
Vivian0716
@koolzy
2026年5月8日

麒麟児
冲方丁
読み終わった
江戸城無血開城を成し遂げた勝海舟と西郷隆盛の関係を中心にして行き詰まるドラマの展開を楽しめる小説。この二人のどちらが欠けても明治維新への流れはまったく違ったものになっていたと改めて思われます。虎視眈々と日本を狙う外国勢力の中で、意識がどこに向いているか?ビジョナリーという言葉はなかったはずですが、視野の広い二人が(これには坂本龍馬も含めたい)いてくれたおかげで日本は最悪の事態を免れたのだと思いました。またこの小説の中では山岡鉄舟などの姿を通して「禅の呼吸」がどういうものか?が具体的な場面で挿入され、禅とは何なのか?というものの一端を知ることができたのも私の印象に残った。








