多面的で、生き物みたいだなと思います。 正しさを主張するという事は、人を繋ぎ、明日を生きるエネルギーになる。人を傷付け、明日を奪うエネルギーになる。 悪気があってもなくても、無意識に、どちらの人も生み出す…正しさってそういうものなのかもしれません。 …という正しさを主張していると思うと、感想を書くのが難しいなと感じます。笑 また読み直したいです。何度でも考えたい。





- 讀書讀到@hehehouzhi2025年9月9日読み終わった多様性(笑)の本。正しくなければ除け者にされる。正しいひとが正しくない人にわかってる風に諭してきてマジウザイ。で、ウザイというと、さらそこから、でもね、あなたはそういうけど!と更に展開していくのが秀逸。みな理解されない部分を抱えている。どう、折り合いをつけていく?


Arichamp@bluesea2025年9月7日読み終わったそれぞれが抱えている言いようのない孤独には名前がつかなくても良いし、名前のつかない孤独を誰しもが持っているかもしれないと考えながら周囲にいる自分の大切な人たちをを撫でたいと感じる作品。



そいまる@soimaru2025年9月7日かつて読んだセクシャルマイノリティに対する価値観が変わった一冊。どんなものに性的興奮を覚えるのかは自分で選べない。性的欲求は生理現象にもかかわらず、その性的対象が大衆のそれとは違うことで、それを満たすことが世間では異質なものと捉えられ、更には犯罪になってしまうこともある、背負わされた十字架が余りにも大きすぎる

wakka@marui2025年8月26日読み終わった借りてきた3分の1くらい読んだけどちょいちょい気持ち悪い😭最後まで読んで良かったって思えるんかな…? 最後まで流し読みしたけど刺さらなかった! 人に迷惑だけはかけるなよって感じ…



五月晴@satsukibare2025年8月11日読み終わったここで終わるのか! 登場人物たちを他人とは思えない気がして、でもそんな自分をおこがましいと思った。そして、彼らを他人事として見ている自分もいて嫌になった。 「多様性」についていろいろと思っていたことを言語化してもらったと同時に、自分も刺された感じ。



遍@Areao1s12025年8月10日読み終わった普段他人を理解しようと受け入れようとしている姿勢は、理解されない又は受け入れられない人達から見ると、嫌な気持ちになるんだ……とショック 自分でも普通の人にわかって貰えないようなことを理解者面されて普段から接されるのは嫌なのに、なんで他人には意識が向かなかったんだろう 私は多数のうちの一人だと思うから読んでてちょっとしんどかった。 偏見も、偏見がなくて受け入れる姿勢も、どっちも嫌な気持ちにさせてしまうなら、いっそ無関心がいいのだろうか。無関心って難しいからできないよ〜😢 難しい話だった。まだ難しい。みんな幸せになって欲しいのに

- こう@domotoyoookiii2025年7月31日色々な性欲があると理解しているつもりでした。 そういう性欲があると理解して、人それぞれよねと受け入れているつもりでした。 ですが、異性に対して性的な興奮を覚えるのを一般的な性欲とされていることが、一般的な性欲を持っているとする人にとってはこんなに生きやすく、他の方から見たら羨ましいことなんだと分かっていませんでした。 法律や正義は、一般人とされる人が理解できないものを結果的に排斥するために機能してしまうこともあるのかもしれません。 まぁ、検事である啓喜の頭の固さを笑うことはできないですし、息子と由美との確執はなくならないと思いますが、人間味があって嫌いになれなかったです。特に夏月と佳道の関係性は理想的で素敵でした。 ただし田吉は、この本の必要悪なんでしょうけど、モラハラとか何かしらのハラスメントで訴えられて不幸になれと願ってしまいました。

風@kzpon2025年7月19日読み終わった人の感じない性欲感じるのは、恥ずかしい事なの?それを理由に閉じこもる事は、また別の原因があって、自己肯定感の低さをソレのせいにした壮大なマスターベーションかのようにも思えてしまった。 あまり響いてないのは自分が多数派の人間だからだろうか…と思うと申し訳なくなる。
いくぽぽ@ikureadsbooks2025年7月12日読み終わった読書会読書会楽しかった〜!読み終わった時に読書会でこの本をやりたいって提案してくれたの凄いなと思ったのを思い出した。センシティブな内容で、これについて話したらある程度その人となりが顕になりそうだなと思ったし、本気で話さないとわけがわからなくなる本だよなとも思ったので。 大也と八重子が面と向かうシーンは振り返るとたくさん気づきがある。理解してほしいけど、わかられたくないしわかる訳がない、あなたのことわかる訳ないよ、と伝えることが拒絶ではなく許容になることがある、それはマジで紙一重のことなんだと思った。あと全然違う価値観の人とも繋がりを持つことの一筋の方法みたいなのがあった気がする。

たなか@aaaaaa_paru2025年7月6日読み終わったなかなかのボリュームでしたが、ほとんど一気に読んでしまった なんて残酷な、いやそう勝手に定義するのも自分がマジョリティの中にいるからこそか 解説に共感しました
こゆび@little_finger_2025年6月23日読み終わった🗓4/26~(🛒2024/6/14) 📝512ページ P248「多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。時に吐き気を催し、時に目を瞑りたくなるほど、自分にとって都合の悪いものがすぐ傍で呼吸していることを思い知らされる言葉のはずだ。」 P309「自分が死なないでいることがいいことなのかは、正直、わからない。自殺禁止と約楽してまで生き延びていることに何の意味があるのかもわからない。だけど、自殺の後処理に関わるだろう人に迷惑をかけないでいられるというだけでも、今は、生きるほうを選んでみていることに意味がある気がしている。」 P334「自分にとって不快なものを排除していくことが世の中の健全さに繋がると言じている人たちは、「時代がアップデートされていく」なんて喜ぶ。」 P359「人間は結局、自分のことしか知り得ない。社会とは、究極的に狭い視野しか持ち合わせていない個人の集まりだ。それなのにいつだって、ほんの一部の人の手によって、すべての人間に違う形で備わっている欲求の形が整えられていく。」
牛脂キャンディちゃん@cham04102025年6月17日びっくりした。 多様性というと、私には重いなぁと思いつつ、手が止まらず。後半は先が気になって久々の睡眠時間を削ってしまった。えっ?えーっ?とブツブツいいながら、これは、すごいなぁ。と思った。 (いつになったら私の語彙力があがるのか) いずれまた読みたい。
Ken@ken_book_lover2025年5月30日読み終わった「多様性」が謳われる現代において、マイノリティとマジョリティという二項対立が抑圧している"更なるマイノリティ"の存在を描いた物語。「正しい」性欲・性的指向を持つことの特権性、あるいは、「正しい」側に立つ故の不安や拘束性。我々はこれらを「想像する力」を持ち合わせていないのである。 「そう、これはもう、いま孤独に苦しむ誰かのためになんていう奉仕の気持ちからくる誓いではない。明日再びたった独りになっているかもしれない自分を、今から救い始めておきたいのだ。」(p.288) マイノリティ同士の「繋がり」ってこういうことなんやろなと。
テキサス書林@texasayumi2025年5月28日読み終わった最初から最後まで面白かった。即、推し本に認定。『桐島、部活辞めるってよ』がデビューで出世作の朝井リョウ。初めて読む朝井リョウだけど、ストーリーも構成も文章も、歪であり鬱屈としながら美しさがあり、これをセンスと言わずになんというか。自分の我を押し通す美しさではなく、秩序と葛藤が不安定なバランスで保たれる美しさ。『桐島〜』も絶対読むし、全作読みたい。
佐羽@yagisawasshoi2025年5月25日読み終わった初オーディオブックで、運転時に聞いてた。 いや八重子おまそれストーカーなんよストーカーがでけえツラして説教すなよもうあのシーン居た堪れなくてキッツキッツキッツキッツなってしまった……まだ学祭前の打ち合わせでアカバレ直前あたりはまあ大学生だしなあとか思ってたけどもうストーカーしたあたりでお前はダメだ、誰よりも自分の欲に正直でそれが正しいって思っている……自分が一番大変って思ってるよねはブーメランなんよ、相手はそれどこの話じゃねえ……あのダンスサークルの女からクソみたいなバトン受け取ったのがお前の終わりの始まりよ……いや目立ちたくないみたいにしといて学祭とかやり始めたあたりよ…… まじで、土足で踏み荒らされるってこう言うことだよな……「我は、おばさん」を読んだ私は八重子に「おばさんなったらそんなん全部なくなるよ、一生そんなんじゃないから安心しなよ」って言いたいけど、大学生のうら若い女の子にはわからんのよなあ…… 夏月たちがあんなにがんばって作ったつながりは、確かに誰も取りこぼさなかったよ……いや夏生の職場の向かいの女はいまだおばさんになりたくないしなれなくて暴れてたな……八重子すまん、例外おったわ 土足で踏み荒らされるの、お前はまだ舗装されてるけど大也たちは土なんだよ、八重子お前はコンクリなんよ国から補助金出て舗装できるけど、大也たちには社会的に補助金降りないんだよ……それでもやっていかなきゃいけなかったのにね……啓喜なんかちゃんとアスファルトだもんな、土舗装の気持ちわからんのよ

ピカリ@uyghutfhirdgu2025年5月24日読み終わったうーん、面白かった!冒頭から「なるほどなぁ、そうかぁ」と思った。 「あるなぁ。こんなこと。」と思い出すことがあったり。私は所詮理解してるつもり側の人だなと身に染みた。 ラストまでまだまだだと思ってたら終わったので驚いた。いろんなこと本当に考え深まったし、伝わったと思う。でも普通に続きが気になるんだが。もう少し小説の続き書いてもらえないでしょうか?




あいすま@asuma-konchiwa2025年5月7日読み終わった絶対的な正しさは、この世に極々少数で 大抵は文化・環境・状況等々によってひっくり返る曖昧な’’正しさ’’ばかりだと思う。(子供を守ることは絶対的な正しさだと私は思うけど) この寄る辺のない不安溢れる世界だからこそ、外国では宗教が尊ばれたり、この国では集団で異端者を排除しようとする繋がりが生まれるのかなとか考えた。 法律はなるべく道徳に沿って作られて欲しいけど、あくまで混沌とした世の中を上手く回すために作られていて(ワートリの受け売りですが!)万人を幸せに導くものでは無いのかも……。 自分の構成要素を否定する思想が一般常識の世界で生き続けるのは辛いだろうな。 一方的な被害者がいない限りは、嫌いな思想でもスルー・ブロックしていくのが良いのかな?自分に都合の良い意見ばかり聞いても偏りそうで嫌だな。 今は難しくてまだ自分の中の答えが出ないけど、とりあえず長い本を久しぶりに読破出来て良かった。


柴犬@storyseller2025年4月8日読み直した若いってああいうことだよな、と思う。背中に余計な脂肪がついていないこと。自分の暇を埋めるためには思い付きで誰かの感情を引っ掻き回してみてもいいと思っていること。社会の多数派から零れ落ちることによる自滅的な思考や苦しみに鈍感でいられること。鈍さは重さだ。鈍さからくる無邪気は、重い邪気だ。 負の感情に呑み込まれそうになったとき、夏月は、田舎の車社会の数少ないメリットを実感する。どれだけ我を忘れて感情が暴走しそうになっても、自分の身体より遥かに大きくてパワーのある鉄の塊を操るとなると、落ち着かざるを得ない。 みんな本当は、気づいているのではないだろうか。 自分はまともである、正解であると思える唯一の依り所が"多数派でいる”という ことの矛盾に。 三分の二を二回続けて選ぶ確率は九分の四であるように、"多数派にずっと立ち続ける”ことは立派な少数派であることに。 明日もきっと、未来から見た"あのとき”になる。









もるてけ@moruteke2025年4月5日読み終わった浅井リョウの作品を初めて読んだが、ファンになった。表現の仕方が捻くれすぎてる(褒め言葉)し、多様性をそういうふうに捉えたこともなかった。 自分の中になかったものが増えたような気がして、読んで良かったと思える作品。




- たかたか@tak_vv22025年3月27日読み終わったあくまでも個人的な感想です。 読むたびに不快な気持ちになって読み終わるのに半年もかかりました。途中で何度も読むのを止めようと思いましたが、頑張って読み終わりました。こんなに不快な気持ちになる本は初めてで、イヤラシイ悪を感じるために不快になったんだと気付きました。


廣 亜津美@hiroatme2025年3月8日かつて読んだ少しづつ、少しづつ、ベールが剥がれていく展開は面白い。全体像が見えると、その多様性というものを上っ面しか表現していない気がしました。内面の心情までは見えてこないというか
猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ定期的に読み返す。 "多様性"という言葉の影に潜むもの。読みながらそのリアリティのグロさにゾッとする。 自分も恐らく無自覚で、その影に潜むもののことを勝手に排他して生きている。 『放っておいてほしい。そうしたら、勝手に生きるので。』 ただ、この本を読んで「理解した気になる」ことは非常に簡単なことかもしれない。だからこそ、考え続けること自体をやめないでこれからも生き続けていきたいと思いたい。 そして『多様性』とは、適度に無関心でいることだと思っている。 自分達が理解出来る範囲でのマイノリティという名の畑。その畑を耕していたとしても、それは結局表面の部分だけに過ぎなくて、多様性というレールをみんな無意識に、自動的に、勝手に敷いていきている。そして誰かにとっての『正当性』が、時には『暴力』であるということ。


夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだ胸くそな人物もたくさん出てくるのに、小説としてはとても面白かった。 夏月が一番共感できた。 世の中の普通と思われる人たちが何と不快なんだろうと、普段私は「嫌いな人や苦手な人は?」と問われた時に「薄っぺらい人」と答えているが、まさにそういう人たちの事なんだと実感した。 八重子が傷つけられる事をとても望みながら読んでしまっている自分は何なんだろうと思った。
- 香@asuuu_012025年3月6日目に見えるものだけが全てではない。 目に見えないものほど、どれだけ重要で、生きにくさを感じる。 「お前は普通じゃない」と勝手に排除してはならない。 人の"裏"に勝手に触れてはならない。 苦しかった、でも最後まで読んだ。 わたしもいつか、誰かと手を組みたい。 こんな世界を生き抜くために。
猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ"多様性"という言葉の影に潜むもの。読みながらそのリアリティのグロさにゾッとする。 自分も恐らく無自覚で、その影に潜むもののことを勝手に排他して生きている。 『放っておいてほしい。そうしたら、勝手に生きるので。』 ただ、この本を読んで「理解した気になる」ことは非常に簡単なことかもしれない。 読む度に頭がパンクしそうになるし、今の自分の脳みそでは感想を書くことも難しい。だからこそ、考え続けること自体をやめないでこれからも生き続けていきたいと思う。 『多様性』とは、適度に無関心でいることだと自分は思う。 自分達が理解出来る範囲でのマイノリティという名の畑。その畑を耕していたとしても、それは結局表面の部分だけに過ぎなくて、多様性というレールをみんな無意識に、自動的に、そして勝手に敷かれながら毎日を生きているのかもしれない。 誰かの『正当性』が、誰かにとっては『暴力』であるということ。
秋の空@aki-books-1352025年1月7日読み終わった想像の枠を押し広げてくるような作品。マイノリティの生きづらさも、マジョリティの奥にある孤独も、両方しんどい。八重子と大也の激論のシーンがよかった。




とりもも@torimomo2062024年11月11日読み終わった多様性の時代、手を取り合って生きていこうねって綺麗な世の中だけど、そんな多様性の枠にすら入れないアブノーマルな性癖の人たちが中心となって進みます。世の中の価値観や街人に溢れる広告は多数派に向けたもので、この世界は「明日、死にたくない」が当たり前の人たちのためのものだという登場人物の主張は痛いほど刺さりました。 ただ突き詰めて考えると多数派ってなんだ?多数派と少数派に境界線なんてあるのか?となるし、多数派の中でも今まさに絶望してる人がいて、隣の芝生を青く感じてしまって今いる立場で悩み苦しむ別の登場人物の姿にも共感しました。 読む人全員が思うところがあると思うのでおすすめです。読んでよかった。
haru_68@haru_682024年10月3日読み終わったまた読みたいNo.1 (2024年1冊目) ✒︎ ___________________________________________ あってはならない感情なんて、この世にない。 それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。 息子が不登校になった検事・啓喜。 初めての恋に気づいた女子大生・八重子。 ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。 ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。 しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、 ひどく不都合なものだった――。 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、 そりゃ気持ちいいよな」- もやし@mungbeansprouts2023年12月20日かつて読んだ【印象に残った文章】 ・自分で考えるより先に人に聞くという習性を持ち合わせた人間は、その風貌や立ち振る舞いに頼りなさのようなものが滲み出ている。 ・人間は思考を放棄したときによく『こんなときだからこそ』と言うんだよなと思った ・大晦日とか正月って人生の通知表みたいな感じがする 自分の普段の発言や態度を見直そうと思った。 私たちは、既存の知識で判断、理解してしまうからもっとたくさんの学びと体験をしながら生きていきたいなと思った作品
momo@cute_lion7802023年11月15日読み終わった普通とは何かを問われるので心をぐさりと刺されつつ、登場人物の温かさに救いを感じるので後味は不思議な作品。「普通」という概念に疑問を持ったことのある人にも、ない人にも、等しくお勧めです。
まお@mao_ssss2023年11月9日読み終わった「何者」の作者か。あれは映画だけ見てかなりくらったけど、この1冊もまた本当に意地の悪いテーマを突きつけてくる。そんなことわかってる、わかったうえで目を逸らしてる、ことに、「他人面すんな」と叫んでくる。
ne3ui@o-akubi2023年10月20日読み終わった世で叫ばれている"多様性"を理解していたつもりだったけど、自分の視野の狭さに嫌な気持ちになった。登場人物たちを追ったのちに描かれる田吉への嫌悪感、でも自分だってこういう何の気なしの正欲が誰かを傷付けてしまうことがあって、それに気付けず生きてきた自分に心底悲しくなった。朝井リョウって私の中で爽やかな青色みたいなイメージだったから書店でこの本の前をずっとスルーし続けていたけど、買って本当に良かった。心がずっしり重い。何を思えば、私はどう生きていくのが正解なんだろうか。ニュースを見る度この本が思い出されそう…。

はぐらうり@hagurauri-books2023年9月24日読み終わったバランス感覚のある人間だと思うが、あまり違和感とか苦痛がなく読めてしまったと思うことそのものが正欲に絡め取られている証拠か。逃れられない。



蓮@RiiRika_171900年1月1日かつて読んだ再読予定去年の冬頃に読んで衝撃というかなんというか、うん。言葉に表すのが難しいけど、当時たくさん思考しながら読んだ覚えが確かにあります。 なので、積読本が落ち着いたら再読予定◎
孤独と家族を愛するリフトマン@pizza_cowabanga1900年1月1日かつて読んだ新しい世界、新しいわたし決めつける。それは避けられない。だけど、発言する前に考えることができるはず。だって、人間なんだから。

NOA@apppleeee8761900年1月1日職場で"多様性"を題したイベントが開催がされるたびに吐き気がしています。 こちらは推しが勧めていて読みました。冒頭から共感しかなくて乾いた笑いが止まらなかった。なぜ知っている…?!読んだ人から「共感できない」(強いて言えば検事)と聞くたびに(ああ、この人もこちらではないのだなぁ)と寂しくなる。のだけど、こんな「マジョリティのいうところのマイノリティのさらに外にいるマイノリティ」をリアルに描く浅井さんは何者なのでしょうか。
2g@2g1900年1月1日読み終わった友人に薦められて読んだ。 何か異様な盛り上がりがあるもんだと勝手に想像して読んでいたのでかなりしっとり?ヌメっ…と終わって(……?さいでっか……)となったが、かなりスルスルと読み終わったのも事実。 これに感動した人の感想を聞きたい 聞いたらもう1回読みたい- 積読消化月間@tndk1900年1月1日読み終わった罪を犯したとされる人にものっぴきならない理由はあるかもしれないし、根底に理解されない苦しみがあったかもしれないし、誤解や冤罪の可能性も当然ゼロではないだろうけども、それを言い出したら人間社会はなりたたない。 明らかに人を傷つけている罪が野放しにされていて、声に出せない・もしくは声が拾われずに苦しんでいる被害者がまたまだたくさんいるこの世界の現状を横目に、とても極端な例を持ち出してきて人が人を裁くことの脆さや危うさについて問われるのはなんというか… 思考実験的すぎて、暴論感が否めなかった。 いちマイノリティな立場として、理解や共感はでき面白く読めた一方で、最終的には「だからなんだよ」という気持ちに。 私は何にこんなにひっかかってるんだろう?といろいろ考えさせてくれて、考えた結果言語化したくもなって、それがこの本の狙いなのかなとも思うので、総じて良い読書体験だったと思います。




- 玉丹羽読夢之助@readingdmc51900年1月1日まだ読んでる大人の皆様にこそ読んでいただきたい、多様性についての小説。『多様性』などという言葉が世に浸透してからそれなりの年月が過ぎましたが、多くの人が『多様性』の表面をなぞるような使い方しかしておりません。 私はまだ半分ほどしか読めていませんが、前半では世間とのズレや心に影をもつ3人の登場人物の主観で話が進行します。徐々に侵食されるような嫌悪感が読者の心を蝕むと思いますが、その嫌悪感すらも間違っているのではないかと思うようになってきました。 全体の半分ほどに差し掛かった所で、きっと冒頭の数ページをもう一度読むことになります。その時には少し感情に変化があるのではないでしょうか。 読む前の自分には戻れない、そんな1冊だと思います。
- んた@nnntttaaa1900年1月1日読み終わった朝井リョウは天才でしかないね 序文の意味が読み進めていくうちに鮮やかに遷移していく芸術 人は自分の物差しでしか物事を判断できないし、それが理解の範疇を超えていると思考停止的に非難や無視に取り掛かる 生きていくために手を組む必要がある人 そんな扉を自分や身近に感じたことはないけれどそれは即ち自分は現状接してないだけなのかな


もちごめ@nhn_12151900年1月1日読み終わった正直、イマイチだった。コンセプトはいい。期待した。が、自分が思い描くグロテスクさがなかった。 ただ、それぞれの登場人物の心情を考察するのは、とても楽しかったので、それだけでも読んだ価値があっただろう。
本読子@booksuki1900年1月1日読み終わったおすすめされたみんながマジョリティでありマイノリティでもあるんだね。 水に性的嗜好を持つと言われている極めてマイノリティとされる佐々木や桐生は自分の性別をしっかり性器の形のまま受け入れられているというマジョリティでもある。全ての人間に、他人からの理解を諦めていることがあるかもしれないと思えた作品。 もしかしたら修には修なりの地獄があったかも知らないとも考えられた。 自分の居場所を見つけることって大事なんだね、 人って案外孤独に弱いんだね。 真の多様性ってみんな違ってみんなどうでもいい。だと思うな、あくまで個人の意見だけど

K@fuminam1900年1月1日読み終わった多様性が唱えられて久しいが、その言葉を振りかざす人間の視野の狭さたるや。人間の弱さや矛盾、エゴを容赦なく突きつけてくる、朝井リョウらしいいやーな作品。正しさとはいつもマジョリティ側にあるのだな、と改めて思わされた。読み終わってしばらくしてもではどうすべきだったのか?と第三者目線で考えてしまった。
ちゃも@ninelives91900年1月1日読み終わった『なぜ人間には文学が必要なのか?』 私は正欲を読んで、この疑問に対する明確な答えを1つ、見つける事ができました。 そこかしこで見聞きする『多様性』という言葉。 その言葉には、我々が想像もつかないような価値観を持った人々が確かに存在している。 今作に登場する、『水』に性的興奮を覚える人々。 もしも彼らの口から、彼ら自身のこれまでの苦しみや疎外感を説明されたとして、果たしてどれだけの人々がそこに共感や寄り添う感情が湧いてくるでしょうか? 『気持ち悪い』とか『理解ができない』とか、そんな否定的な言葉で拒絶してしまうのが多数ではないでしょうか? そもそも彼ら自身がそれを見越して、語ることを諦めてしまうでしょう。 でも『文学』なら、『物語』なら、彼らの苦しみや疎外感を、彼らとは全く違う価値観を持った人々でも共感できるであろう要素や語り口が、取っ掛かりのような物が、きっとその中に描かれているはず。 私は、この世界に『文学』があって本当に良かったと、心から思いました。 朝井リョウ先生、ありがとうございます。

サラエ@hacofug1900年1月1日読み終わった「生まれ持った自分らしさに対して堂々としていたいなんて、これっぽっちも思っていないんです。 私は私がきちんと気持ち悪い。そして、そんな自分を決して覗き込まれることのないよう他者を拒みながらも、そのせいでいつまでも自分のことについて考え続けざるを得ないこの人生が、あまりにも虚しい。」








































































































































































































































































































































































































































































































