
Tomy
@books_tomy
2026年5月8日
十戒
夕木春央
読み終わった
途中で犯人に勘付いてしまったり『方舟』に比べると殺人の動機の逼迫感が弱かったためか、衝撃度を『方舟』と比べてしまうと見劣りはするけれど、誰が犯人かわからない閉ざされた空間で一緒に過ごす怖さは本作の方が強く感じた。
途中の犯人による証拠隠滅の部分は、これ絶対犯人「やることが…やることが多い…!!」って思ってるじゃんと想像して少し可笑しかった。
あと青柳碧人氏の解説を読んで「そこで『方舟』と繋がるんだ!!」と衝撃を受けた。両者は別の世界線の話だと思い込んでいて本編を読んでも思い至らなかったので。
もし3作目があるなら正当防衛的殺人というコンセプトも残しつつさらにもう一捻りしたミステリを読んでみたいと思うのは読者の我儘な願いだろうか。


