"ダロウェイ夫人" 2026年5月8日

波
@namireads
2026年5月8日
ダロウェイ夫人
ダロウェイ夫人
ヴァージニア・ウルフ,
丹治愛
"たぶん彼女は心のなかでこう思っている。わたしたちは沈没船に鎖でつながれた滅びゆく民だから(…)、この世のすべてはつまらない冗談にすぎないけれども、とにかく各自の務めを果たしましょう。囚人仲間(…)の苦痛を和らげ、地下牢を花と空気枕で飾りましょう、力のかぎり立派に生きましょう。神々というあの悪漢どもに勝手な真似をさせるものですか──彼女の考えでは、神々というのは折りあらばわれわれの人生を傷つけ、妨害し、台無しにするけれども、それでもこちらが淑女らしくふるまいつづければ、本気で面食らわせてやることだってできる。"p141 いま何か真実に触れたような気分になったけど毎回違うところでギュンとなるのだから何度読んでも新しいウルフ。いつも心にミセスダロウェイを住まわせておきたい、だって誰もこんなこと教えてくれないもの
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved