
Michika
@0610shun
2026年5月8日
スロウハイツの神様(上)
辻村深月
読んでる
ほのぼのとしたシェアハウスでの日常から
徐々に登場人物の個性がわかってきて、
それぞれが抱えている思いが展開される様が、
テンポよく進むからどんどん読みたくなる。
夢を持つ若き作家たちの
仲間への憧れとか尊敬が当然のようにそこにあるのに、
時々どうしようもない焦燥に潰されそうになる。
それでもゆずれない気持ちを軸にして創作し続ける姿に涙が出そうになる場面もあった。
穏やかな日常の描写が続くのに、
言葉の端々に張りつめた空気があって
この共同生活…誰かの環境が変化したらあっという間に崩れていくんだろうなとも感じてる。
静かな始まりだけど、
この先で何かが動き出しそうな予感が強く残った。
辻村深月さんの作品は
丁寧すぎるくらいにゆっくりと登場人物を描くからこそ、
最後の回収作業にぞわぞわくるから下巻も楽しみ!









