汐見 "白鷺立つ" 2026年5月8日

汐見
汐見
@siomi250927
2026年5月8日
白鷺立つ
白鷺立つ
住田祐
江戸時代後期の比叡山延暦寺が舞台の小説。大阿闍梨になるため過酷な「千日回峰行」に挑む仏僧の話。 馴染みのない内容で最初読めるかなと不安に思ったけど、引き込まれるうちに気が付いたら読了。 小説内でも章をまたぐと数年経過しているような年月のかかる修行。その行程を初めて知る面白さに加えて、子弟の互いに対する複雑な心情など、 濃い人間ドラマも。 悟りに近づき生き仏と成るための厳しい修行の原動力が、切実で強烈な「欲」であることが対比になっている感じがして面白かった。 読み終えた後に千日回峰行について調べて、現代にも満行して大阿闍梨となった人がいることを知った。
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