
香夜
@kayoino
2026年5月7日
激しく煌めく短い命
綿矢りさ
読み終わった
中学時代、悪意も好意も残酷すぎるほどにストレートで、舞い上がるほど嬉しいときと死ぬほど辛いときの波が激しすぎる感じとか生々しすぎて痛々しすぎて懐かしい。
「段々母は涙声になってきて、やっぱりここには被害者しかいない。私は常に加害者だ。」
久乃のお母さんは専業主婦でサレ妻で、京都の差別意識まで加わり、周りから人が離れて行く寂しさと被害者意識が顕著。社会から取り残され家族にもそっぽを向かれる母親像は、先々の自分への警告、すごく反面教師にしたくなる。
そしてなにより橋本くん。この物語に橋本くんがいなかったら2人は離れ離れだったかもしれない。
自分の利にならないことでも、幼馴染のために動く橋本くんみたいな人が世の中いっぱいいたらどんなに幸せだろう。
橋本くんはどんな家庭で育ったんだろう。




