
Tama^2
@Quo_vadis
2026年5月9日
読み終わった
紙の本でしか味わえない読書体験と聞き、気になって購入し、一瞬で読み終えた。
中盤までは言葉にできない違和感をかすかに感じるくらいで、普通のミステリー風味の物語として面白かったのでよんでいたのだが、終盤で本作の仕掛けが明かされたときには脱帽した。
警戒していたのに気付けなかった。
読書好きの読者は読んでいてなにかを感じると思うが、気付かせない技術がすごい。
ぜひ情報をいれずに読んで欲しい。
以下、ネタバレ
↓
↓
読んでいる間、各章のページの裏が白紙になってるという違和感には気付いた。まさか、その違和感が仕掛けと関係しているとは。。
そもそも章に分ける場合は通常、目次とセットのはずだ、そうでないと1章、2章、3章…と章立てする実用性が薄い。
なので、物語の場合は何章と言わずに、登場人物○○の場合とか、日時とかで、進行することが多い。
まさか、違和感のない場面転換のために章の区切りを使用しているとはおもわなかった。
文章そのものがトリックと言う点ではピエールルメートルの某作品と似ているだろうが、更なる仕掛けによってかける労力は、ピエールルメートルをしのぐ。
とてもよかったです。


