
森野進
@morinossm
2026年5月8日

ドッペルゲンガー
ナオミ・クライン
読んでる
第3部読み終わり。
ミラーワールドの論理が見えなくする現実の不都合な部分について。権威ある者(陰謀論に出てくるような悪の組織ではなく単にお金持ちだったりする者たち)によって問題がすり替えられ、スケープゴートとなった集団は偏見に覆い隠されてしまう。読む前に「ナオミ」という名前がユダヤ系である認識がなかったのでここまでユダヤ人にまつわる話題を大きく扱うと思っていなかった。著者の冷静さと芯となるべき人権意識・倫理からブレないようにする注意深さがあるから安心して読める。
読みながらなんども自分の属する集団が加害者であったことをちゃんと教えてくれる歴史教育の貴重さを思わずにはいられない。