ドッペルゲンガー

22件の記録
- ムニムニマン@muni8muni82026年5月11日読み終わった序章の段階では、著者が何を言おうとしているのかわからず、最後まで読めるだろうかと不安だった。しかし、いざ本編が始まるともう面白くてページを捲る指が止まらなかった。コロナ禍や陰謀論など、日本に住む私たちにも共通する体験から始まり、世界の極右化傾向や非定型発達と反ワクチンについてなど、著者の関心領域が広がっていくにつれて、読み手もそれらに向き合わざるを得なくなる。そして、さすが著者と感心したのが、それらを「個人の問題(自己責任)」とするのではなく「システムに問題がある」からそれらが発生する、としたところ。終幕まで、安心して読むことができた。 図書館で借りた本だったので、手元に置きたいと思いさっそくe-honで注文しました。
森野進@morinossm2026年5月9日読み終わった読んでよかった。この本で取り上げられているトピックに限らず身の回りのことや社会課題について、内省しよりよい解決方法を考える力になってくれる本だと思う。具体的な働きかけをする勇気はなかなか出ないが… 個人が個々に満足を目指せばそれでいい、それが自由だ、干渉しないのが優しさだとコミュ障的には思いたくなってしまうが、巡り巡って逆効果を生むことについて真剣に考えなくてはいけないな…

森野進@morinossm2026年5月8日読んでる第3部読み終わり。 ミラーワールドの論理が見えなくする現実の不都合な部分について。権威ある者(陰謀論に出てくるような悪の組織ではなく単にお金持ちだったりする者たち)によって問題がすり替えられ、スケープゴートとなった集団は偏見に覆い隠されてしまう。読む前に「ナオミ」という名前がユダヤ系である認識がなかったのでここまでユダヤ人にまつわる話題を大きく扱うと思っていなかった。著者の冷静さと芯となるべき人権意識・倫理からブレないようにする注意深さがあるから安心して読める。 読みながらなんども自分の属する集団が加害者であったことをちゃんと教えてくれる歴史教育の貴重さを思わずにはいられない。
森野進@morinossm2026年5月2日読んでる第2部を読んでるところ。話が大きくなってきた。ドッペルゲンガーとなる個人の話から、そのような言動が起こる社会的環境の話、ある種生態系の話を聞いているような周囲の利害関係の働きまで視線が及ぶ。面白いし、アテンション・エコノミーに飲まれてうんざりしながらも調査をし考えることをやめない姿勢には元気づけられる。
森野進@morinossm2026年4月29日読んでるここで見かけて気になったので自分も読み始めた。失礼ながら著者のほかの本は読んだことがない。思ったより分厚くて、でも非常に興味深いトピックでどんどん先が読みたくなる。本文にも「ほかの人は面白がってる」という指摘があるのが分かってて申し訳ないが、とても面白い状況に陥っていますねと…そう、陰謀論系は外野から見ている限りでは見世物のように感じられてしまう 本人の体験はたまったものではないことは想像に難くないのだけども
なかむら@duxuni2026年1月2日読み終わった終章で(だけじゃないけど)泣いてしまった。本当に良い本だった。自分がこの五年くらい考えたり感じたりしてきたことに、はっきりとした見通しを与えてくれた気がする。「したがって冷静さは、抵抗のひとつの形なのだ」(ジョン・バージャー)





















