
ぴぐ
@pgmn
2026年5月9日

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫 ク 2-2)
アゴタ・クリストフ,
堀茂樹
読み終わった
1作目とは打って変わった語り方で、これはどんな物語になるのだろうかとソワソワしながら読み始めた。
大部分は「ぼくら」から片割れの「リュカ」となった後の物語であるが、最後の第8章までくると、今までのリュカの物語はなんだったんだ?と1作目に続き再び読者を謎の中へ突き放つ終わり方をしていて戸惑っている。この戸惑いこそが、これら三部作の醍醐味かもなあと思う。
自己を証明するものは、名前でも身分証でも自ら記した記録でもないらしい。
