正欲
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はるき ⚠︎ネタバレ有⚠︎@reads_hrk2026年1月9日読み終わった冒頭の事件記事を頭の片隅に起きながら、話が展開していく度に息継ぎを禁止された様な気持ちで読み進めた。 正欲。 疑うこともなく、自分を正しい側における人。 迷いながらも、正しさを選択肢に持っている人。 怒り、絶望し、諦めて、正しさを欲していた人。 わたしは、もう迷うことはなくなったけど、正しさを選択肢に持っている人かな。 作中で「正しい」とされている循環から外れることを選んだから、持っていた人、かも。 正しさを欲しながら、明日を手放す寸前でこの世に留まるために手を取れた2人を思うと、事件に発展するきっかけの人物に失望する。 けれど、その人もまた、どうしようも無い欲を抱えていたんだろう。 いや、だとしても、事件に至った人は同情はすれど許容は出来ない。 この本を読んでもその感想なんですか?って言われそうだけど、そりゃそうだよ。 守られるべき尊厳や人権で引かれる一線は存在するから。 その一線があるから「内心の自由」というのも存在するわけで。 他者の尊厳を冒したのなら、それは一線越えです。 社会って多数の為のシステムだから、強者の理論だし、それは理解される側が作った正しさですよねと言われても、そうですねとしか言えないけど。 でも、どこかで線を引かなければいけない。 その線をどこで引くのかは話し合いの余地があるはずなんだけど。 この、話し合いの余地があると思うことも、マジョリティ側の驕りなんだろうなと思う。 わたし自身、性癖云々じゃなくても「どうせ理解されないからなぁ」と思って、愛想笑いですませてしまうことも多々あるし。 視点を変えると、「どうせ分かんないでしょ」というあしらいに対して「話してくれないんだから分かるわけないじゃん」と八重子のように思う自分もいて。 完全なブーメランです、はい。 あらゆる作品に触れる度に、こうして心が揺らいでしまう。 けど、放棄して考えるのをやめるのが一番の逃げだと思うから、やっぱり思考し続けるという結論に至る。 今のところ、わたしの一線は「他者を侵害しない」という事で、そこを守れば内心はどうであってもいいかなと思っている。 この作品がいつか古典となって、「昔の人って当たり前のことをこんなに難しく考えていたんだね」と言われる時代が来るといいね。
〽︎@ld_8i2026年1月9日読み終わったおもしろーい 面白かった〜 映画を先に見てたからストーリはわかってたけど面白かった。映画だと説明不足で唐突な箇所とかがちゃんと描写されててよかった。これを踏まえてもう一回映画見直そうかな。 でもずっと水に興奮することがそんなに人に言えない事なのかなって疑問。 小児性愛とか加害欲があるモノだと言いづらいだろうな とは思うけど、水は別にへ〜としか思わないな。 「俺は異常者なんだよ!」って主張されるたび(そこまで異常者とは思いませんが……)って思いながら読んでた。 あと水に興奮=人を好きにならない なんだ とも思った。性欲が向く対象と恋愛感情が向く対象って一致するとも限らないからソコが特に説明されてなかったからちょっと引っかかった。 ラストで検事のヒロキが夏月と対面するシーンよかった。対比が素晴らしい。 前で田吉に「不登校になったら人生おしまい」って言われてるのも良い。自分が正義だと思ってたけど別の視点で見れば異常者側なんですよね。 呆然と立ち尽くすだけで終わってるけど、頑張れ!もう少し考えろ!あとちょっとで繋がるから!頑張れ!!って応援したい。

あ@7DA8522026年1月5日読み終わった感想あってはならない感情なんて、この世にない。 それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。 息子が不登校になった検事・啓喜。 初めての恋に気づいた女子大生・八重子。 ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。 ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。 しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、 ひどく不都合なものだった――。 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、 そりゃ気持ちいいよな」 これは共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 作家生活10周年記念作品・黒版。 あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。 2025年から2026年の冬季休暇で読んだ1冊。 読み納めであり、読み初め。 正直、初めはつまらない、分からないと思った。途中で読むのをやめようとも思ったし、いくらで売れるかななんてことも考えた。だけど、私はきっとこの本を手放したとしても、忘れられないと思う。 自分にとって「正しさ」「正しい」とは何か。 「『欲』を満たす」とは何か。 「明日死なないこと」とは何か。 とても考えさせられる内容だった。 そして、私はそれらに直面した時、逃げ出したくなった。実際に、逃げた。考えるのをやめた。 だけど、『読む前の自分には戻れない。』 私は、食に興味がない。けれども、お腹は空くし、どうせ食べるのなら美味しいものを食べたい。これも、『欲』だ。食欲と認識していなかったことにも、意識が向くようになった。そこから繋がる食費だとか、用意をする手間暇だとか、今まではあまり考えていなかったことに、悩まされ始めている。 見て見ぬふりをしていたものに、向き合わなければいけない時が来た。私は大也のように、放っておいて欲しいと思う人間だ。でも、同時に、心のどこかでは「繋がり」が欲しいとも思うし、探している。通常のレールから外れて、異常者として生きる今が、心地良くて、心地悪くてたまらない。 この本に出会ってしまった以上、読んでしまった以上、私はこれからどう向き合って生きていくべきなのだろうか。分からない。だから、私も、『繋がり』が欲しいと、また思ってしまった。



- sokia@sokia2026年1月4日読み終わった「なんよそれ。意味わからん。まじウケる。でもキチガイは迷惑じゃなあ。」 と、異常者の烙印を押され、しかも烙印を押す側は烙印を押しているとは全く思っていない。 「お前らが大好きな"多様性"って、使えばそれっぽくなる魔法の言葉じゃねえんだよ」 「自分にはわからない、想像もできないようなことがこの世界にはいっぱいある。そう思い知らされる言葉のはずだろ」 私は寛容のパラドックスの言説を盾に排除を正当化することには辟易していて、あってはならない感情がこの世にあるかのような世界に住んでいて気が狂う。 孤独や自殺が最適解にならないように生きてみるけど、それでも面倒臭い。 でもこの面倒臭さと共にいられるのはこういう小説があるからなのかもと思う。

ぼんじ徹平@bonji_books2026年1月1日読み終わった多数派でいたいけど、少し特別は存在になりたい、という我儘な私の心に突き刺さる作品でした。 優しくて、お笑い風が出来る私は無害な人間だと認識していました。そんな自分を少し誇りにすら思っていました。 でも結局「正欲」の中で無害な人間を演じてるだけだと突きつけられた気がします。 正しさから一歩でもはみ出た人間の目には、私は軽薄な人間に写り、心に抱えるものを話す気になれないのかもしれません。 だから結局誰の特別にもなれない。そして私自身も人生を生き抜く為に、心から手を組みたいと思える人がいない。

- 瑞希@mizuki-012025年12月29日読み始めた読み終わった「何者」以来の朝井さん。 YouTubeで朝井さんの人柄を知ってから、著書を読みたくなった。 【多様性】への問題提起。 年末年始のこの時期。 テレビには、久々の再会を喜ぶ祖父母と孫の様子が映り、【正しい年末】や【正しい家族の在り方】を作り出せていない自分を実感させられ、親への申し訳なさを感じる。 今の時代、これは、ある程度想像が及ぶようになっているだろうことで、私はきっとマジョリティの中に入る。 一般的な人が、思いもよらないものやことがあるのだと、人のことを考えられているはずだと思っていた自分が恥ずかしくなる。 「多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。」 「その呼吸とはすなわち、自分が想像し得なかった世界を否定せず、干渉せず、隣同士、ただ共に在るということだった。」 「思想や情動も論理で説明できると思っている人たちが打ち立てる規制は、生身の人間の内側にはいつまで経っても到達しない。」


結@yi_books2025年12月29日読み終わった世界を多角で見る力、そしてそれを嫌味なく物語に落とし込む力が凄まじい。朝井リョウにはどんなふうに世界が見えているのか?と思う一方で、朝井リョウに限らず他人がどんなふうに世界を見ていて、それにどう感じているのかなんて、一生わかることはできないのだな、とも。









- がぶりえら@nohooon_hon2025年12月29日買った読み終わったインフルエンザにかかり、隔離生活中の読書。朝井リョウさんの本ははじめて読んだけれど、言葉の言い回しが難しくて、はじめは慣れなかった。やっと慣れたところで、テーマも激重だと気付く。今はダイバーシティが謳われているけれど、どんなに出来た人でも、全てを理解したり受け入れたりするのって、難しいのではないかと思う。何かを相手から打ち明けられたときに、肯定も否定もせず、「そっか」と言えるような人間が、求められているのかなあって。 高熱のときに読んだので、あまり頭が働かなかったし、深く考えられなかったが、普通のときに読んだら重いテーマにずどんとしてしまっていたと思うので、いま読んで良かったかもしれない。


- BLACk(へい)@Mellow29792025年12月28日読み終わったポリコレvsポリコレは成立するのか。 他人の好きを他人が糾弾する権利はあるのか。 寛容は不寛容に不寛容であるべきか。 色々と考えされられる内容だった。 やはりとにかく対話すべきなんだと思った。 平成生まれ初の直木賞作家が平成をこう終わらせたかと驚いた。



ふー@tararatta2025年12月27日読み終わった好きなアーティストのオススメだったり古本屋で見かけたりで、目にする機会が多かったので気になって買ってみた。すごい話だった。 正しくありたい、正しくあって欲しいという感情を「欲望」と呼んだことはなかった。本当は正解なんてなくて感情はすべてグラデーションなのに。また読み返したい本なので手元に置いておこう!
3㎗@3deciliter2025年12月20日読み終わった面白かった!冒頭約10ページを読んだ段階で、この本を買ったことに満足した。 私が生きることで、私と似たような人も生きていける世界になるかもしれない。だから、私はこれからも生きていかなければいけない。

- ねむみん@nemumin2025年12月17日読み終わった何から書けばいいか迷うほどに、色々なことを考えさせられた。 群像劇を書くのが上手いな、というのが率直な感想。みんなに幸せになってほしいと思った。それが難しいということはわかっていたはずなのに、物語に突きつけられて強くショックを受けてしまった。こんな世界に希望を持っていいのか、持たない方がいいのか、よくわからない。 運悪く(と言っていいかはわからないが)逮捕されてしまった佳道が、夏月というパートナーを得たことだけが救いに感じた。大也に関しては希望を掴みかけたその先にこの結末を迎えることが残酷と言う他ない。しかしそのおかげで、この作品は、誰もがマイノリティでいる権利、マジョリティを憎む権利、マジョリティであっても悩み苦しむ権利を肯定していると思った。 理不尽な不理解は誰しもに降りかかる。マジョリティに見える人々も、パートナーの体重をあずけられるのが心地いいとかそうじゃないとか、妊娠したいのにできないとか、大小さまざまな悩みを抱え不安になり、下ネタのていで不安を共有している。それ自体はなんら糾弾されることではない。 一方で、その輪から疎外されていると感じる人々もいる。その中でも、輪に入れてほしい人もいれば、勝手に入れるなという人もいる。画一的に正しいことなんてない。 LGBTsだとかマイノリティだとか、そういう線引きは本当に誰かの救いになっているか?そして、あなたが「普通」だと思っているその性癖や考えは、本当に「普通」なのか? 全篇を通してずっと問いかけられているような気がした。センシティブな話題だからこそ、この作品を読んだ人とは何かひとつ繋がりを感じられる気がする。そんな名作だった。





natsuki@naaaa_3132025年12月15日読み終わった借りてきた@ 自宅面白かった。 朝井リョウ作品初めて読んだけれど本当に面白かった。 人はなぜ異性に興味を持ち興奮するのが当たり前なんだろう。 彼氏がいたら勝ち組、いなければ負け組。異性がいたらいいのかこの世の中。結婚して出産したら安定な道を歩んでいけるのか。 自分はこんな秘密を明かしたよ、だからあなたの秘密をちょうだい。そうじゃないとフェアじゃないでしょ。欲しくもない情報を突きつけてきたくせに見返りを求める人ばかりだ。 共感しかなかった。 今年最後の月に読めてよかった。




ぴよみ@erim_05212025年12月12日読み終わった★★★★★ 世の中の正解が何かを探し、そこから外れないように生きている人生だった。 そんな人生を送っていると、多数派=正しいという考えが身についてしまっている。 多様性という考えが定着しつつある世の中だけど、なぜ多くの人は「受け入れる」側なのか。このスタンスはあまりにも傲慢じゃないか。その時点で普通か普通じゃないかを線引きしていて、自分の浅はかさに気付かされた。 自分の言動が多数派だから正しいと思って声高々に話しても、その言動に苦しんだり嫌悪感を抱いている人がいるということを忘れてはいけない。 そんな当たり前のようででもできていないことに、気付かされる作品で、胸が痛かった
やはきづき@yahakizuki2025年12月10日小説って人間への嫌悪がマシマシ距離感マシマシになる一因にもなり得るのに、戒めの如く読み耽って駆け込み寺のような存在にまでなっているのは矛盾であるような循環であるようなことに気づいた。
小林はやき@hayaki2025年12月3日読み終わった人間同士の摩擦の話だろう、と読むのがしんどいのではないかと邪推してなかなか読まずにいた。 やっと決心して読んでみると、予想していた本とは違った。 人間同士に摩擦が起こるのは、自分を開示してぶつかりあえるのは、「わかりあえる」かも、という希望が少しでもあるときだけなのかもしれない。



ぴた@pirr2025年11月30日読み終わった多様性とは。 結局マジョリティの意見が正しいのか。 マイノリティに配慮してそちらの意見を優先する事が正しいのか。 正しいって誰から見て正しいのか。 考えないといけないって思わせられる本。

川端 彩香@ayaka_kawabata2025年11月30日読み終わったまた読みたい読書日記元積読正しい欲とは何なのか?を常に問われていた気がする。 私の欲は正しいのか?普通やと思っとるけど、他人からしたら異常なのかも?てか普通の欲って何?っていう。 人間の三大欲求のうち、性欲は特に異常性がわかりやすいというか、個によっていろんな趣味趣向があるなぁ、理解できん以前に「そんな癖もあるんか」って感想になることも多々。 そして何よりエッセイとのギャップが激しすぎる😇朝井リョウ氏の頭の中、どうなってんの???





- とや@toya_solitary2025年11月29日読み終わった「多様性」とか「ダイバーシティ」という言葉にうっすらと感じていたもやもやの正体が、一冊の本に詰まっている。ただ、放っておいてほしいだけ。





- ほいみ@heal12025年11月16日読み終わった借りてきた先週、借りてきた日に一気に読んだ。 朝井リョウさんの本が読みたくて借りたのだけれど、読む手が止まらないほど、引き込まれた。 想像していた展開と異なり、自分がどれだけ思い込みで物事を捉えてしまうのか、本当に怖くなった。 冒頭より引用↓ 「多様性、という言葉が生んだものの一つに、おめでたさ、があると感じています。 自分と違う存在を認めよう。他人と運う自分でも胸を振ろう。自分らしさに対して堂々としていよう。生まれ持ったものでジャッジされるなんておかしい。 清々しいほどのおめでたさでキラキラしている言葉です。これらは結局、マイノリティの中のマジョリティにしか当てはまらない言葉であり、話者が想像しうる"自分と違う"にしか向けられていない言業です。」 読む前の自分には戻れない、そんな読書体験は初めてだった。朝井リョウさんの本、他にも読んでみたい。






- barna-etsu@barba-etsu2025年11月3日読み終わった浅井リョウの問題提起のうまさよ。 普通って何?まともって何?という、みんなが収まりたいと思っていてても実態としては存在せず でもやっぱりみんなが欲しているものについて、そんなものはない、みんなそれぞれに多かれ少なかれ異常性はある中で、(みんなが勝手に作り上げたけど実態のない)メインストリームにハマれない悲しさや辛さをうまく表現している話でした。 最後、マイノリティ同士が結びつきを築いていく様子に心が救われていたのですが、なんともいえない最後というのがまた味わい深い。 会社で長年一緒に働いてたって、家族だって、ずっと一緒にいる友人だって私はきっと異常性があることに気づけてないし、気付けることもないかもしれないよね。人間は社会性がある動物だけど、社会性を機能させるために排除した少数的な考えを保持することについては個々の中で処理するしかないし、それはすごくプライベートで、誰のことも分かり切った気になるのは難しいんだろうな、と思わされました



JH@nujamah2025年10月31日読み終わった朝井リョウ作品を読まずにここまできて、昨年何となく手に取って読んでしまったが最後、めちゃくちゃハマりました。これ読む前と後で同じ価値観ではいられないというのはその通り。中2の娘に薦めているが全然手に取ってくれない😅
もちこ@omochimochimochi2025年10月28日読み終わった【あらすじ】 あってはならない感情なんて、この世にない。 それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。 息子が不登校になった検事・啓喜。 初めての恋に気づいた女子大生・八重子。 ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。 ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。 しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった――。 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」 これは共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か?
藤子@fskxx2025年10月27日読み終わった1人で朝井リョウさんフェア実施中。買って長年積んでたものをようやく。朝井さんが作品で時代に「水を差したい」と仰っていたインタビューを読んだ記憶があるけど、『多様性』への水の差し方はこうするんだ、と思いつつ読んだ。映画も見ようかな。



にょっき@niki2025年10月26日読み終わった今後、何をしたらいいのか、世界の動きを、身の回りの動きを、自分の動きを、どう見たら良いのか正直分からなくなった。単純だと思っていた世界が何層にも複雑化されて階層化される。マジョリティによって法も会話も家族も成り立っているこの社会には、自分が想像できないような人間が山ほどいる。誰かにとっては自分もそうであると言える。皆同じなのは、孤独を恐れている点。皆がみんな不安で、明日死なないために忙しなく生きる。そんな世界で自分が何を果たせるのか、想像もしえないような他者とどう関わって「繋がって」いくのか。夜通し議論したいと思わせられる本だった。


- きざみのり@knak552025年10月25日佐々木がかわいそう、でもよかったね。 自分も正しくない人たちのことさもわかった様に批評、応援、受容してるけど、本当は正しい側ってのは常に曖昧で、確認し合わないとわからないからなんだなと思った。正しい側を求めるのって何でだろう 多様性って言葉の一様性が少しわかった気がする

- ねむみん@nemumin2025年10月20日読み始めた前に冒頭で断念したので改めて……のつもりだったけど、どう考えても初見。前読んだのは「何者」だったかも。 こちらのほうが引き込まれる冒頭。読み進めるのが楽しみ。

百舌野@shrikesix2025年10月17日読み終わった誰も誰かの自由に口出しなんか出来ない。身内も、他人も、社会も。でも、社会は「社会が認めたもの」しか公にしちゃいけない不文律がある。それはクソだな、と思う。「多様性」という言葉は結局耳障りのいい綺麗事にしか過ぎなかった、という話。

- 安穏@annon2025年10月16日読み終わったAudible・近い年代の男女二人組の収まりの良さみたいなものが、かなり羨ましいというか、一人で居るのがどうにも居心地が悪くなってきた今日この頃。 ・はじめから選択肢が与えられていない苦しみもある、選択肢があるのにそのどれも掴み取れない苦しみもある。 ・「つながり」も「多様性」も自分がなかなか口にできない言葉のひとつで、それはなぜなのか。100人いたら100人を包めないなら使うべきでない、みたいな白黒思考に侵されている気もするし、でも100人いたら100人包まれるべきだろ、とも思うし、かと言って自分は100人いても100人を包めないし。とも思う。 ・……。


ノノムラ@to_oto012025年10月14日かつて読んだ自分の想像にもないことだったらすんなり受け入れられるものだろうか。 覚えてるのは検事(刑事だっけ)のことくらいかな。最後どう終わってたっけ。読み返してみようかな。
水瀬 湖都@mina_koto20252025年10月5日読み終わった借りてきた@ 自宅「欲」がテーマの本。 大人の隠れた欲に子供が遊ばれているのは中々ぐろいなぁと思った。 正しい欲ってなんなんだろうか。 初めて朝井リョウさんの小説を読んで、色々考えさせられた。別の作品も読んでみたい。


- のる@marienoelle2025年10月5日読み終わった一気に読んだ あの人たちにつらいことが起きると察して読み進めるのがしんどかったが…読んでいる時のわたしの感情はあの人たちの側に立っていたが、現実のああいった人たちに対してどう思うかはちょっと言葉にするのが難しい
Readingdiary@readingdiary2025年10月4日読み終わった何度も読み返す必要があると感じた。 私は何もかもマジョリティだけど、“繋がり”について、とても心に響く文章と出会えた本でした。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

Mei@maple_uqu62025年10月2日読み終わった読みやすい文章とは裏腹に、読むのがどんどんしんどくなっていったのは、読み終わった後に自分がどんな感想を持つのか考えるのが怖かったからだと思う。 どう感じたとしても、それが自分の正欲であると認めざるを得なくなってしまうのが怖かった。(というのを、解説を読んで認識した。自分で考え抜きたかったー...) 散々苦しくなりながら読んでいって、最後の最後に八重子の友人の言葉がぐさぐさと刺さった。。 面白かったけど、苦しい読後感。





この@konokono3012025年9月27日読み終わった正しい欲 自分を俯瞰で眺めても、歴史を振り返っても、世界を見渡しても、そこにある正しさは時に人を抑制する。 あるべき姿に身を投じることで自分を守りつつその息苦しさに眠れない夜もある。 それでも生きていると、じわりと訳の分からない喜びに触れ涙が流れることもある。 朝井リョウさんの作品を初めて読んだ。 この世で生きていくために、朝井さんの作品とも手を組みたいと思った。
おでんち@odenchi2025年9月26日読み終わったちょうど直前に読んだ「爆弾」と「法廷占拠」の中でも事件現場で抜く刑事さんが登場していたので、秘めたる性癖は表に出さないだけでいつの時代も誰しもきっとあったから、今さら多様性とか言っても、ちょっと言えることが多くなっただけのような気がする 多少は理解してもらえるものから、きっとわかってもらえないだろうものまでそれこそ多様にある中で、わかってもらえない絶望とはどんなものだろう 他の犯罪の罪を請け負ってでも隠したい?いや隠したいんじゃなくて言っても理解してもらえないし、下手な言い訳にしか聞こえないだろうから黙ったんだろう 他人を理解するなんて無理な話なのだ 自分自身だって理解できないのに すごい問題提起で考えさせられる話だったが、スッキリしないのでこのモヤモヤをずっと抱えていけということか

Mei@maple_uqu62025年9月22日買ったAmazonで購入。新潮文庫は上の部分がギザギザなのね!(天アンカットと呼ばれるそう。全ての文庫がこうなっているわけではないのか?栞が入るものだけ?)知らずに返品しかけてしまった。。 綺麗に整っているのが良いと思って返品しようとしたけど、こういうもの、むしろこれにお金をかけていると言われると愛着が湧く不思議。
- 風@8ash_62025年9月20日読み終わった読んだ直後で感情の言語化が難しい。 読後から日常生活への気持ちの切り替えが大変。 感想については、時間をかけて言語化して、自分の中に留めておきたい。そう思った。

sazanami@sazanami2025年9月15日読み終わった何も言えません いなくならないから 毎度人間というものの無い瘡蓋を抉られるように感じるのにエッセイはとんでもなくウィットに富んでいて、振れ幅!



花兎@hausagi_232025年9月10日読み終わったかつて読んだ『多様性』とは?と問われる現代に読んでよかった。 自分の視野の狭さを知って、今よりもう少し他者の声に耳を傾けなきゃいけないんだと思った。 結局、正しいとはなんなのか…

たな@tana_o2025年9月10日読み終わった感想読書日記正しさとは一体何なのか、欲望を通して見つめる一冊。 私は無意識に正しさで人を傷付けていたことを知って以来、人と関わるのが怖い気持ちがあります。 自分から正しさを発信する事も、他人が何かを正しいと発信している姿も、怖いと感じる。 正しさは多面的で、生き物みたいだなと思います。 正しさを主張するという事は、人を繋ぎ、明日を生きるエネルギーになる。人を傷付け、明日を奪うエネルギーになる。 悪気があってもなくても、無意識に、どちらの人も生み出す…正しさってそういうものなのかもしれません。 …という正しさを主張していると思うと、感想を書くのが難しいなと感じます。笑 また読み直したいです。何度でも考えたい。





- 讀書讀到@hehehouzhi2025年9月9日読み終わった多様性(笑)の本。正しくなければ除け者にされる。正しいひとが正しくない人にわかってる風に諭してきてマジウザイ。で、ウザイというと、さらそこから、でもね、あなたはそういうけど!と更に展開していくのが秀逸。みな理解されない部分を抱えている。どう、折り合いをつけていく?


Arichamp@bluesea2025年9月7日読み終わったそれぞれが抱えている言いようのない孤独には名前がつかなくても良いし、名前のつかない孤独を誰しもが持っているかもしれないと考えながら周囲にいる自分の大切な人たちをを撫でたいと感じる作品。



そいまる@soimaru2025年9月7日かつて読んだセクシャルマイノリティに対する価値観が変わった一冊。どんなものに性的興奮を覚えるのかは自分で選べない。性的欲求は生理現象にもかかわらず、その性的対象が大衆のそれとは違うことで、それを満たすことが世間では異質なものと捉えられ、更には犯罪になってしまうこともある、背負わされた十字架が余りにも大きすぎる

wakka@marui2025年8月26日読み終わった借りてきた3分の1くらい読んだけどちょいちょい気持ち悪い😭最後まで読んで良かったって思えるんかな…? 最後まで流し読みしたけど刺さらなかった! 人に迷惑だけはかけるなよって感じ…



五月晴@satsukibare2025年8月11日読み終わったここで終わるのか! 登場人物たちを他人とは思えない気がして、でもそんな自分をおこがましいと思った。そして、彼らを他人事として見ている自分もいて嫌になった。 「多様性」についていろいろと思っていたことを言語化してもらったと同時に、自分も刺された感じ。



遍@Areao1s12025年8月10日読み終わった普段他人を理解しようと受け入れようとしている姿勢は、理解されない又は受け入れられない人達から見ると、嫌な気持ちになるんだ……とショック 自分でも普通の人にわかって貰えないようなことを理解者面されて普段から接されるのは嫌なのに、なんで他人には意識が向かなかったんだろう 私は多数のうちの一人だと思うから読んでてちょっとしんどかった。 偏見も、偏見がなくて受け入れる姿勢も、どっちも嫌な気持ちにさせてしまうなら、いっそ無関心がいいのだろうか。無関心って難しいからできないよ〜😢 難しい話だった。まだ難しい。みんな幸せになって欲しいのに

- こう@domotoyoookiii2025年7月31日色々な性欲があると理解しているつもりでした。 そういう性欲があると理解して、人それぞれよねと受け入れているつもりでした。 ですが、異性に対して性的な興奮を覚えるのを一般的な性欲とされていることが、一般的な性欲を持っているとする人にとってはこんなに生きやすく、他の方から見たら羨ましいことなんだと分かっていませんでした。 法律や正義は、一般人とされる人が理解できないものを結果的に排斥するために機能してしまうこともあるのかもしれません。 まぁ、検事である啓喜の頭の固さを笑うことはできないですし、息子と由美との確執はなくならないと思いますが、人間味があって嫌いになれなかったです。特に夏月と佳道の関係性は理想的で素敵でした。 ただし田吉は、この本の必要悪なんでしょうけど、モラハラとか何かしらのハラスメントで訴えられて不幸になれと願ってしまいました。

風@kzpon2025年7月19日読み終わった人の感じない性欲感じるのは、恥ずかしい事なの?それを理由に閉じこもる事は、また別の原因があって、自己肯定感の低さをソレのせいにした壮大なマスターベーションかのようにも思えてしまった。 あまり響いてないのは自分が多数派の人間だからだろうか…と思うと申し訳なくなる。
いくぽぽ@ikureadsbooks2025年7月12日読み終わった読書会読書会楽しかった〜!読み終わった時に読書会でこの本をやりたいって提案してくれたの凄いなと思ったのを思い出した。センシティブな内容で、これについて話したらある程度その人となりが顕になりそうだなと思ったし、本気で話さないとわけがわからなくなる本だよなとも思ったので。 大也と八重子が面と向かうシーンは振り返るとたくさん気づきがある。理解してほしいけど、わかられたくないしわかる訳がない、あなたのことわかる訳ないよ、と伝えることが拒絶ではなく許容になることがある、それはマジで紙一重のことなんだと思った。あと全然違う価値観の人とも繋がりを持つことの一筋の方法みたいなのがあった気がする。

たなか@aaaaaa_paru2025年7月6日読み終わったなかなかのボリュームでしたが、ほとんど一気に読んでしまった なんて残酷な、いやそう勝手に定義するのも自分がマジョリティの中にいるからこそか 解説に共感しました
こゆび@little_finger_2025年6月23日読み終わった🗓4/26~(🛒2024/06/14) 📝512ページ P248「多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。時に吐き気を催し、時に目を瞑りたくなるほど、自分にとって都合の悪いものがすぐ傍で呼吸していることを思い知らされる言葉のはずだ。」 P309「自分が死なないでいることがいいことなのかは、正直、わからない。自殺禁止と約楽してまで生き延びていることに何の意味があるのかもわからない。だけど、自殺の後処理に関わるだろう人に迷惑をかけないでいられるというだけでも、今は、生きるほうを選んでみていることに意味がある気がしている。」 P334「自分にとって不快なものを排除していくことが世の中の健全さに繋がると言じている人たちは、「時代がアップデートされていく」なんて喜ぶ。」 P359「人間は結局、自分のことしか知り得ない。社会とは、究極的に狭い視野しか持ち合わせていない個人の集まりだ。それなのにいつだって、ほんの一部の人の手によって、すべての人間に違う形で備わっている欲求の形が整えられていく。」
なぽりたん@cham04102025年6月17日びっくりした。 多様性というと、私には重いなぁと思いつつ、手が止まらず。後半は先が気になって久々の睡眠時間を削ってしまった。えっ?えーっ?とブツブツいいながら、これは、すごいなぁ。と思った。 (いつになったら私の語彙力があがるのか) いずれまた読みたい。
Ken@ken_book_lover2025年5月30日読み終わった「多様性」が謳われる現代において、マイノリティとマジョリティという二項対立が抑圧している"更なるマイノリティ"の存在を描いた物語。「正しい」性欲・性的指向を持つことの特権性、あるいは、「正しい」側に立つ故の不安や拘束性。我々はこれらを「想像する力」を持ち合わせていないのである。 「そう、これはもう、いま孤独に苦しむ誰かのためになんていう奉仕の気持ちからくる誓いではない。明日再びたった独りになっているかもしれない自分を、今から救い始めておきたいのだ。」(p.288) マイノリティ同士の「繋がり」ってこういうことなんやろなと。
テキサス書林@texasayumi2025年5月28日読み終わった最初から最後まで面白かった。即、推し本に認定。『桐島、部活辞めるってよ』がデビューで出世作の朝井リョウ。初めて読む朝井リョウだけど、ストーリーも構成も文章も、歪であり鬱屈としながら美しさがあり、これをセンスと言わずになんというか。自分の我を押し通す美しさではなく、秩序と葛藤が不安定なバランスで保たれる美しさ。『桐島〜』も絶対読むし、全作読みたい。
佐羽@yagisawasshoi2025年5月25日読み終わった初オーディオブックで、運転時に聞いてた。 いや八重子おまそれストーカーなんよストーカーがでけえツラして説教すなよもうあのシーン居た堪れなくてキッツキッツキッツキッツなってしまった……まだ学祭前の打ち合わせでアカバレ直前あたりはまあ大学生だしなあとか思ってたけどもうストーカーしたあたりでお前はダメだ、誰よりも自分の欲に正直でそれが正しいって思っている……自分が一番大変って思ってるよねはブーメランなんよ、相手はそれどこの話じゃねえ……あのダンスサークルの女からクソみたいなバトン受け取ったのがお前の終わりの始まりよ……いや目立ちたくないみたいにしといて学祭とかやり始めたあたりよ…… まじで、土足で踏み荒らされるってこう言うことだよな……「我は、おばさん」を読んだ私は八重子に「おばさんなったらそんなん全部なくなるよ、一生そんなんじゃないから安心しなよ」って言いたいけど、大学生のうら若い女の子にはわからんのよなあ…… 夏月たちがあんなにがんばって作ったつながりは、確かに誰も取りこぼさなかったよ……いや夏生の職場の向かいの女はいまだおばさんになりたくないしなれなくて暴れてたな……八重子すまん、例外おったわ 土足で踏み荒らされるの、お前はまだ舗装されてるけど大也たちは土なんだよ、八重子お前はコンクリなんよ国から補助金出て舗装できるけど、大也たちには社会的に補助金降りないんだよ……それでもやっていかなきゃいけなかったのにね……啓喜なんかちゃんとアスファルトだもんな、土舗装の気持ちわからんのよ

ピカリ@uyghutfhirdgu2025年5月24日読み終わったうーん、面白かった!冒頭から「なるほどなぁ、そうかぁ」と思った。 「あるなぁ。こんなこと。」と思い出すことがあったり。私は所詮理解してるつもり側の人だなと身に染みた。 ラストまでまだまだだと思ってたら終わったので驚いた。いろんなこと本当に考え深まったし、伝わったと思う。でも普通に続きが気になるんだが。もう少し小説の続き書いてもらえないでしょうか?




あいすま@asuma-konchiwa2025年5月7日読み終わった絶対的な正しさは、この世に極々少数で 大抵は文化・環境・状況等々によってひっくり返る曖昧な’’正しさ’’ばかりだと思う。(子供を守ることは絶対的な正しさだと私は思うけど) この寄る辺のない不安溢れる世界だからこそ、外国では宗教が尊ばれたり、この国では集団で異端者を排除しようとする繋がりが生まれるのかなとか考えた。 法律はなるべく道徳に沿って作られて欲しいけど、あくまで混沌とした世の中を上手く回すために作られていて(ワートリの受け売りですが!)万人を幸せに導くものでは無いのかも……。 自分の構成要素を否定する思想が一般常識の世界で生き続けるのは辛いだろうな。 一方的な被害者がいない限りは、嫌いな思想でもスルー・ブロックしていくのが良いのかな?自分に都合の良い意見ばかり聞いても偏りそうで嫌だな。 今は難しくてまだ自分の中の答えが出ないけど、とりあえず長い本を久しぶりに読破出来て良かった。


柴犬@storyseller2025年4月8日読み直した若いってああいうことだよな、と思う。背中に余計な脂肪がついていないこと。自分の暇を埋めるためには思い付きで誰かの感情を引っ掻き回してみてもいいと思っていること。社会の多数派から零れ落ちることによる自滅的な思考や苦しみに鈍感でいられること。鈍さは重さだ。鈍さからくる無邪気は、重い邪気だ。 負の感情に呑み込まれそうになったとき、夏月は、田舎の車社会の数少ないメリットを実感する。どれだけ我を忘れて感情が暴走しそうになっても、自分の身体より遥かに大きくてパワーのある鉄の塊を操るとなると、落ち着かざるを得ない。 みんな本当は、気づいているのではないだろうか。 自分はまともである、正解であると思える唯一の依り所が"多数派でいる”という ことの矛盾に。 三分の二を二回続けて選ぶ確率は九分の四であるように、"多数派にずっと立ち続ける”ことは立派な少数派であることに。 明日もきっと、未来から見た"あのとき”になる。









もるてけ@moruteke2025年4月5日読み終わった浅井リョウの作品を初めて読んだが、ファンになった。表現の仕方が捻くれすぎてる(褒め言葉)し、多様性をそういうふうに捉えたこともなかった。 自分の中になかったものが増えたような気がして、読んで良かったと思える作品。




- たかたか@tak_vv22025年3月27日読み終わったあくまでも個人的な感想です。 読むたびに不快な気持ちになって読み終わるのに半年もかかりました。途中で何度も読むのを止めようと思いましたが、頑張って読み終わりました。こんなに不快な気持ちになる本は初めてで、イヤラシイ悪を感じるために不快になったんだと気付きました。


廣 亜津美@hiroatme2025年3月8日かつて読んだ少しづつ、少しづつ、ベールが剥がれていく展開は面白い。全体像が見えると、その多様性というものを上っ面しか表現していない気がしました。内面の心情までは見えてこないというか
猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ定期的に読み返す。 "多様性"という言葉の影に潜むもの。読みながらそのリアリティのグロさにゾッとする。 自分も恐らく無自覚で、その影に潜むもののことを勝手に排他して生きている。 『放っておいてほしい。そうしたら、勝手に生きるので。』 ただ、この本を読んで「理解した気になる」ことは非常に簡単なことかもしれない。だからこそ、考え続けること自体をやめないでこれからも生き続けていきたいと思いたい。 そして『多様性』とは、適度に無関心でいることだと思っている。 自分達が理解出来る範囲でのマイノリティという名の畑。その畑を耕していたとしても、それは結局表面の部分だけに過ぎなくて、多様性というレールをみんな無意識に、自動的に、勝手に敷いていきている。そして誰かにとっての『正当性』が、時には『暴力』であるということ。


夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだ胸くそな人物もたくさん出てくるのに、小説としてはとても面白かった。 夏月が一番共感できた。 世の中の普通と思われる人たちが何と不快なんだろうと、普段私は「嫌いな人や苦手な人は?」と問われた時に「薄っぺらい人」と答えているが、まさにそういう人たちの事なんだと実感した。 八重子が傷つけられる事をとても望みながら読んでしまっている自分は何なんだろうと思った。
- 香@asuuu_012025年3月6日目に見えるものだけが全てではない。 目に見えないものほど、どれだけ重要で、生きにくさを感じる。 「お前は普通じゃない」と勝手に排除してはならない。 人の"裏"に勝手に触れてはならない。 苦しかった、でも最後まで読んだ。 わたしもいつか、誰かと手を組みたい。 こんな世界を生き抜くために。
猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ"多様性"という言葉の影に潜むもの。読みながらそのリアリティのグロさにゾッとする。 自分も恐らく無自覚で、その影に潜むもののことを勝手に排他して生きている。 『放っておいてほしい。そうしたら、勝手に生きるので。』 ただ、この本を読んで「理解した気になる」ことは非常に簡単なことかもしれない。 読む度に頭がパンクしそうになるし、今の自分の脳みそでは感想を書くことも難しい。だからこそ、考え続けること自体をやめないでこれからも生き続けていきたいと思う。 『多様性』とは、適度に無関心でいることだと自分は思う。 自分達が理解出来る範囲でのマイノリティという名の畑。その畑を耕していたとしても、それは結局表面の部分だけに過ぎなくて、多様性というレールをみんな無意識に、自動的に、そして勝手に敷かれながら毎日を生きているのかもしれない。 誰かの『正当性』が、誰かにとっては『暴力』であるということ。
秋の空@aki-books-1352025年1月7日読み終わった想像の枠を押し広げてくるような作品。マイノリティの生きづらさも、マジョリティの奥にある孤独も、両方しんどい。八重子と大也の激論のシーンがよかった。




とりもも@torimomo2062024年11月11日読み終わった多様性の時代、手を取り合って生きていこうねって綺麗な世の中だけど、そんな多様性の枠にすら入れないアブノーマルな性癖の人たちが中心となって進みます。世の中の価値観や街人に溢れる広告は多数派に向けたもので、この世界は「明日、死にたくない」が当たり前の人たちのためのものだという登場人物の主張は痛いほど刺さりました。 ただ突き詰めて考えると多数派ってなんだ?多数派と少数派に境界線なんてあるのか?となるし、多数派の中でも今まさに絶望してる人がいて、隣の芝生を青く感じてしまって今いる立場で悩み苦しむ別の登場人物の姿にも共感しました。 読む人全員が思うところがあると思うのでおすすめです。読んでよかった。
haru_68@haru_682024年10月3日読み終わったまた読みたいNo.1 (2024年1冊目) ✒︎ ___________________________________________ あってはならない感情なんて、この世にない。 それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。 息子が不登校になった検事・啓喜。 初めての恋に気づいた女子大生・八重子。 ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。 ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。 しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、 ひどく不都合なものだった――。 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、 そりゃ気持ちいいよな」
まお@mao_ssss2023年11月9日読み終わった「何者」の作者か。あれは映画だけ見てかなりくらったけど、この1冊もまた本当に意地の悪いテーマを突きつけてくる。そんなことわかってる、わかったうえで目を逸らしてる、ことに、「他人面すんな」と叫んでくる。
ne3ui@o-akubi2023年10月20日読み終わった世で叫ばれている"多様性"を理解していたつもりだったけど、自分の視野の狭さに嫌な気持ちになった。登場人物たちを追ったのちに描かれる田吉への嫌悪感、でも自分だってこういう何の気なしの正欲が誰かを傷付けてしまうことがあって、それに気付けず生きてきた自分に心底悲しくなった。朝井リョウって私の中で爽やかな青色みたいなイメージだったから書店でこの本の前をずっとスルーし続けていたけど、買って本当に良かった。心がずっしり重い。何を思えば、私はどう生きていくのが正解なんだろうか。ニュースを見る度この本が思い出されそう…。

はぐらうり@hagurauri-books2023年9月24日読み終わったバランス感覚のある人間だと思うが、あまり違和感とか苦痛がなく読めてしまったと思うことそのものが正欲に絡め取られている証拠か。逃れられない。



もちごめ@nhn_12151900年1月1日読み終わった正直、イマイチだった。コンセプトはいい。期待した。が、自分が思い描くグロテスクさがなかった。 ただ、それぞれの登場人物の心情を考察するのは、とても楽しかったので、それだけでも読んだ価値があっただろう。
ちゃも@ninelives91900年1月1日読み終わった『なぜ人間には文学が必要なのか?』 私は正欲を読んで、この疑問に対する明確な答えを1つ、見つける事ができました。 そこかしこで見聞きする『多様性』という言葉。 その言葉には、我々が想像もつかないような価値観を持った人々が確かに存在している。 今作に登場する、『水』に性的興奮を覚える人々。 もしも彼らの口から、彼ら自身のこれまでの苦しみや疎外感を説明されたとして、果たしてどれだけの人々がそこに共感や寄り添う感情が湧いてくるでしょうか? 『気持ち悪い』とか『理解ができない』とか、そんな否定的な言葉で拒絶してしまうのが多数ではないでしょうか? そもそも彼ら自身がそれを見越して、語ることを諦めてしまうでしょう。 でも『文学』なら、『物語』なら、彼らの苦しみや疎外感を、彼らとは全く違う価値観を持った人々でも共感できるであろう要素や語り口が、取っ掛かりのような物が、きっとその中に描かれているはず。 私は、この世界に『文学』があって本当に良かったと、心から思いました。 朝井リョウ先生、ありがとうございます。

蛍@bcgcco1900年1月1日読み終わった多様性が唱えられて久しいが、その言葉を振りかざす人間の視野の狭さたるや。人間の弱さや矛盾、エゴを容赦なく突きつけてくる、朝井リョウらしいいやーな作品。正しさとはいつもマジョリティ側にあるのだな、と改めて思わされた。読み終わってしばらくしてもではどうすべきだったのか?と第三者目線で考えてしまった。
2g@2g1900年1月1日読み終わった友人に薦められて読んだ。 何か異様な盛り上がりがあるもんだと勝手に想像して読んでいたのでかなりしっとり?ヌメっ…と終わって(……?さいでっか……)となったが、かなりスルスルと読み終わったのも事実。 これに感動した人の感想を聞きたい 聞いたらもう1回読みたい
























































































































































































































































