激しく煌めく短い命
152件の記録
- rg@ragizine2026年2月19日読み終わった感想2026年読了旅のお供に似合わない分厚さを頑張って持ち運び、新幹線内で読了 "新しい家族"を果敢に描いている点、日本国内で浮き彫りになる人種差別の話はありがたい ちょうど横浜美術館で日韓の展示があり、在日の方の事も過ぎっているタイミングで読めてよかった 一方で生のみ〜の時も感じていたけど、なんだか仰々しいというか、、、 女女の物語を読めて嬉しい反面、ロマンティックラブイデオロギーには呆れてしまう あと具体的な性描写も要るのだろうか?
yayano@yaya72026年1月25日読み終わったまわりに「生まれの悪い」「あのこらレズやねんて」と陰湿に人格外を揶揄され、立ち向かえる綸とまわりを気にする久乃。正反対のふたりに、時を経ても「それでもこの人と一緒にいたい」と言わせるのかどうなるのかと、読み進めていくたしかな贅沢。 もちろん数日に分けて読んだので、綸と久乃、どうなるんやろ〜とやきもきしながら過ごしたこの日々はひさびさに充実していた。




あんどん書房@andn2026年1月14日読み終わった『文學界』の連載で最後の数回だけ読んだけど、やはり最初から通して読みたいと思って手に取った。悠木久乃と朱村綸、二人の少女が出会い、恋に落ち、別れ、そして再び出会うまでを描く大作。 辞書並みの厚さになっているのは中学時代と再会後32歳の今を描く二部構成になっていることもあるが、何よりも圧倒的なディテールの描写によるものだろう。たとえば序盤には90年代の京都の中学における同和教育の授業風景が出てくる。恋だけでなく、その周囲にある時代性や社会を描くことへの並々ならぬ熱量が伺える。 『文學界』のインタビューによると、綿矢さんは本作を意識的に「百合小説」として書かれたという。一方で、百合にありがちな「きれいごと」だけで終わってしまう展開にはしたくなかったとも。 個人的に百合というと日常系アニメのゆるふわ系やSNS漫画の関係性重視のようなものを思い浮かべてしまうが、当事者性を娯楽として消費してしまっていいのかという後ろめたさもある。そこを誠実に向き合われている綿矢さんはすごいと思う。 二人の人物像として、久乃は家庭のこともあって、周りから変に思われたりルールを破って怒られないことにものすごく気を遣っている。綸の影響でだんだん遊ぶようにはなってくるけれど、それでも中心の部分は変わらずにいる。一方の綸は周囲の目なんて知ったこっちゃないという溌剌なタイプ。この微妙な噛み合わなさが後々亀裂をもたらしてしまうのだが、それを20年越しに乗り越える展開にはやはりカタルシスがあった。 作品のメインテーマが恋であるならば、もう一つの大きなテーマが「世代」だろうか。90年代というギリギリ昭和の価値観のなかで育ってきた人たちが、急速に変わってゆく時代に取り残されてゆく。どちからというとおじさんメインの作品に多いテーマだが、そんな社会に適応してきてしまったバリキャリとしての久乃もまた、その流れの中で戸惑っている。 “時代性とはそういうものだ。無関係に生きていたように見える人間さえ、その時代の空気に飲み込まれ、溶け込んでいる。”(P528) 戸惑いの中で疲弊してゆく久乃を救ってくれるのは、やはり綸しかいないのだった。 二人は中学生の頃にできなかったことのその先へと進むが、合間合間で中学時代の(書かれなかった)記憶が挟まれていて、あの頃も確かに豊かな時間だったんだなぁと伺えるのが良い。 本文書体:凸版文久明朝 写真:釜谷洋史 装丁:野中深雪


- ゆう@ymmt12132026年1月6日読み終わった第1部は、90年代末を中学生として過ごした世代だからこそ得られる特別な読書体験があった。あの頃の空気感がそのまま甦る感覚。自分の思い出とも重ねながら、各エピソードをじっくり噛み締めながら読んだ1部に対して、第2部は寝食を忘れて一気に読んでしまった。新年からここまで胸がいっぱいになる本を読めて嬉しい。

オーカド珈琲@K77772025年12月31日読み終わった90年代の京都、13歳の久乃は同級生の綸と出会い、互いに惹かれていく。そして20年近くが過ぎ、二人は東京で再会し… 二部構成の全600ページ超ですが、あっという間に読み終わりました。特に前半の時代を切り取ったような小さなエピソードの積み重ねに引き込まれてしまいました。 この先皆が幸せであるように願ってやみません(特に橋本君!)
🔖ぼう|読書記録@book_252025年12月31日読み終わったずっと気になっていた作品! 分厚さの割に読み始めるとスラスラと読んでしまって、あっという間に読み終わってしまいました。 第一部は、私自身はまだ生まれていない時代や住んだことのない京都を舞台に描かれていたので、こんな空気感なのかと驚きながら、物語に溢れている綿谷節に痺れました…。 なんだか物語の中の登場人物は、強さだけではなく醜さや弱さを含めて全力で生きている感じで、少し眩しかったです。 物語を読んだ後にこの作品についている赤いスピンがとても素敵だなと感じました!
エマ子@emma-05082025年12月16日読み終わった中学生時代を描いた前半がビリビリするほど鮮烈で、スーパーラヴァーズやソックタッチという単語に大興奮。その代わり後半の32歳編はどこか薄ぼんやりした印象。久乃が世界に興味を失っていたってことでもあるし、読み手である自分の問題でもある。中学生までは結構みんな同じ流行りや価値観の中で生きてるけどそこから人生ってバラバラに分岐していく。単に私が大人久乃の人生に対して解像度が低かっただけかもしれない。 それにしても橋本くん…なんて面倒見の良さなのか。




ミツル@log_82025年12月14日読み終わった借りてきた『生のみ生のままで』と比べると、情より理に重きを置いた感じを受けた。正直、京都弁を使う中学時代の二人の描写が魅力的過ぎて、大人になった二人の煌めきが足りない気がした。
エマ子@emma-05082025年12月5日読み始めた初めての綿矢りさ。 文章の密度が高くてグッと深く引き込まれてしまう感じが恐ろしい。気がつくとすごいページが進んでる。 まだ物語序盤なんだけど、1990年代後半から2000年代の関西のリアルな空気感が味わえるのもよい。







安穏@annon2025年12月2日読み終わった以下ネタバレ含む感想です *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ *._______________ 少女ふたりの恋愛が、32歳、大人の女性同士の関係に変わるとき。14歳の瑞々しい描写から一気に雰囲気が変わって重く暗い気持ちになったり、ふたり以外の人間に救われたり、久乃と綸がふたりぼっちじゃなくてよかった。橋本くんありがとう。 人の命は短い、今生きている人は時代が変わるのを待ってなんかいられない。でもその中でやってみるしか、やっていくしかない。死後の世界に馴染みのなくなってしまった現代の私も、お地蔵さんに見守ってもらう死後の世界より、今生きている世界で幸せになりたい。日本でも早く同性婚ができるようになってほしい。
安穏@annon2025年11月27日読んでる読んでる時間が嬉しい小説。小中学生のときにあった朝読書の時間、確かにあっという間だったなあ。今大人になって朝出勤前を読書の時間に充てているけど、ついついスマホに手が伸びてしまう。小説なら夢中になれる。


anko@books_anko2025年11月16日読み終わった綿矢りささんは私にとって特別な作家です。 芥川賞を同年代の少女が受賞したと知った時の衝撃は今でも覚えています。 才能のある若者への羨望と尊敬。 何より、何者にもなれていない自分に焦りました。 あれから20年以上が経ちこの本を読みました。 同じ時代に中学生だった私。 懐かしくて恋しいあの時代。 もう忘れかけていたあの頃の感情。 本作を読んでいる間、あの頃に戻ったようなそんな感覚になりました。 同性を好きになった時の葛藤や不安、そして周りからの差別。 それでも「好き」だけは変わらない。 辛くなる部分もありますが、とても美しい物語です。





- オイラくん@oira-kun2025年11月16日京都出身の2人の女性、久乃と輪の中学生と30歳を過ぎ再開した成人期の2章立ての話 中学生時代が90年後期にあたり自分の学生時代とほぼ同年代のため作中に出てくる流行りものや時代の空気感がとてもよく分かる、そして懐かしい

かわい書房@kawaishibou2025年10月30日読み終わった2日半で爆読。 中学時代詳細すぎん…?って思ってたけど、 あの頃のあの年代のあの感情の機微をあんなに克明に文章にできる綿矢さん凄すぎると思う。
nami 𓐃✈︎@____73r2025年10月14日読み終わった不当な扱いを受けて、怒る元気があるときはまだ良いのだと歳を重ねて思う。だけど、もう身体にも心にもそんな元気はどこにも残っていない夜はいくつもある。そういうときに、わたしの心の中にはうっすら穴ぼこができて、そこから他者の心無い声がズカズカと入ってくる。 綿矢りささんの新作が3連休後半の中心にいました。長編を読ませてくれることの幸福。愛情も労働も差別も、ぜんぶ詰まっている大作。






読谷 文@fumi_yomitani2025年10月14日読み終わったまず装丁とタイトルに釘付けになる。 なんと美しいのか。 中学の入学式での2人の出会い方が抜群に詩情に溢れていてよかった。 京都の自然を背景に、あまりにも緻密にみっしりと描かれる中学生活の行事やテストなどの描写を読んでいると、未熟で劣等感の塊でしかなかった自身の中学時代にびゅーんと連れ去られて苦しくてたまらない。 第二部の再会編では、終盤に近づくにつれて幾度もギアが上がっていってテンションが振り回され、最後にはカタルシスの落涙。 タイトル出てくるのそこなのか!と意外に思いつつも、久乃にとって重要な場面に繋がるわけで、こう来るかぁ〜と唸らされた。 あえて登場人物を絞り、エピソードなども具体的には書かず、かなり削いで書いたのだろうなと想像するが、上下巻に分かれてもよいから、もっと久乃の実家でのドロドロが詳しく欲しかった!というのが個人的な感想。 たまに出てくる芯を食うような豪速球フレーズが心に刺さる。 大人になっても変わらず真面目で優等生な久乃が、その業界のその仕事に就いてそんなことするか?との違和感は感じつつ、まあ巨大な伏線でもあるからなぁとは思った。 この辺り文學界10月号の著者インタビューにも久乃の抑圧として書かれていたけど、であればこそ、その抑圧の詳細が欲しかったなと。




- マーモット@marmot2025年10月7日読み終わった図書館本長くて挫折するかと思ったけどどうにか完走した。 主人公の隠れクズっぷりに胸焼けがしたけど、私も含め人間そんなもんで、むしろよく書き切ったなぁと思う。 筆者と歳がほぼ同じで、だけど中学生の時のことなんていいことなかったから私は記憶から抹消されてることが多いけど、こんな詳細に覚えているの凄すぎるなと思った。



縁@yuenchan2025年10月2日読み終わった自分はこの人生でどう生きたいのか、どこまでの覚悟で人と寄り添うのか、考えなきゃいけないと思った 本当の差別も偏見も自分の中にあって、本能のままに生きることを阻んでいるのは自分の無意識の正しさに縛られた不安だけなのに 目を覆いたくなるほど痛々しい瞬間があっても、希望で人生を選び取れる2人はかっこよく見えた






ブッカー・T&ザ・MG's@daichia2025年9月21日読み終わった「感情に名前をつけて呼べば、とたんに魔法らくだけ散る。スペアミントを噛むような、甘く涼しい連なりを、絶やさないように夢見ている。」 中学生の時に感じていた空気や色を思い出しました。
- mamo@reads_mamo2025年9月19日読み終わった@ 自宅あっちゅうまに終わってしまった。 時代がリンクしていて、中学時代のリアルなな空気感が蘇ったし、後半のスレた30代も妙に引き込まれてしまい。 文学界に著者へのインタビューも載っていて、軒並みならぬ情熱で書かれたことがありありと伝わってきた。










ふんばり温泉@s_aka_gami2025年9月19日読み終わった完全にタイトル・ジャケ買い。 でも読んでよかった。 差別や偏見、本能や打算の狭間で自分が生きる道を決めていく過程に何度も心打たれて夜更かししてしまった。 ぼくらが生きてる時代は自分が本当に何をして生きていきたいかを見極めるのは大変だし、それが分かっても大事にし続けるのは苦しさと向き合わなければならないんだよな。 綸はすごいいい女だし、橋本君はすごいいい奴。



- mamo@reads_mamo2025年8月22日気になる読みたい@ ジュンク堂書店 池袋本店ジュンク堂で手に取ったらものすごく分厚かった!けどその分読み応えがすごそう…!持ち歩きたいからkindleかな。書店には並んでるのに、kindle版の発売まであと3日…待てない!!

k.@rom-random1900年1月1日読みたい労働と労働と労働と差別の話 https://www.instagram.com/p/DPXyAp3ERsk/?igsh=M29oYzdtczBoZjcy- penモチ@penmochi1900年1月1日読み終わったタイトルが本文に出てきてはっとした。ただただ続きを気になって読み進めたが、タイトルを常に念頭に置いてもう一度読みたい。最後半は実は妄想なんじゃないかとか、もっと悲惨なことが実は起こってるんじゃないかとか、、ハッピーエンドですごく嬉しい反面、そんなことも考えたり。感情の揺れにすごく共感。時間の密度が違うとレビューで読んだがまさに。

そら@sora_book1900年1月1日読み終わった恋愛、親子関係、仕事、差別問題 微妙な年齢の女同士の友情は、少し違えば主人公のようになっていたかもしれないと思った。 長編でたっぷり楽しみた1冊だった。



































































































