麒麟児

3件の記録
Vivian0716@koolzy2026年5月8日読み終わった江戸城無血開城を成し遂げた勝海舟と西郷隆盛の関係を中心にして行き詰まるドラマの展開を楽しめる小説。この二人のどちらが欠けても明治維新への流れはまったく違ったものになっていたと改めて思われます。虎視眈々と日本を狙う外国勢力の中で、意識がどこに向いているか?ビジョナリーという言葉はなかったはずですが、視野の広い二人が(これには坂本龍馬も含めたい)いてくれたおかげで日本は最悪の事態を免れたのだと思いました。またこの小説の中では山岡鉄舟などの姿を通して「禅の呼吸」がどういうものか?が具体的な場面で挿入され、禅とは何なのか?というものの一端を知ることができたのも私の印象に残った。








廣 亜津美@hiroatme2026年5月7日読み終わった西郷吉之助(隆盛)、勝麟太郎(海舟)に比べると、地味な印象の山岡鉄太郎(鉄舟)の話。焦土戦術をちらつかせての駆け引き、そして江戸無血開城を細かく描くところは面白いです。駆け引きばかりで派手さはないですが、そこを楽しむ本でしょう。 徳川慶喜の扱われ方が面白いです







- 本の王子さま@hoshino_122026年1月7日読み終わった借りてきたここらへんの時代の知識がほぼドラマ大奥、少しだけの大河だったんだけどなぜか勝海舟に良いイメージがなかった でもこの麒麟児を読むと苦労人だったんだなと そして何より西郷さんとの関わり合いがこんなに深いとは知らなかった 徳川側と官軍側である勝さんと西郷さんがそれぞれ国の未来という同じ方向を見ていて、そんな2人だからこそ言葉の中にある真意を汲み取り合う いくつものあわや、を躱して無血開城を成し遂げる 敵対する2人が強い信頼で結ばれている、というのはどの歴史でも熱いものがある 同じ歴史上の出来事でも、メインになる人が違うと物事の見方や人の印象が変わるのが面白い 別角度の作品を見てからまた今作を読んでも楽しいかも
