
ジクロロ
@jirowcrew
2026年5月8日

読み終わった
ポストコロニアリズムの「ポスト」とは永遠の現在進行形の記号である。過去と現在と未来を行き来しながら、反転の契機を歴史と記憶の中に探し求め続けること。ポストコロニアリズムは、近代という植民地が形作ってきた過去の時空に対する批判的視点を提供し、あり得たかもしれない歴史を現在において想像して、未来の新たな創造へと生かすーそんな私たち自身の日常的営みへの励ましなのだ。
(『あとがきにかえて』)
「あり得たかもしれない歴史」を想像することは、今という地続きの時間を、ある意味で「誤配」の成果だと捉え、宙吊りにすること。
「ポスト」は常に口を開け、赤く佇む。
その沈黙に耳を澄ますことで、届けられるもの。
「遅れて」やってくる玉響(たまゆら)。
「ポスト」(という言葉)のある場所に注目してみたいと思わせてくれる。

